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2025.05.21

高2 修学旅行に向けた取り組みが始動しています

本校では、中学3年と高校2年の秋に、修学旅行が行われます。
高校2年では、京都・奈良を訪れ、日本文化について理解を深めるとともに、オーバーツーリズムといった社会的な問題にも取り組んでいきます。

修学旅行に向けた取り組みにおける特徴は、生徒たちが主体となって準備を進めている点です。
高校2年では、修学旅行全体の大きなテーマから具体的な行先まで、生徒たち自身が話し合いを重ねて決定しています 。

話し合いを主導するのは修学旅行委員の生徒たちです。
委員の生徒たちは、幅広いジャンルにおけるスポットを綿密に調べ上げ、学年全員の前でその魅力を語りつくします。
各スポットが紹介されるたびに、生徒たちは大いに盛り上がり、興味津々で話を聞いていました。

その後、各クラスに分かれて、行き先の候補を出し合いました。
各クラスの修学旅行委員が中心となり、クラス全員で候補地を出していきました。
どのクラスも活発に議論が交わされ、修学旅行への期待が高まっている様子がうかがえます。

今秋の修学旅行がどのような旅行となるのか、今から楽しみです。

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2025.05.20

紫陽祭(合唱コンクール)に向けた取り組み

本日のNEWS&TOPICSは、紫陽祭実行委員の生徒たちの取り組みについて特集して参ります。

6月7日(土)に中学生のみで行われる合唱コンクールの「紫陽祭」
その紫陽祭実行委員長T.Hさんと副委員長のH.Mさんが校長室を訪れ、宮阪校長先生に準備の進捗状況を報告しました。

「紫陽祭」は洗足学園の学校行事の中で、中学生のみで運営を行う唯一の行事です。
いつも生徒たちを力強く導いてくれる存在の頼れる高校生はいません。
そんな中、中学3年の実行委員長を中心に実行委員たちを指揮して、行事の運営を行っていかなければなりません。
壁にあたり、試行錯誤を繰り返す大変さはありますが、自由に自分たちの思いを具現化する楽しみがあります。

今年の紫陽祭のテーマは「つなぐ」です。
「クラスのつながりを大事にしてほしいと思い『つなぐ』をテーマにしました。クラスで、みんなで、一体となれる紫陽祭を実現したいです。」と実行委員長のTさんはその意味を語ってくれました。
副実行委員長のHさんは「2年間行ってきた合唱コンクールを、中学3年となった今年、最高のものに仕上げていきたいです。」と抱負を語ってくれました。

今から、6月の紫陽祭での中学生たちの歌声が楽しみです。

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2025.05.19

1学期中間考査が始まりました

本日より、中学1年から高校3年までの全学年で、1学期の中間考査が始まりました。

4月は体育祭という大きな学校行事に取り組み、学業と行事を両立しながら、生徒たちは充実した学校生活を送ることができました。
ゴールデンウィーク明けは集中して授業に取り組み、その成果を中間考査で発揮するべく、家庭での学習にも励んできました。

教室では、試験を受けている生徒たちの懸命な姿がありました。
目標に向かって努力する姿勢は、今後の人生を歩んでいく上で大切な要素となるはずです。
一人一人が自分自身の目標を定めて努力してきたことが、試験に真剣に取り組む生徒たちの姿勢から伝わってきました。

中学1年生にとっては、この考査が洗足学園に入学して初めての定期考査になります。
試験科目は、幾何、代数、国語A(現代文読解、表現)、国語B(文法、言語、演習)、英語A(読解)、英語B(表現・文法)、理科、社会の5教科8科目です。
4月から学んできたことを遺憾なく発揮してもらいたいと思います。

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2025.05.16

中1 「対話」の授業を行いました

本校では、総合的な探究の時間に各学年で「哲学対話」を実施し、生徒たちの深く考える力の育成を行っています。
その第一歩として、中学1年では、初めての「対話」の授業を行いました。

初めに、「対話」とは何かという全体のレクチャーを講堂で実施しました。
他者と相互に話すことで新しい自分に出会うという目的や、参加者にとって安全な空間を確保するためのルールを学びました。
自分の経験に即して話すこと、話がまとまらなくてもよいこと、意見が変わってもよいことなどを生徒たちは学んでいきました。

その後、グラウンドに出て、この日のテーマである「しあわせってなに?」について、「対話」を実践しました。
教員からは、「しあわせって一瞬だけのもの?」「お金があれば、しあわせになれる?」など最低限の小テーマを提示し、その後は生徒たちが自ら考え、活動を行っていきました。

生徒たちの感想を掲載いたします。
・発言はあまりできなかったけれど、グループのみんなの意見を聞いて、自分なりの意見を持つことができた。次回は自分の意見を言えるようにしたい。
・ある人は、「幸せとは嬉しいとは違う」と言っていて、確かにと納得しました。「その人の環境によって幸せの度合いが違う」と言っている人もいました。みんな色々な考えを持っていて、これからも対話をしていきたいと思いました。
・「不自由なく好きなことをして暮らしていたら幸せだ」と言っている人もいた。私は、「不自由なことがあっても、その人が生きていて楽しいと思っていれば幸せなんじゃないかな? 」と思っていたけれど、違う意見も聞いて、今の自分のように不自由がないことで、幸せに暮らせているということもあるなと思った。

対話の授業は、これからも続いていきます。

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2025.05.15

5月最初のパイルオルガンコンサートが行われました

隔週月曜日に開催される「TEA LIBRARY」でのお昼のパイプオルガンコンサート。
5月最初のコンサートが、5月12日(月)に開催されました。

この日は以下の3曲が演奏されました。
1 J.S.バッハ「トッカータ」
2 C.サン=サーンス「『動物の謝肉祭』より『森の奥に住むカッコウ』」
3 久石譲「となりのトトロメドレー」

演奏は、パイプオルガン奏者の石川優歌さんです。
パイプオルガンの幻想的な響きに、TEA LIBRARYに集った生徒たちは魅了されていました。
オルガンの目の前の席で、友人たちと昼食を食べていた中1生たちは、最後の曲である「となりのトトロメドレー」が演奏されると、その手を止めて、楽しげな表情で耳を傾けていました。

お昼の寛ぎのひと時を経て、生徒たちは午後の授業に臨みます。
音楽に満ち溢れる環境も洗足学園ならではです。
最高の環境で学園生活を送ることができるよう、洗足学園では今後も様々な取り組みを行って参ります。

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2025.05.14

高2 彩羽祭に向けて始動しています

昨日は、部活動で活躍する生徒のインタビューを特集いたしましたが、部活動と並んで生徒自治活動の大きな柱となるものが、学校行事に向けた活動です。
体育祭や文化祭といった学校行事に向けて、生徒たちが主体となって準備に取り組んでいます。

とりわけリーダー学年である高校2年生たちは、彩羽祭(文化祭)における中軸として活動しています。
彩羽祭の幹部メンバーの声かけに応じて、学年全員が集まる時間を設けて準備を進めています。

高2生の集合する大講堂を訪れると、各グループに分かれて議論を重ねていました。
生徒たちからは、絶えず多種多様な案が飛び交い、その案を代表の生徒がとりまとめていきます。
お互いが意見に耳を傾けつつ、議論を深めていく様は、まさにリーダー学年にふさわしいものでした。

生徒それぞれが、自ら考え、動き、仲間と力を合わせて取り組む姿が大変印象的でした。
約4か月後に来る彩羽祭に向けて、これからも高校2年生たちは、それぞれの目標を胸に着実に準備を進めていきます。

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2025.05.13

スカッシュ部生徒のインタビューを紹介します

本校では生徒自治活動の大きな柱の一つとして、部・同好会・公認団体の活動を位置づけています。
その中でも、洗足学園ならではの部活動の一つとしてスカッシュ部があります。
現在52名の生徒たちが所属し、洗足学園音楽大学のスカッシュコートを主な活動場所として週4回活動を行っています。

今回は、2024年度のスカッシュ部部長として部をまとめ、今春引退をした高校3年M.Mさんが校長室を訪れ、宮阪校長先生と対談を行った際の様子をお伝えいたします。

Mさんをはじめ殆どの生徒たちは中学入学後にスカッシュに出会い、練習をスタートします。
スカッシュに興味を持ったきっかけを尋ねられると、Mさんは「全国的にも珍しく、中学高校では洗足学園以外ではできない競技をぜひ行ってみたいと思いました。」と答えてくれました。
また、「強く打ってもアウトになりにくく、打った時の爽快感がスカッシュの魅力です。」と語ってくれました。

これまでの活動を振り返り「高校1年になる頃には、うまく打てるようになりました」と、はにかみながら語るMさん。
先月20日には、BS日テレ「第29回全日本ジュニアスカッシュ選手権大会」において、Mさんの出場する試合が放送されました。
5年間の活動を振り返り、「部活動を通して、スカッシュは個人競技ではありますが、部員全員で一致団結することの大切さを学びました。」と話してくれました。

引退した今、Mさんは自らの目指す進路を見つけ、その目標に向けて前進し続けています。
これからも、Mさんの頑張りを応援していきます。

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2025.05.12

6月・7月学校説明会開催のお知らせ

本校では、一般入試志望者対象学校説明会を7月5日(土)に、帰国入試志望者対象学校説明会を6月27日(金)に開催いたします。

説明会終了後にご希望の方を対象とした校舎見学も実施いたします。(帰国説明会では帰国生英語授業の見学も実施いたします。)
ご予約はmiraicompassよりお申込みいただけます。

一般入試志望者対象学校説明会

開催日
2025年7月5日(土)

開催時間
1回目(全学年対象) 説明会:          8:30~ 9:45 校舎見学: 9:45~10:15
2回目(全学年対象) 説明会:       11:00~12:15 校舎見学:12:15~12:45
3回目(小5生以下対象) 説明会:14:30~15:45 校舎見学:15:45~16:15
※開場は各回説明会開始30分前となります。それまでは校舎への入校はできませんので、ご理解の程お願いいたします。
※1回目と2回目の全学年対象説明会の内容は、同じ内容となります。

定員   各回400組(1家庭3名まで参加可能)
集合場所:洗足学園中学高等学校 大講堂
参加対象:本校の一般入試受験をお考えの受験生・保護者

説明会内容
・学校長ご挨拶・教育説明
・2026年度一般入試について
・各教科より入試問題・授業説明
・卒業生インタビュー
※ご希望の方は校舎見学のご案内をいたします。

帰国入試志望者対象学校説明会

開催日
2025年6月27日(金)

開催時間
説明会: 10:00~11:15 授業・校舎見学:11:15~12:00

定員   200組(1家庭3名まで参加可能)
集合場所:洗足学園中学高等学校 小講堂
参加対象:本校の帰国生入試受験をお考えの受験生・保護者

説明会内容
・学校長ご挨拶・教育説明
・洗足学園の帰国生教育について
・卒業生スピーチ
・2026年度帰国生入試について
※ご希望の方は授業見学・校舎見学のご案内をいたします。

ご予約にあたって:
・より多くの受験生・保護者がご参加いただけるよう、当日の参加可能人数を1家庭最大3名とさせていただきます
・ご予約は1家庭1回のみとなります。複数回のご予約は承れません。(一般説明会と帰国説明会の重複予約は可能です)
・予約の変更はマイページより行ってください。
・参加日、参加回の変更は、予約状況によっては行うことができないこともございます。
・キャンセルをする場合は、miraicompassで手続きをお願いします。

学校説明会の申し込み方法

予約受付開始
2025年6月2日(月)AM9:00

予約受付終了
一般説明会 2025年7月 5日(土)AM8:30
帰国説明会 2025年6月27日(金)AM8:30
※先着順のため、残席がなくなった時点で予約を終了いたします。

お申込みに関して
1. miraicompassよりお申込みいただけます。こちらのページの最下段の「お申し込みはこちら」ボタンより専用サイトに接続してください。
2.受付完了後、学校説明会参加通知メールが届きます。当日はプリントアウトしたもの、もしくは携帯電話の画面を係の者にお見せください。
3.キャンセル待ちは承りません。

予約の変更に関して
・予約の変更はマイページより行ってください。
・参加日、参加回の変更は、予約状況によっては行うことができないこともございます。

キャンセルに関して
・キャンセルはmiraicompassで手続きをお願いします。

当日に関するご注意
・開場は各回説明会開始30分前となります。それまでは校舎への入校はできませんので、ご理解の程お願いいたします。
・集合時間までに、中学高校校舎2階大講堂にお越しください。
・個別相談会はございません。校舎見学の際に担当者にご質問ください。

個人情報について
・お申し込み時にご入力いただいた個人情報につきましては、学校説明会への参加目的に限り使用いたします。

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2025.05.09

生徒会任命式が行われました

本校では生徒自治活動の中核を生徒会が担い、生徒たちを導いていきます。
昨年度2月の会長・副会長選挙、3月の役員選挙で当選した生徒会役員の任命式が、4月24日(木)の昼休みに校長室で行われました。

はじめに宮阪校長先生より、一人ひとりに任命書が手渡されました。
任命書を手にした役員の生徒たちの表情には、誇らしさと同時に、これからの活動への決意に満ちた様子が表れていました。

任命書授与の後、宮阪校長先生より役員たちへの言葉がありました。
生徒が学校の文化を創ることの大切さを宮阪校長は述べられ、その旗振り役である生徒会役員たちにエールを送られました。
生徒会長のN.Aさんは、「自らの経験を生徒会の活動に生かしていきたい」と抱負を述べ、早速リーダーとしての姿勢を示してくれました。
副会長たちも「学校のために貢献できることは何かを考えて活動していきたい」「力の限り目一杯頑張っていきたい」と力強く語っていました。

これからの生徒会役員たちの活躍に、大いに期待したいと思います。

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2025.05.08

合唱部が朝のミニコンサートを行いました

4月26日(月)朝の通学時間、校舎2階の吹き抜けスペースのアトリウムに、合唱部の美しい歌声が響き渡りました。
合唱部による朝のミニコンサートが今春も開催されました。

部員たちはアトリウムのスロープに立ち、時に身振りを交えながら3曲を披露しました。
合唱曲からJ-POPまで、朝のすがすがしいひと時にふさわしい選曲が、合唱部のセンスの良さを感じさせます。

歌声に心を込めた合唱部の生徒たちの爽やかな笑顔が大変印象的でした。
アトリウムで足を止め歌声に聴き入る生徒も多く、皆幸せな気分に浸っている様子でした。
合唱部の生徒たちの気持ちのこもった歌声が、聴く者すべての心に感動と共に届きました。

音楽に溢れる環境も本校の特徴の一つです。
活力に満ちた1日が素晴らしい歌声とともに始まったこの日となりました。

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2025.05.07

4月を振り返って~中学1年オリエンテーション

ゴールデンウィークを終え、洗足学園101年目の本年度もスタートから1か月が経ちました。
本日のNEWS&TOPICSでは、4月を振り返り、中学1年生たちの洗足学園での新生活の様子をお伝えいたします。

中学1年では毎年、入学後の数日間オリエンテーションを行います。
今年度は4月4日から9日まで、このオリエンテーションを通して、洗足学園での生活に必要な事柄を学んでいきました。

中学1年の学習目標は「『面白い』を見つけよう」です。
自立の第一歩として自分と向き合うこと、自分を高める機会に恐れず挑戦していくこと、他者とつながり奉仕を実践していくことを大切に、この1年間ともに歩んでいこうという話から始まりました。

生活面では、マナーの確認、委員会や部活動といった自治活動の説明、デバイスとの付き合い方などについて。
学習面では、「小学校と中学校での学びの違いとはなにか」「日々の学習をより面白くするために何ができるか」といった問いかけから、具体的な教科学習についてなどの説明がありました。
グループで行った校内オリエンテーリングでは、SKYLIGHT READING ROOMやTEA LIBRARY、実験室などの場所を確認しつつ、いよいよ始まる学習を楽しみにしている生徒たちの様子が見受けられました。

中でも生徒たちが楽しみながら取り組んだ活動は、「インプロヴィゼーション」です。
演劇における即興メソッドから広まったこの活動は、コミュニケーションの活性化に効果的です。
例えば「バースデーライン」では、言葉を使わず目線とジェスチャーだけで、クラス全員が誕生日順に一列に並びます。
ほぼ初対面の間柄では目を合わせるだけでも恥ずかしいこともありますが、共通の目的があれば自然とハードルは下がります。
友人作りのきっかけや、体育祭のチームの結束にも一役買いました。

中1生たちは、青空のもと楽しい時間を過ごし、洗足学園での第一歩を踏み出しました。

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2025.04.28

中学入試に関する説明会が行われました

4月26日(土)、中学入試に関する説明会が校内で行われました。
当日は、8時45分からの説明会と11時00分からの追加説明会を合わせて、1,500名に迫る受験生・保護者が来校されました。

開会後、洗足学園を代表して登壇した宮阪校長は、洗足学園を目指して日々学びを続けている受験生の皆さんに心からエールを贈りました。

続いて、2026年度中学入試における変更点を入試広報責任者より説明いたしました。
入試回数と募集定員の変更の理由や繰り上げ合格の制度に関する説明など、データを盛り込んだスライドを用いて、詳細な説明が行われました。

その後、各教科より入試問題を通して培ってもらいたい力や準備に関するアドバイス、入学後の洗足学園での教科教育に関して説明がありました。
入試問題には、洗足学園から受験生へのメッセージが込められています。
その思いを各教科の担当者が、過去の出題例をもとに丁寧に説明していきました。
そして、入試を通じて養われた力が、洗足学園の授業でどのように花開いていくのかを具体的に説明いたしました。

また、この日は入試科目ではありませんが、本校の教育をより深く理解していただきたいとの考えから、英語教育に関しても説明を行いました。
英語は何のために学ぶのかより始まり、洗足学園ならではの英語教育の内容を、生徒たちの生き生きとした表情が印象的な授業・行事の写真を盛り込んだスライドを使用して、わかりやすく説明していきました。

今後も本校では学校説明会を通して、洗足学園での学びと生活を実感できる情報提供を行って参ります。

NEWS&TOPICSは、4月29日より5月6日までゴールデンウィークのお休みをいただきます。
次回の更新は、5月7日(水)を予定しております。
どうぞお楽しみに。

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2025.04.25

高3生が高校選抜探究リーグで準グランプリに輝きました

「高校選抜 探究リーグ」は、三菱みらい育成財団助成事業に採択された探究プログラムです。
国内外の教育イベント、各種競技会・コンテストの受賞経験を持つ高校生のみが参加でき、探究を通じて更なる高みを目指していきます。

具体的には、各分野の課題に6分間の動画を作成して提出をしていきます。
「芸術・クリエイティブ」「地球的規模の課題」「アントレプレナーシップ」の3つの分野で独自の解決策を提案し、評価を競う半年間のリーグ戦に臨みます。

当時高校2年生(現高校3年生)のI.SさんとK.Hさんの2名はチーム「ふらわーず」を結成し、2024年10月から2025年2月にかけて行われた第2期で、見事準グランプリの栄冠を掴みました。
第1期では、世阿弥の「風姿花伝」を紐解き、人が道を究めるとはどういうことかを解明する課題に取り組みました。
準グランプリを受賞した第2期では、ブルキナファソで活動する女性起業家の歩みを辿り、他者とのつながり方の秘訣を見出す課題に取り組みました。
2人は第2期の課題に対して「寄付から考える人との繋がり~偽善批判をなくすには~」というテーマで動画を作成。
日本と海外の寄付の違いに着目し、独自の提案をまとめていきました。

今回のコンテストを通して、2人は次のように語ってくれました。
今回探究リーグに参加して、自分のアイデアをいかに相手に分かりやすく伝えるか、というプレゼン力が身についたと感じています。
また、今まで0から1のアイデアを出すことが苦手でしたが、チーム内での対話を通して、新規性のあるアイデアを実現するために考え抜く力も身につきました。
他校の方からも刺激を受けられて、本当に良い経験になったので、是非興味のある後輩にも積極的に参加してほしいと思います。

今後も、生徒たちの学外活動への挑戦を応援していきます。

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2025.04.24

体育祭を振り返って~高校2年生の頑張り

4月19日、6,426名もの来場者が見つめる中、開催された2025年度の体育祭。
洗足学園の体育祭は、実行委員の生徒たちを中心に、企画・準備から当日の運営に至るまですべて生徒たちが行います。
本日は、体育祭に至るまでの準備を振り返り、旗振り役ともいうべき高校2年生の活躍にスポットライトを当てたいと思います。

準備のスタートは、4月10日に行われた「結団式」です。
結団式は、各組が一堂に会し、体育祭に向けて一致団結する大切な時間です。
リーダー学年である高校2年生が中心となり、それぞれの組をまとめ、下級生を励ましながら団結を促しました。
その姿は頼もしく、学年を超えて皆の心に響くものでした。

式では各組が振り付きのダンスを披露しました。
初めは緊張した面持ちだった生徒たちも、ダンスが披露されると次第に笑顔を見せ、楽しそうに踊っていました。
練習を重ねる中で、動きには一体感が生まれ、自然と気持ちも一つになっていく様子が感じられました。
結団式を経て、生徒たちは更に結束を深めていきました。

その後、1週間という限られた時間の中で、実行委員長O.Yさんをはじめ実行委員たちが進行・審判・用具・場内装飾・放送などの運営の準備を着々と進め、各色の応援団長を中心に応援団がそれぞれ400名を超える生徒たちの心を一つにして、当日を迎えました。

体育祭で素晴らしいリーダーシップを発揮した高校2年生たちが、学業に、学外活動に、自治活動に、今後どのような活躍を見せてくれるのか楽しみです。

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2025.04.23

多摩地域のフィールドワークレポート 後編

高校2年生を対象に行われた多摩地域のフィールドワーク。
本日は後編として、フィールドワーク後半の様子と生徒の感想を掲載いたします。

フィールドワーク後半は、多摩センター駅にある「パルテノン多摩」内のミュージアムへ足を運び、ニュータウン開発の流れや当時の人々の生活について学芸員の方からの解説を受けました。
永山・諏訪団地の入居開始当初は鉄道の整備が間に合わず、バスによる通勤は渋滞の影響を受けて過酷であったこと。
山を切り開いた造成地からは砂埃が舞い上がり生活環境が良好ではなかったことなどといった当時の様子のほか、このような状況の中でも入居者たちは協力し合いながら生活環境の向上を目指していたことなど、生徒たちは解説に熱心に耳を傾け展示を見ながら、先ほどまで自分たちが歩いていた地域の生活の歴史に思いを巡らせていました。

参加した生徒たちの感想の抜粋を掲載いたします。
どうぞお読みいただければと思います。
「やはり実際に行くのとでは全然違って面白かったです。もう一回やりたいです。どこが人気が出たのか、どうして人口が衰退しているのか、本当にしているのか、自分だったら住みたいかなど、教科書が時代に追いついておらず想像では足りない分まで現地に行くことで考えることができ、すごくすごく良い機会でした」
「いつも座学で勉強している内容を、日常生活で目にしている風景にも落とし込めるというのを実感することができて、すごく面白かったし、これからの勉強のモチベーションにもなりました。」

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2025.04.22

多摩地域のフィールドワークレポート 前編

本日は、この春に高校2年生を対象として実施した「多摩ニュータウンフィールドワーク」の様子をお伝えします。

地理の授業では、3学期に「人口、村落・都市」の単元を扱い、高度経済成長に伴う日本国内での人口移動や都市周辺の宅地開発の流れについて学習しました。
今回のフィールドワークは、その具体例となる多摩ニュータウンとその周辺地域を中心に、街の様子を見学することで、より理解を深めることを目的として実施されました。

聖蹟桜ヶ丘駅周辺では、京王電鉄によって丘陵地を切り開き開発された住宅地の様子を見学しました。
多摩ニュータウン地域では、最も早く入居が開始された諏訪団地・永山団地を訪れました。
生徒たちは、過去の地形図と現在の状況を見比べながら、大規模な住宅開発が進められた様子や、高度経済成長期から現在にかけての住環境の変化の様子などを、実際に自分の目で見ることで確認していました。

明日は後編として、フィールドワーク後半の様子と生徒たちの感想を掲載いたします。
どうぞ、お楽しみに!

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2025.04.19

2025年度 体育祭が行われました

4月19日(土)、天候に恵まれ、生徒たちの熱気に包まれる中、2025年度の体育祭が無事開催されました。
本校では教育の重要な柱の一つとして生徒による自治活動を掲げております。
体育祭は彩羽祭(文化祭)と並び生徒による自治活動の中心となる行事であり、生徒たちは体育祭実行委員会のメンバーを中心に準備を重ねてきました。

今年は、洗足学園の新たなる一歩となる創立101年目の年。
次なる100年に向け、生徒たちはこれまでにこだわることなく、運営や競技の大幅な見直しを行い、今年度の体育祭を迎えました。
その範囲は多岐に渡り、実行委員の生徒たちは進行、応援、用具などすべてを組み立て直し、当日を迎えました。
このような実行委員の生徒たちの努力の積み重ねが、今年の体育祭を成功に導いたことは間違いありません。

参加している生徒たちは、大きな声で選手たちを応援をしていました。
その心のこもった応援に、競技に参加する選手たちは励まされ、力を思う存分に発揮していました。
各競技や集団演技(中2・高3の学年全員参加によるダンス)では、生徒たちの真剣な表情や溢れる笑顔が大変印象的でした。
どの種目にも全力で取り組む生徒たちの姿には、崇高なものが感じられました。

全ての競技が終了した後、今年も多くの生徒たちが涙しました。
本年度の総合優勝の白組の応援団の生徒たち、全力で生徒たちを率いた黄・青・赤組の応援団の生徒たち、体育祭実行委員長のO.Yさんをはじめとした体育祭実行委員の生徒たち、彼女たちの涙にはそれぞれが歩んできたこれまでの道のりが如何にかけがえのないものであったかを物語っています。
体育祭を通じて全ての生徒たちが大きく成長した1日でした。

総合
 優勝:白組 準優勝:赤組 3位:青組 4位:黄組
応援         
 第1位:赤組
色別対抗リレー
 第1位:青組
部活動対抗リレー
 第1位:陸上競技部 第2位:バレーボール部 第3位:サッカー部
新人賞      
 中学1年赤組O.Mさん
MVP
 体育祭実行委員長 高校2年 O.Yさん

来場者数
 6,426名(在校生保護者・家族、卒業生、受験生・保護者・家族)

4月21日(月)のNEWS&TOPICSはお休みをいただきます。
次回は4月22日(火)更新予定です。
今後も洗足学園の魅力をお伝えして参ります。

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2025.04.18

1学期学級委員任命式が行われました

4月11日(金)放課後、2025年度1学期学級委員任命式が行われました。
中学校1年生から高校3年生まで各クラスの学級委員の生徒が参加しました。
学級委員は、各クラスのリーダーとして生徒たちをまとめる存在です。

当日は、学級委員の呼名と校長先生の講話が行われました
宮阪校長先生はクラスを導いていく彼女たちに、自身の小学校1年生の時のエピソードを話されました。
クラスの学級委員となった校長先生は、担任の先生より学級委員の証となるバッヂをいただいたそうです。
そのことを大変誇りに思ったと校長先生は語りました。
大人になってからも、困難な状況に直面した時、自信を失いかけた時に、そのバッヂを思い出されるそうです。
バッジの重みは皆が認めてくれたことの証。
101年目を迎える洗足学園の新たな1年の1学期学級委員となったことに自信と誇りを持って、クラスを盛り上げ、洗足の文化を創ってもらいたいとエールを贈られました。

生徒たちは凛とした姿勢、決意に満ちた表情で校長先生の話を聴いていました。
その様子は、クラスをまとめていくリーダーとしてふさわしい姿でした。
今学期、生徒たちが輝いていく姿を想起させるような、素晴らしい式となりました。

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2025.04.17

第1回防災訓練を実施いたしました


4月10日(木)の午後、2025年度第1回目の防災避難訓練を実施しました。
訓練は、地震が発生した後、1階の調理室から火の手があがったという想定で実施しました。
放送が入り、その指示に従って全員が机の下に退避して頭部を守る姿勢をとった後、グラウンドに避難をいたしました。
中学1年生は洗足学園に入学後初めての避難訓練でしたが、スムーズに校庭へ移動、整列することができました。

グラウンドでは、「1秒が生死を分ける~防災意識を高く持つことの意味~」をテーマに、先生から防災に関する話がありました。
また、先日公表された南海トラフ巨大地震「新被害想定」についても話が及び、長期間に及ぶことが予想される被災後の生活に関して、生徒たちは日頃からの備えと心構えを持つことの重要性について、理解を深めていました。
洗足学園では、万が一の事態に備えて、災害時連絡システムや避難マニュアル、被災後の生活への備えを万全に整えています。
しかし、そのシステムや仕組みを生かすには当事者である生徒たちの意識が重要になります。
生徒たちは防災講話を真剣な表情で聞き入っていました。

その後、帰宅班別に集合し、顔合わせ集会を行いました。
洗足学園では、全校生徒を通学経路ごとの班に分けています。
緊急の場合には学年に関係なく、この帰宅班ごとに協力して無事に帰宅できるよう、防災意識を高めています。

東日本大震災の折には、訓練の成果もさることながら、生徒一人一人が的確に判断を行い、迅速にグラウンドに避難できたことが思い出されました。
帰宅が困難になった生徒も助け合いながら、全員無事に乗り切ることができました。
自然災害の多い日本では、いつ地震をはじめとした災害に見舞われてもおかしくありません。
どんな時も冷静に身を守ることができるように、日ごろから防災意識を高めることの大切さを皆で確認しあう一日となりました。

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2025.04.16

授業初日の様子を紹介いたします

昨日に続き、新年度・新学期のスタートの様子を紹介いたします。
本日は新学期の授業初日の様子を写真と共にお伝えいたします。

4月5日の健康診断を経て、新学期の授業は4月7日から開始されました。
クラス開きの際に取材をした高校1年の教室を再度訪れると、「数学」や「国語」、「英語」はもちろんのこと、「情報」を筆頭に、「歴史総合」や「物理」など、高校生になって初めて学ぶ科目に、生徒たちは興味津々の様子でした。
教室での授業に、体育館や音楽室などでの実技科目の授業に、それぞれ積極的に臨む生徒たちの姿には、高校生になった自覚とこれからの学びへ意欲が大変よく表れていました。
ただ授業を聞くだけではなく、自らの頭で考え、級友たちと考えを述べ合い、新しい考えを生み出していく。
中学で培った洗足ならではの授業に臨むスタイルが、高校でも遺憾なく発揮されていました。

洗足学園では、生徒一人ひとりが幅広い教養と知識を備え、考える力を身に着け、多くの選択肢の中から自身が納得できる道に進めるように、質の高い授業を行っています。

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