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2023.07.14
デジタル地球儀SPHEREが設置されました
7月13日(木)本校校舎1階 TEA LIBRARYにデジタル地球儀「SPHERE」が設置されました。
「SPHERE」は世界初のデジタル地球儀「触れる地球」を原型に、常に新たなデータやコンテンツがオンラインで更新される「進化する地球儀」です。
人工衛星から送られてくるリアルタイムの雲や台風の発生、世界の都市のライブカメラの画像、数億年前の大陸移動から地球温暖化の未来予測まで、生きた地球の様子を確認できます。
また、気候変動や自然災害、貧困や飢餓、ゴミ問題など、現代の地球のリアルな課題を「見える化」し、国立環境研究所、東京大学、JAXA 、ウェザーニューズなどの機関から提供されたデータをもとに構成された100以上のコンテンツを呼び出して表示することが可能です。
この日、操作のデモンストレーションに80名を超える生徒たちがTEA LIBRARYに集いました。
リアルタイムに表示された雲画像に、海水温の状態が重ねて表示された次の瞬間、コンテンツが切り替わり、世界の栄養不足人口率(貧困率)が国ごとに表示されると、生徒たちからは驚きの声が上がりました。
また、地球温暖化予測の2つのシミュレーションが交互に表示され、私たちの選択次第で未来のシナリオは大きく変わることがビジュアルで表示されると、生徒たちは真剣な眼差しでSPHEREを見つめていました。
生徒たちからの「地学や物理の授業でも是非使いたい」との声が、SPHEREへの関心の高さを物語っています。
生徒たちの知的好奇心と探究心を高め、充実した6年間の学園生活を送ることができるよう、洗足学園は最高の環境を用意しています。
2023.07.13
医学部進学希望者向けガイダンスを行いました
6月24日(土)の放課後、医学部への進学を目指す生徒たちに、本校の卒業生が来校し、ガイダンスを実施しました。
講師として来校いただいたのは、医学部へ進学後、現在は麻酔科医として活躍されている卒業生のSさんです。
医学部での6年間の学びの様子は、高校生ではなかなかイメージしづらいものですが、実際の学びの内容や、病院での実習の様子、国家試験に向けた勉強方法など、医学部での経験を生かした具体的な話がありました。
また、実際に医師として勤務経験から、国家試験合格後の「研修医」としての勤務内容や、専門科の選び方、現在の勤務スケジュールなど、医師という仕事を具体的にイメージできる話に、漠然とした「医師」のイメージが鮮明になっていきました。
生徒たちは、Sさんの話を目を輝かせながら聴き入っていました。
質疑応答では、医師としてのキャリアとライフステージについての質問が多く出ました。
女性医師としてのキャリアを考えるにあたって、生徒たちには関心の深いテーマであったようです。
終了後、生徒たちの感想には「将来について不安なことも多かったが、具体的なイメージができたことで医学部への思いが強くなりました」「具体的な生活の様子がわかったことで、自分自身のキャリアをイメージできました」などの声がありました。
卒業生が社会で活躍されている様子を見て、自分の将来について改めて考え、「幸福な自己実現」へ向けて決意を新たにする機会となったようです。
2023.07.12
1学期期末考査の答案返却が行われています
昨日(7月11日)より3日間の日程で、先週実施されました1学期期末考査の答案返却が行われています。
本校では7月21日(金)より夏休みに入りますが、夏休みは学習面においても大変重要な期間となります。
1学期に学んだ内容の理解度を高め、わからない部分を残さないようにし、2学期以降の学習の土台を固めると共にこれからの学びの展望を描いていくことが、夏休みにおける重要な要素となります。
1学期の期末考査の結果は、その夏休みの過ごし方の貴重な材料となる「自身の今」を示してくれる道しるべです。
単に得点の高低で一喜一憂するのではなく、これまでの授業での学び、家庭での学びのどの点に課題があり、それをどのようにしていけば次のステップに繋がるのか。
期末考査の答案は、未来を描いていくためのスタート地点を示してくれています。
教室では返却された答案を真剣に見つめる生徒たちの姿がありました。
本校では答案を返却して終わりではなく、その解説を先生が的確に行っていきます。
先生のアドバイスを聞き漏らすまいと、生徒たちは答案や問題用紙に懸命に書き込みを行っていました。
これから始まる夏休みが充実した時間となるよう、今回の考査の結果を生徒たちには生かしていってもらいたいと思います。
2023.07.11
ジャージー島研修に出発しました
誰もが国際社会への対応を求められるこれからの時代、生徒たちが国際人としての資質を養っていけるよう、本校では学内での教育はもとより、数多くの語学研修や留学の機会を設けております。
本校では本年度より従来の語学研修に加え、新たに「ジャージー島研修」を実施することになりました。
この研修は、ドーバー海峡に位置するイギリス領ジャージー島にある「JERSEY COLLEGE」において世界30か国から女子中高生が集い行われる「Female Leadership研修」に参加するプログラムとなりますが、「Female Leadership研修」への日本人の参加は本校の生徒たちが初となります。
異なる国籍の参加者数名で1チームを編成し、協力しながらビジネスプランを作成し競い合う内容やチームごとに社会問題等の解決策を考えていく内容がプログラムに盛り込まれています。
今夏は本校より8名の生徒が参加を希望し、昨日7月10日(月)に羽田空港より出発しました。
空港に集合した生徒たちは、元気いっぱいの笑顔で、これからの2週間のプログラムへの期待に、胸を膨ませている様子でした。
7月12日より本格的にスタートするプログラムでは、チームビルディングから始まり、各日に「Thinking Big(夢を大きく持つ)」「What’s Really Needed(本当に必要なもの)」「Team Challenge(チームでの挑戦)」「Targeting the Need(ニーズをターゲットにする)」「Where’s the Money(資金調達と財務報告のトレーニング)」などのテーマに基づいたワークショップと発表が行われます。
生徒たちは、このチャンスを掴み、研修で大きく成長して帰ってきてくれることでしょう。
本校では今後も、従来の語学研修・留学プログラムに留まることなく、新たな取り組みを積極的に行っていきます。
2023.07.07
彩羽祭ポスター・キャラクターが決定しました
本校では生徒自治活動の重要な柱として彩羽祭(文化祭)を位置づけ、テーマの選定から催しの企画・立案、実行委員会の組織づくり、当日の運営に至るまで全てを生徒たちが取り仕切り、実行します。
アフターコロナの初年度となる今年は、昨年・一昨年より前進した新たな彩羽祭開催に向け、全ての内容を見直し、再構築するため、実行委員を中心に着々と準備を進めています。
本年度の彩羽祭のテーマは「Next Step」です。
生徒たちはNext Stepに「文化祭が、生徒一人ひとりにとって『次』の『段階』(Next Step)に進むきっかけになってほしい」「次の彩羽祭にもバトンを繋げられるようなよりよい文化祭にしたい」という意味を込めました。
このテーマのもと、参加団体は9月の本番に向けて準備を進めています。
この日校長室に、彩羽祭実行委員会ポスター・装飾部門の役員が訪れました。
先日生徒たちの投票によって選ばれたポスター部門最優秀賞、優秀賞の作品、キャラクター部門最優秀賞・優秀賞の作品を宮阪校長先生に報告・贈呈するためです。
ポスター部門の作品は、今年のテーマである「Next Step」を体現した壮大な構図に、鮮やかな彩色が印象的な、秀逸な作品です。
キャラクター部門の作品は、缶バッジにプリントされることを考慮し、ミニマルながらも誰もが親しみを覚える、愛らしい作品です。
惜しくも賞には届かなかった作品も含めて、生徒たちの彩羽祭にかける思いが、作品からひしひしと伝わってきました。
是非、生徒たちの力作をWEB上でご鑑賞ください。
2023.07.06
リーダー学年の生徒たちに向けた卒業生の講演
本校では、多くの委員会や部活動といった組織の運営のリーダーを、高校2年の生徒たちが担っています。
下級生の様子に目を配り、目標から逆算してスケジュールを組む。
組織のリーダーとして全体を見渡す立場だからこそ、高2生たちは様々な壁に直面することが多くあります。
先日、高校2年では、「リーダーの悩み解決講演会」と題し、卒業生を招いて講演会を行いました。
この講演会は、同級生から「より良いリーダーたるためにはどうしたらよいか」という声が多く聞かれることに気がついた生徒会の生徒たちが、自ら企画して実現したものです。
卒業してから間もない卒業生からは、洗足時代にリーダーとしてどのようなことを心がけていたかを、既に社会人として活躍する卒業生からは、企業内外の人々とどのように協働しているかなどの貴重な話を聞くことができました。
終了後、生徒たちからは、「集団として同じ目標を共有することは、とても重要なことだと気がついた」「目標を共有したり、仕事を割り振ったりするために、もっと同輩・後輩と積極的なコミュニケーションをとろうと思った」などの感想が寄せられました。
また、「リーダーが抱えている悩みを知ったことで、もっと力になれるよう声をかけようと思った」「リーダーを支える側になったとき、心掛けたほうがよいことが見えてきて、とても勉強になった」といった感想もありました。
この講演会を機に、リーダーを務める生徒も、リーダーを支える生徒も、より一層結びつきを強めて活動に励んでくれることを期待します。
洗足学園では、卒業生がロールモデルとして生徒と関わる機会を大切にしています。
同じ学び舎で学び、社会で活躍する先輩たちの姿に、「自分もこんな風に」と憧れ、努力する生徒が数多くいるのも洗足学園の特徴です。
2023.07.05
洗足学園のインターンシップ活動について紹介いたします
先週のNEWS&TOPICSの「高1 キャリア講演会」記事内で、本校では今夏、高校1年において生徒たちがインターンシップ活動に参加することを紹介いたしました。
本日はそのインターシップ活動に向けた取り組みをレポートいたします。
高校1年では6月の総合的な探究の時間において、夏期インターン活動の説明を行いました。
夏期インターン活動とは、キャリアプログラムの一環として、企業のもとに赴き、職業体験を行うという試みです。
普段の学校生活では得られない体験をし、2学期以降本格化する進路に関する選択に活かしていくことを目的にしています。
今年度は、金融、証券、商社、メーカー、コンサルタント、IT、研究職、開発職、法律事務所、シンクタンク、宇宙開発機関などの企業の協力を得て、多種多様なインターン先を用意することができました。
生徒たちは、インターン先の一覧表を食い入るように見つめ、目を輝かせながら教員の説明を書き留めていました。
興味関心のある企業を選ぶか、濃密なプログラムを用意している企業を選ぶか、また自分自身にとっても意外性のある企業を選ぶか。
真剣に考えている生徒たちの姿に、頼もしさを感じました。
自分のキャリアを見据えて、様々な経験を積むひと夏にしてほしいと思います。
2023.07.04
高2 修学旅行に向けた取り組み
本校では、中学3年次と高校2年次に修学旅行を実施しています。
10月に中学3年生たちは九州の地を、高校2年生たちは関西の地を訪れます。
本日は、秋の修学旅行に向け、着々と準備を進めている高校2年生たちの様子を紹介いたします。
本年度の高校2年修学旅行では、班別に自由に行程を設定する自由研修に加え、修学旅行委員の生徒たちが企画した5つのコースから1つを選択して行う、コース別研修を行います。
この日は、コース別研修の各コースについての生徒たちのプレゼンテーションが行われました。
5つのコースはそれぞれ、京都の伝統工芸や食文化に関する体験学習を行います。
それぞれのコースを企画した委員自ら、各コースで体験する内容や見学する施設の詳細の説明に熱弁をふるいました。
すべてのコースの説明が、「修学旅行でしかできない、とっておきの体験」の魅力をよく伝えており、その面白さはもちろんのこと、体験から何を学べるかについてよく知ることができるプレゼンテーションとなっていました。
「このコースを選んで後悔はさせません!」「最高の思い出を形に残すならこのコースしかありません!」とアピールする各修学旅行委員の発表に、どのコースの希望を提出するか、生徒たちは本当に悩ましかったようです。
修学旅行委員の生徒たちは、提出された希望を踏まえ、更に打ち合わせを重ねていきます。
より良い修学旅行を創りあげるべく、試行錯誤を重ねる生徒たちの努力は、確実に具体的な形を結びつつあります。
2023.07.03
1学期期末考査が始まりました
本日より、全学年で1学期の期末考査が始まりました。
生徒たちは、新年度のスタートとなる学期を、行事に、課外活動に、学外交流活動に積極的に参加しながらも、学びを止めることなく授業・家庭での学習に集中して取り組み、努力を続けてきました。
学習面において特筆すべきは、中間考査後の特別授業で見つかった課題点を常に意識し、それを踏まえた学習を進め、期末考査を迎えたことです。
明確に目標を持って取り組む学習姿勢は、本校の生徒たちの伝統スタイルです。
教室では、試験を受けている生徒たちの懸命な姿がありました。
真剣に、また真摯に問題に向き合う生徒たちの姿からは、これまでのひたむきな頑張りが伝わってきました。
自分自身の目標を定めて努力してきた成果を、思う存分発揮してもらいたいと思います。
中学1年では中間考査にはなかった技術家庭、保健体育の考査が加わり、幾何、代数、国語A、国語B、英語A、英語B、理科、社会と合わせて10科目の考査が4日間の日程で行われます。
中学入学後、初めての学期である1学期の締めくくりとして、全力で頑張ってもらいたいと思います。
2023.06.30
Stanford e-Japan Program優秀賞に選ばれた生徒の活躍
本校では、独自の教育の大きな柱の一つとして学外交流活動を掲げています。
本日は「Stanford e-Japan Program」を受講し、最終論文審査において優秀賞に選ばれた高校3年F.Rさんの活躍を紹介いたします。
「Stanford e-Japan Program」は、米国スタンフォード大学の国際異文化教育プログラム(SPICE)が、2015年から日本の高校生を対象に英語で実施している日米相互文化理解のためのオンライン講座です。
書類選考と面接に合格した高校生30名程が参加し、様々な分野の教授や専門家などによるライブ講義を受講します。
アメリカの教育・宗教、日米関係、第二次世界大戦、二国の文化比較、未来の日米関係などについて学び、クラスメイトとのディスカッションや課題に取り組んでいきます。
Fさんは、かつてイタリアに在住していた際に通学していたアメリカンスクールにて、異文化が混在してる環境で学んでいました。
この中で、ダイバーシティーの重要性を学んだFさん。
ダイバーシティーについて更に深く学び、この考え方を広く紹介していきたいという思いから、本プログラムへの参加を決意しました。
昨年9月から今年2月までの「Stanford e-Japan Program」での学びを経て、最終論文では「男女の格差」に関するエッセイを執筆し、提出しました。
Fさんの論文は高く評価され、優秀賞に選ばれました。
8月には授賞式に出席するため、スタンフォード大学に赴くFさん。
「将来は国連で働きたい」と報告に訪れた校長室で力強く語ってくれました。
NEWS&TOPICSでは、今後も生徒たちの活躍をレポートしていきます。
2023.06.29
校内に七夕の飾りつけが行われました
洗足学園は「季節を感じられる学校」です。
春には学園に植えられた桜が見事に咲き誇り、新入生の入学をお祝いします。
5月には、正門をくぐり正面にある銀色に輝く「シルバーマウンテン」前に並べられた鯉幟が、爽やかな風を受けてたなびきます。
クリスマスシーズンや雛祭りの季節には、Minerva Cafeがクリスマスツリーや雛飾りで彩られます。
7月は七夕です。
来月の七夕に向けて、校舎2階の吹き抜けスペースのアトリウムに、生徒たちの願いが書かれた短冊を結びつけた笹が飾りつけられました。
短冊に書かれた願いには、中学1年生から高校3年生までの生徒たちのそれぞれの思いが込められていました。
「世界が平和でありますように」
「夏休み 勉強も 部活も 遊びも充実した生活をおくれますように」
「未来の自分が笑顔でありますように」
「理想の自分になれますように」
「家族全員が健康で幸せに暮らせますように」
「目標達成に向けて最後まで努力しきれますように」
生徒たちの願いがどれも実現しますように。
そして、その願いが実現できるよう学校として全力でサポートしていきたいと思います。
2023.06.28
高1 キャリア講演会を行いました
6月22日(木)の総合的な探究の時間に、高校1年ではキャリア教育の一環として、起業家を招いての講演会を実施いたしました。
今回講演を行っていただいたのは、全国4000以上のクリニックにITサービスを提供している株式会社レイヤード 代表取締役社長 毛塚牧人氏です。
毛塚先生は、ご自身の歩みを具体的に話される中で、「起業する」という選択肢は特別なものではなくなってきていることを語られました。
これまでは、「起業する」という選択肢が視野になかったり、困難だという思い込みから敬遠したりしていた生徒も多くいたようです。
しかし、毛塚先生の親しくも明晰な語り口に、「もしかしたら私でも」「私ならどんな事業ができるだろう」といった積極的に「起業」について考える様子が見られました。
「起業」には多くの苦労が伴うことも講演の中で伝えられましたが、それ以上に生徒たちは、事業を通じて社会にコミットするという考え方に感銘を受けたようです。
質疑応答では、生徒たちの手が積極的に挙がり、起業に関する疑問を毛塚先生に投げかけていました。
高1生たちは夏休みに、実際に企業に赴くインターンシップ体験を行う予定です。
自らのキャリアについて考える機会も多い中で、今回の講演によってその視野は確実に広がったようです。
2023.06.27
洗足ならではの授業の紹介~中3 国語編
リテラシー能力、コンピテンシー能力を育み、自らの人生をデザインできる力を培う洗足学園の授業。
前回に続き今回は、中学3年の現代文の授業での取り組みをご紹介いたします。
中学3年では、長崎への修学旅行に向けて学年全体の取り組みとして平和学習を行っています。
その一環として、現代文の授業において、「平和」を扱った本を持ち寄り、ビブリオバトルをおこないました。
それぞれがお気に入りの一冊を持ち寄り、班に分かれて本の魅力をプレゼンテーションしていきます。
小説だけではなく、実際の戦争体験を扱った本など、様々なジャンルの本が集まりました。
発表方法も様々で、印象に残ったセリフを読み上げている生徒もおり、発表への質問が活発に飛び交う白熱したやり取りが行われていました。
班ごとのプレゼンテーション終了後、各班で勝ち残った生徒がクラス全員に向けて発表を行い、最優秀本を決定していきました。
今まで知らなかった本に触れたことが、生徒たちの次の読書体験に確実につながっていきます。
本校の授業には、PDCA(Plan,Do,Check,Action)サイクルがあります。
今回の授業でも、生徒たちからは「準備したことを伝えきれなかった、次回があるならもっとシミュレーションをしてから臨みたい」といった声もあがっていました。
活動を振り返ることで、生徒たちは授業を通してPDCAサイクルを実践していきます。
これからも洗足学園の進化する授業を紹介していきます。
2023.06.26
7月学校説明会追加募集のご案内
7月8日(土)に開催予定の「一般入試志望者対象学校説明会」は申込者多数の為、満席となっておりましたが、受入人数を増やし追加の予約を承ることといたしました。
各回25組、1日合計100組を追加で設け、6月28日(水)午前9時より受付を開始しております。
以下の詳細をご覧いただき申し込みいただければと思います。
(ご予約はmiraicompassよりお申込みいただけます。)
こちらのページの最下段の「お申し込みはこちら」ボタンより専用サイトに接続してください。
本校にお越しいただき、洗足学園の教育をご理解いただければと思います。
一般入試志望者対象学校説明会
開催日
2023年7月8日(土)
開催時間
1回目 説明会: 9:00~ 9:45 校舎見学: 9:45~10:30
2回目 説明会:11:10~11:55 校舎見学:11:55~12:40
3回目 説明会:13:20~14:05 校舎見学:14:05~14:50
4回目 説明会:15:30~16:15 校舎見学:16:15~17:00
※1回目から4回目までの説明会の内容はすべて同じ内容となります。
定員 各回追加25組 1日合計100組
集合場所:洗足学園中学高等学校 大講堂
参加対象:本校の一般入試受験をお考えの受験生・保護者
説明会内容
・学校長ご挨拶・教育説明
・洗足学園の学力育成について
・在校生 学外交流活動の報告
・卒業生インタビュー
・2024年度一般入試について
※ご希望の方は校舎見学のご案内をいたします。
ご予約にあたって:
・より多くの受験生・保護者がご参加いただけるよう、当日の参加可能人数を1家庭最大2名とさせていただきます
・ご予約は1家庭1回のみとなります。複数回のご予約は承れません。
・6月授業見学会・帰国生入試志望者対象学校説明会にお申し込みの方も、ご予約は可能です。
・予約の変更はマイページより行ってください。
・参加日、参加回の変更は、予約状況によっては行うことができないこともございます。
・キャンセルをする場合は、miraicompassで手続きをお願いします。
学校説明会の申し込み方法
追加分予約受付開始
2023年6月28日(水)AM9:00
予約受付終了
一般説明会 2023年7月 8日(土)AM8:30
※先着順のため、残席がなくなった時点で予約を終了いたします。
お申込みに関して
1. miraicompassよりお申込みいただけます。こちらのページの最下段の「お申し込みはこちら」ボタンより専用サイトに接続してください。
2.受付完了後、学校説明会参加通知メールが届きます。当日はプリントアウトしたもの、もしくは携帯電話の画面を係の者にお見せください。
3.キャンセル待ちは承りません。
予約の変更に関して
・予約の変更はマイページより行ってください。
・参加日、参加回の変更は、予約状況によっては行うことができないこともございます。
キャンセルに関して
・キャンセルはmiraicompassで手続きをお願いします。
当日に関するご注意
・発熱や風邪の症状がある場合は、当日のご来校を見合わせてください。
・集合時間までに、中学高校校舎2階大講堂にお越しください。
・個別相談会はございません。校舎見学の際に担当者にご質問ください。
個人情報について
・お申し込み時にご入力いただいた個人情報につきましては、学校説明会への参加目的に限り使用いたします。
2023.06.23
洗足ならではの授業の紹介~中2 社会編
不確実・不安定なこれからの時代を生き抜いていく力を6年間のカリキュラムの中で育て上げるべく、本校では各教科が工夫を凝らした授業を実施しております。
本日は、中学2年で行われた社会の授業内のグループ活動の様子をレポートいたします。
社会(世界/W)の授業では、今学期、資本主義社会の主役とされる株式会社について学習する中で、経済の仕組みを学んできました。
また、世界の大きな流れの学習を続ける中、世界で起こった経済危機を調査し、財政破綻を経験したアイスランドがいかにして復興してきたのかについて学習を行いました。
今回は、今までの学習内容をふまえ、各グループで世界経済や経済危機をテーマとし、問いを決め、「クラゲチャート」を用い、根拠を示しながら各班3分間のプレゼンテーションを行いました。
それぞれが面白く思ったトピックを深め、「株価が上昇している中、不景気であるという認識があるのはどういうことか」、「次に恐慌が起きるのはいつか」などの問いを設定し、問いへの答えにつながる根拠を示しながら、生徒たちは自分たちなりの考えを提示していました。
準備時間は、1コマ65分という限られた時間ながら、グループ内での対話を通し、結論を導き出そうとする姿勢には、授業担当の教員も目をみはるものがありました。
生徒たちに深い思考を促し、これからの社会を生き抜いていく力を本校では育成していきます。
2023.06.21
俳句甲子園での生徒たちの健闘
第26回俳句甲子園全国高等学校俳句選手権大会に、高校1年生24名からなる4チームが参加しました。
俳句甲子園とは、5人1チームで俳句作品の点数と鑑賞の点数の合計で競う大会です。
俳句甲子園への参加は、洗足学園として初の挑戦となります。
生徒は、5月初旬から熱心に句作に取り組みました。
兼題は、「日永」「草餅」「ヒヤシンス」といずれも春の季語で、一部の生徒には馴染みがないものであったらしく、悪戦苦闘をしていました。
しかし、試行錯誤を繰り返しながら、少しずつ句が出来上がっていき、自分の手を離れて一つの小宇宙が完成すると、大きな達成感を覚えたようです。
中間考査後からは俳句の鑑賞の練習にも取り組み、自主的に朝の時間に集まり、チームの俳句の良い点・悪い点に関して徹底的に議論する姿が見られました。
数か月前までは俳句の初歩すらも知らなかった生徒たちが、俳句の細部にまで切り込み、精緻に鑑賞する姿は、崇高なものが感じられました。
本番の6月11日(日)、生徒たちは、東京大会の会場である羽田空港第1ターミナルビルに赴きました。
東京大会は2会場に分かれ、各会場の優勝チームが全国大会への切符を手にします。
生徒たちは、最初こそ緊張した面持ちではありましたが、両会場のチームとも日頃の成果を十分に発揮し、初出場とは思えないほど闊達な質疑応答と鑑賞を見せてくれました。
彼女たちのみずみずしい俳句作品は、審査員から好評をいただき、本人たちは驚きながらも嬉しそうな表情を見せていました。
結果としては両会場のチームとも1勝2敗となり、残念ながら全国大会へ出場することは叶いませんでしたが、同好の士が切磋琢磨する環境から、多くのものを得たようです。
「来年度の俳句甲子園も出場し、全国大会を目指したいです。」と語る生徒たちは、学校に戻り早速、宮阪校長先生に学校公認団体立ち上げの申請を行いました。
生徒たちの今後の活躍から目が離せません。
2023.06.20
書道部・写真部・文藝同好会の合同展示が行われました
本校では生徒の自治活動の大きな柱として、部活動・同好会活動が位置づけられています。
生徒たちは学業との両立を図りながら、活動に打ち込んでいます。
今回は文化部・文化系同好会から、書道部・写真部と文藝同好会の合同展示企画を紹介いたします。
普段より、身の周りにある何気ない風景の中にも物語を見出し、撮影を通じてそれを表現している写真部。
その写真部が撮影し、現像した写真に、書道部の生徒たちが毛筆で書いた「文字」を、文藝同好会の生徒たちが詩として表現した「ことば」を添えていきます。
木々とその間から差し込む光を切り取った写真には
「朝 目が覚める。
顔を上げると木々の間から
優しく静かな光が差していた。」
という詩が添えられていました。
映像とテクストが融合し、新たなジャンルの芸術として生み出された作品に、多くの生徒たちが足を止めて、真剣な眼差しで鑑賞をしていました。
生徒たちの意欲的な取り組みを今後もレポートしていきます。
2023.06.19
紫陽祭(合唱コンクール)が行われました

準備の進捗状況を報告する実行委員長・副委員長

開催日前日に実行委員から校長先生に完成したパンフレットが手渡されました
6月17日(土)、中学行事の「紫陽祭」が開催されました。
昨年までの「紫陽祭」は、新型コロナウイルス感染症への対策として、各クラスが工夫を凝らしたダンスや演劇などの発表を行う行事として実施していましたが、今年度は待ちに待った「合唱コンクール」として開催されました。
「紫陽祭」というタイトルには、小さい花が集まって大きな花をつくる紫陽花のように、ひとり一人が集まって大きな力を生み出したいという生徒たちの想いが込められています。
ひとり一人の歌声が重なり、素晴らしいハーモニーとなる合唱にふさわしい行事名です。
そして、今年のテーマは「青春」です。
開催前にコンクールの準備の進捗状況の報告を行うため校長室を訪れた実行委員長のN.Sさんは、「『青春』の今しか感じられない思いをこの合唱コンクールにぶつけ、全力を出し合い、全力で楽しみ、洗足に新しい風を吹かせたいです」と意気込みを語ってくれました。
これまで中学の各クラスではグランプリを目指し、クラスで団結して練習を行い、当日に向けて努力を積み重ねてきました。
また、運営も実行委員長が中心となり、来場者の誘導、着座案内、司会進行、舞台裏進行など全てを生徒たちが行いました。
どのポジションにいる生徒たちも、全員が満面の笑顔で会場となる前田ホールで活躍をしていました。
各クラスの合唱は、単に声を合わせて歌うだけではなく、今自分たちの伝えたいことを歌声を通して表現していました。
中学1年生の初々しさ、中学2年生の向上心、中学3年生の情熱、どの学年、どのクラスの合唱にも特徴があり、それぞれのメッセージが伝わってくる歌声でした。
グランプリ、学年優秀賞、生徒賞に輝いたクラスも、惜しくも賞は逃したクラスも、「紫陽祭」への取り組みを通して、クラスの結束を強められたようでした。
そして、頼りになる高校生たちがいない中、見事に中学生だけでこの大舞台の運営を行った実行委員の生徒たちは、一回りも二回りも大きく成長していました。
生徒たちにとって挑戦の大切さを感じ、自立への大きな前進ができた1日となりました。
グランプリ 中学3年E組 自由曲「UNIVERSE」(藤原聡)
中学3年優秀賞 中学3年B組 自由曲「星影のエール」(GREEEEN)
中学2年優秀賞 中学2年C組 自由曲「キセキ」(GREEEEN)
中学1年優秀賞 中学1年D組 自由曲「夏色」(北川悠仁)
生徒賞 中学3年A組 自由曲「点描の唄」(大森元貴)
※生徒賞は、生徒による投票で選ばれる賞です。
2023.06.16
慶應義塾大学と連携し食育の講座を実施しました
本校では積極的に大学や企業と連携し、幅広く特別講座を開設しています。
今回は、慶應義塾大学とコラボレーションし、食育に関する講座を開講しました。
6月3日(土)放課後、慶應義塾大学医学部化学教室の井上浩義教授、パティシエの大山栄蔵先生を講師にお迎えし、「日本人の食物繊維摂取とアンチエイジング」をテーマに講座を実施いたしました。
当日は食に興味関心のある生徒たちが参加し、大変な盛り上がりを見せました。
井上先生の講話では、ユーモラスかつデータを基にしたお話に、生徒たちは引き込まれ、その内容を熱心に書き留めていました。
適量の食物繊維の摂取は、大腸がんのリスクを半分近くに減らす働きもあるということを聞き、生徒たちは驚きの表情を見せていました。
また、食物繊維の不足分を補うことについて具体的なアドバイスもあり、自身の食生活をどのように改善するとよいかに思いを巡らせているようでした。
アンチエイジングの側面においても、摂取する食物が大きな影響を与えることを知り、改めて「食」の重要さについて考えさせられたようでした。
大山先生は、ショートケーキの作り方を実演してくださいました。
明るく、飾らない姿勢でケーキ作りについて教えていただき、生徒たちは熟練のパティシエならではの考え方を伺うことができました。
特に砂糖やバター、イチゴや生クリームなど、ケーキを作るのに欠かせない食材に関する詳細なお話は、大変興味深いものであったようです。
また、フランスでの修行時代のお話や長年の経験に裏打ちされた技術を披露してくださいました。
大山先生の鮮やかな手際に、生徒たちからは歓声があがっていました。
飢餓、フードロス、低い食料自給率、食料価格の高騰など、世界には食料をめぐる様々な問題が山積していますが、生徒たちには身近なことから「食」に対する意識を高める大変良い機会となりました。
2023.06.15
中間考査後の特別授業~高校2年生編
昨日に引き続き本日は、中間考査後の特別授業に取り組んだ高校2年生たちの様子をお伝えいたします。
高校1年と同じく、中間考査を終えた翌日の5月26日(金)に特別授業を実施しました。
高校2年では特別授業として「中間考査問題分析会」を行いました。
国語・数学・英語・社会・理科の5科目の考査について、進路委員・教科委員の生徒たちのファシリテートのもと、生徒主体でディスカッションを行うというものです。
ディスカッションのテーマは各教科で異なりますが、例えば「数学」ではグループごとに割り当てられた問題の解法について議論を行い、理解を深めていきます。
問題を解く際の過程を共有することで、答えを導き出す過程と設問との対応関係や、ミスが起こりやすいポイントについての気付きなど、新たな発見を得ることができたようです。
どの教科の分析会でも、さらに学力を伸ばしていきたいという意欲が存分に感じられる活発な話し合いが行われていました。
高い志を持った友人たちと共に、互いに刺激し合って学べることも、洗足学園の大きな魅力の一つです。
生徒たちは、その後の授業内で行われた答案返却の際に、早速分析会での気付きを振り返りに活かしているようでした。
点数に一喜一憂するのではなく、次の学びにつなげていくため、課題意識をもって問題に取り組み直している様子が見受けられました。
出題の意図を推し量り、問われていることと持っている知識がどのように結びつくのかを考える「問題との対話力」は、これからの学びに必要な力です。
考査を通して得た生徒たちの深い学びが、今後に生かされることを期待しています。