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2025.04.15
クラス開きの様子を紹介いたします
新年度・新学期が始まり、早くも10日余りが過ぎました。
本日と明日のNEWS&TOPICSは、新年度を迎えた生徒たちの様子を紹介いたします。
本日は、クラス開きの様子をお伝えしたいと思います。
4月4日 始業式の日に、4階にある高校1年のフロアを訪れると、制服のリボンの形が変わり、新しく始まった高校生活への期待や希望を胸に抱いて教室に集う生徒たちの姿がありました。
大講堂での始業式の後に、教室に戻った生徒たちは、各クラスで学級委員や係決めを行いました。
1学期の学級委員が早速リーダーシップを発揮しながら、クラス目標を決定していきました。
その過程で級友たちと話をすることで、新しいクラスで少し緊張していた表情が次第に笑顔になっていく様子が見られました。
「高校生になったから、学外活動にもっと力を入れたい」「苦手教科を克服したい!」「リーダー学年に向けて部活も頑張りたい」など、高校生になったことをきっかけに、これからの意気込みを話す生徒たち。
今年度の抱負を楽しげに語る生徒たちの姿からは、やる気に満ち溢れ、様々なことにチャレンジしていこうという気持ちが大変よく伝わってきました。
洗足学園101年目の素晴らしいスタートを切った日となりました。
2025.04.14
2026年度中学入試 日程及び募集定員に関して
2026年度 中学入試(一般生)に関して(重要なお知らせ)
洗足学園中学校では、2026年度中学入試(一般生)に関して、下記の通り日程及び募集定員を変更いたします。
①入試日程を第1回2月1日、第2回2月2日といたします。
②第1回入試(2月1日)の募集定員を120名といたします。
③第2回入試(2月2日)の募集定員を100名といたします。
④第3回入試は実施いたしません。
詳しくは「2026年度中学入試募集要項」及び「出願から手続きまで」をご覧ください。
2026年度中学入試 募集要項(一般生)
2026年度中学入試 出願から手続きまで(一般生)
募集要項はこちらのページからもご覧いただけます。
今回の変更に関する説明、繰り上げ合格に関する説明、各教科からの入試問題説明および教育説明を行う「中学入試に関する説明会」を4月26日(土)に開催いたします。
詳細及びご予約はこちらのページをご覧ください。
2025.04.11
第16回弦楽合奏部定期演奏会が行われます
本年度も、弦楽合奏部の定期演奏会が洗足学園前田ホールで行われます。
一流の音楽環境で演奏できるのも、洗足学園の魅力の一つです。
弦楽合奏部は指揮者を設けず、コンサートミストレスの動きに部員全員が合わせて演奏しています。
弦楽器のあたたかい演奏を、多くの来場者に感動してもらえるよう、部員たちは日々練習に励んでいます。
部員たちからのメッセージが届いています。
私たちの1年間の集大成となる演奏会です。
受験生・保護者の皆様もご来場いただけます。
お誘い合わせの上、是非お越しいただければと思います。
日 時:4月13日(日) 16:00開場 16:30開演
場 所:洗足学園 前田ホール
入場料:無料
問い合わせ先:044-856-2777(弦楽合奏部顧問 大田・柳元)
曲目:
セント・ポール組曲/ホルスト
Plink, Plank, Plunk!/アンダーソン
大河ドラマ「篤姫」メインテーマ/吉俣良
ブルック・グリーン組曲/ホルスト
弦楽セレナーデ/スーク
ジブリメドレー/久石譲
※チケット、事前予約は不要です。
定期演奏会のチラシはこちらからご覧ください。
2025.04.10
体育祭見学に関するお知らせ
洗足学園では、4月19日(土)に開催される体育祭を公開行事として、受験生・保護者の皆様にご見学いただく機会を設けました。
体育祭は実行委員・応援団の生徒たちを中心に一から作り上げた、まさに生徒たちの手による行事です。是非生徒たちの活躍をご覧いただければと思います。
体育祭は、予約なしでご見学いただけます。
どうぞ、ご自由にご覧いただければと思います。
※雨天の場合は4月20日(日)に順延となります。4月20日(日)も雨天の場合は中止となります。
※天候による体育祭の実施に関してはホームページに掲載いたします。ご来校前に必ずご確認ください。
※セキュリティの関係上、在校生保護者以外の方の写真撮影・ビデオ撮影はご遠慮ください。
開催日時
開催日 2025年4月19日(土)
開催時間 8:40~15:00(最終入場14:30)
受付場所
洗足学園中学高等学校 グラウンド
※入退出は自由です。
参加対象
本校の受験をお考えの受験生及び保護者
内容
体育祭の様子をご自由にご見学いただけます。
また、特設テントにて個別相談を承ります。
校内見学(所要時間20分程度)を行います。
ご希望の方は、個別相談特設テント前にお集まりください。
お問合せ
洗足学園中学校事務局
e-mail ao@jh-staff.senzoku.ac.jp
2025.04.09
中学入試に関する説明会 追加説明会の予約受付開始
満席となっていた「中学入試に関する説明会」の追加説明会(4月26日11時~実施)の予約受付を、本日午前9時より開始いたしました。
同日8時45分より開催される説明会と同じ内容の説明会となります。
詳細は、以下をご覧ください。
皆様のご予約をお待ち申し上げております。
中学入試に関する説明会
開催日
2025年4月26日(土)
開催時間
8:45~10:15
11:00~12:30(追加開催分)
定員 各回400組(1組3名まで参加可能)
集合場所:洗足学園中学高等学校 2階ホワイエ
参加対象:本校の一般入試受験をお考えの受験生・保護者
説明会内容
・学校長ご挨拶
・入試担当者より2026年度中学入試について
・各教科より入試問題説明および教育説明
※8:45開始の回も、11:00開始の回も、同一内容となります。
※学校見学・授業見学・個別相談会はございません。
ご予約にあたって:
・より多くの受験生・保護者がご参加いただけるよう、当日の参加可能人数を1家庭最大3名とさせていただきます
・予約の変更はマイページより行ってください。
・キャンセルをする場合は、miraicompassで手続きをお願いします。
学校説明会の申し込み方法
予約受付開始
追加開催分 2025年4月9日(水)AM9:00
予約受付終了
2025年4月26日(土)AM8:30
※先着順のため、残席がなくなった時点で予約を終了いたします。
お申込みに関して
1. miraicompassよりお申込みいただけます。こちらのページの最下段の「お申し込みはこちら」ボタンより専用サイトに接続してください。
2.受付完了後、学校説明会参加通知メールが届きます。当日はプリントアウトしたもの、もしくは携帯電話の画面を係の者にお見せください。
3.キャンセル待ちは承りません。
予約の変更に関して
・予約の変更はマイページより行ってください。
・予約状況によっては行うことができないこともございます。
キャンセルに関して
・キャンセルはmiraicompassで手続きをお願いします。
当日に関するご注意
・各回とも開始時間5分前までに、中学高校校舎2階ホワイエの受付にお越しください。
・学校見学・授業見学・個別相談会はございません。
個人情報について
・お申し込み時にご入力いただいた個人情報につきましては、学校説明会への参加目的に限り使用いたします。
2025.04.08
健康診断が行われました
4月5日(土)に2025年度の健康診断が行われました。
中学1年生にとっては初めての健康診断です。
入学後2日目の中1生は、少し緊張した面持ちながらも、身体測定・歯科・眼科・視力検査・耳鼻科・聴力検査・内科・心電図の各検査に臨んでいました。
その緊張も次第に解けて、各種検査を待っている際に、昨日のオリエンテーションで打ち解けたクラスメイトたちと楽し気に会話をしている姿が大変印象的でした。
全生徒にとって健康的に学園生活を送ることは大切なことです。
この日の健康診断を通して、生徒たちは健康への関心を高め、健康管理をきちんと行うという意識を改めて持つきっかけを得たようです。
また、このような機会から、生徒たちは社会で必要なコミュニケーション能力を自然と身に着けていきます。
2025.04.07
中学入試に関する説明会の予約受付を開始しました
本校では、2026年度中学入試に関する説明会を、4月26日(土)に開催いたします。
説明会参加の予約受付を4月7日(月)午前9時より開始いたしました。
説明会では、校長による挨拶、入試担当者による2026年度の中学入試説明、各教科担当者による入試問題説明・教育説明を行う予定です。
ご予約はmiraicompassよりお申込みいただけます。
中学入試に関する説明会
開催日
2025年4月26日(土)
開催時間
8:45~10:15
定員 400組(1組3名まで参加可能)
集合場所:洗足学園中学高等学校 2階ホワイエ
参加対象:本校の一般入試受験をお考えの受験生・保護者
説明会内容
・学校長ご挨拶
・入試担当者より2026年度中学入試について
・各教科より入試問題説明および教育説明
※学校見学・授業見学・個別相談会はございません。
ご予約にあたって:
・より多くの受験生・保護者がご参加いただけるよう、当日の参加可能人数を1家庭最大3名とさせていただきます
・予約の変更はマイページより行ってください。
・キャンセルをする場合は、miraicompassで手続きをお願いします。
学校説明会の申し込み方法
予約受付開始
2025年4月7日(月)AM9:00
予約受付終了
2025年4月26日(土)AM8:30
※先着順のため、残席がなくなった時点で予約を終了いたします。
お申込みに関して
1. miraicompassよりお申込みいただけます。こちらのページの最下段の「お申し込みはこちら」ボタンより専用サイトに接続してください。
2.受付完了後、学校説明会参加通知メールが届きます。当日はプリントアウトしたもの、もしくは携帯電話の画面を係の者にお見せください。
3.キャンセル待ちは承りません。
予約の変更に関して
・予約の変更はマイページより行ってください。
・予約状況によっては行うことができないこともございます。
キャンセルに関して
・キャンセルはmiraicompassで手続きをお願いします。
当日に関するご注意
・開始時間5分前までに、中学高校校舎2階ホワイエの受付にお越しください。
・学校見学・授業見学・個別相談会はございません。
個人情報について
・お申し込み時にご入力いただいた個人情報につきましては、学校説明会への参加目的に限り使用いたします。
2025.04.04
新年度・新学期がスタートしました
本校では本日より新年度・新学期がスタートしました。
生徒たちは新しいクラス、新しい級友との出会いにワクワクしながら、教室へと向かいました。
本日は、昨日入学した中学1年以外の5学年の始業式が行われました。
先月の終業式に続き2025年度1学期の始業式は、中学の部と高校の部の2部に分け、大講堂で執り行われました。
離着任式に引き続いて行われた始業式では、はじめに校歌の斉唱が行われました。
生徒たちの心のこもった歌声が大講堂に響きました。
続いて、宮阪校長先生からのお話がありました。
校長先生は始めに、この春に開催されたジャパンメトロポリタン模擬国連大会(JMMUN)、部活動の公演「春フェス」といった生徒たちの活躍を挙げられ、その充実した内容と成果を賞賛されました。
JMMUNにおいては、11年前に開催校である洗足を含め僅か3校でスタートした大会が、今や12か国、56校、420名が参加した世界規模の大会になったことについて、生徒たちが信念を持って常識を打ち破る活躍を見せたと称えました。
そして「高い目標を持つことの大切さ」をテーマにお話をされました。
今や誰もが知るメジャーリーガーの大谷翔平選手を育てた岩手県・花巻東高校の佐々木監督の言葉を取りあげられた校長先生。
佐々木監督は、大切なことはどんな目標を立てるかであり、物事を非常識に考えることが重要だと述べられたそうです。
野球では非常識だと言われていた投打二刀流に果敢に挑んだ大谷選手。
校長先生は、「信じて努力を続ければ目標に近づきます。皆さんも目標を高く持ってもらいたいと思います。」と生徒たちに語りました。
最後に、アメリカの教育者の「人生の悲劇は目標を達成できないことではない。目標を持たないことである。」という言葉を紹介し、生徒たちの挑戦に期待を寄せられました。
生徒たちは校長先生の一言一言を胸に刻んで聴いていました。
続いて、学外活動で活躍した生徒の表彰、本年度の体育祭実行委員、体育祭応援団の任命式が執り行われました。
校長先生より任命書を受け取った生徒たちからは、これからの活動にかける気迫が伝わってきました。
任命書受領後、体育祭実行委員長より全校生徒に体育祭に向けての抱負が語られました。
次に高校の部では、学外活動報告として「高校選抜探究リーグ」に参加した、高校3年生2名によるプレゼンテーションが行われました。
「高校選抜探究リーグ」への挑戦に関しましては、後日こちらのNEWS&TOPICSで特集を行います。
どうぞお楽しみに。
最後に生徒会を代表して、高校の部では新たに生徒会長となった高校2年のN.Aさんからの話がありました。
生徒会長のNさんは、創立101周年を迎えるにあたって、「101」という数字をどのように捉えるか、生徒たちに問いかけました。
これまでの洗足を「100」とするならば、今年は「1」。
自分に「プラス1」をすることで、これまでの100を超える「101」になる努力をしていこうと呼びかけました。
Nさんの力強い言葉に、生徒たちは目を輝かせて共感していました。
生徒も教員も、新たなスタートに胸躍る一日となりました。
2025.04.03
中学入学式を行いました
4月3日(木)、洗足学園中学校の入学式が挙行されました。
真新しい緑の制服に身を包み、新入生たちは期待に胸を膨らませて登校いたしました。
教室で入学式の説明を受けたのち、新入生は式場となる前田ホールに向かいました。
一足先に会場に入場していた保護者の温かい拍手に迎えられ、新入生たちは堂々と胸を張ってホールに入場しました。
華やかなファンファーレの音と共に開式した入学式。
洗足学園中学高等学校フィルハーモニー管弦楽団による伴奏のもと、国歌が斉唱されました。
担任の先生による呼名、宮阪校長先生からの式辞、霊南坂教会の後宮敬爾主任牧師の講話に続き、新入生代表から誓いの言葉が述べられました。
新入生代表のO.Kさんの言葉は、その場にいた全員の心に響く、素晴らしい言葉でした。
Oさんの誓いの言葉を紹介いたします。
「誓いの言葉」
春のいぶきを感じる今日この頃、私たち257名の新入生は、洗足学園の入学式を迎えることができました。
本日は、このような素晴らしい入学式を開いてくださり、ありがとうございます。
大変な受験を乗り越え、ずっと憧れてきた緑の制服に袖を通すことができ、喜びに満ちあふれています。
これから始まる学校生活に不安もありますが、それ以上に新しい仲間たちと過ごす最高の時間を想像し、心おどらせています。
今、この場にいる、名前も知らない人たちが、いずれかけがえのない仲間になると思うと、楽しみで仕方ありません。
洗足学園には、様々な行事がありますが、特に体育祭は学年という壁を越え、生徒全員で団結できる行事です。
今まさに、先輩方が体育祭の内容を考え、準備を重ねてくださっていると聞き、期待感やあこがれを強く抱いています。
先輩方と一緒に、私たち新入生一同も全力で取り組んでいこうと思います。
まだ、私たちは右も左もわからない状態です。
どうか、先生方、先輩方、あたたかい目で見守ってご指導くださいますようお願い申し上げます。
それから、ここまで支えてくれて、くじけそうな時も勇気を与えてくれた家族に感謝しています。
洗足学園の校舎は船がモチーフになっているとうかがいました。
私たちもその船に乗って、大海原に乗り出すように、失敗をおそれず、様々な分野に挑戦します。
そして、目標を高くかかげ、自分自身を進化させていくことを誓います。
2025年4月3日 新入生代表 O.K
校歌斉唱では合唱部の在校生たちが、新入生とともに心を込めて校歌を歌いました。
入学式のフィナーレは、洗足学園中学高等学校フィルハーモニー管弦楽団によるお祝いの曲「威風堂々」の演奏です。
全力で準備してきた在校生の渾身の演奏に、参列した新入生・保護者からは心のこもった大きな拍手が送られました。
入学式後は、各クラスに分かれて担任の先生によるホームルームが行われました。
担任の先生たちは、わかりやすく学級の運営方針やこれからの学園生活についての話をしていました。
いよいよ新生活のスタート。
新入生にとってかけがえのない6年間がはじまります。
新入生の表情は入学前の期待と不安が入り混じった気持ちから、この入学式を通して大きな希望をもって洗足学園の第一歩を踏み出そうという決意に満ちた気持ちに切り替わったように見受けられました。
教職員一同、新入生の学園生活が素晴らしいものとなるよう、全力を尽くしていきます。
2025.04.02
ジャパンメトロポリタン模擬国連大会レポート 後編
昨日に引き続き、本日も洗足学園模擬国連同好会主催「ジャパンメトロポリタン模擬国連大会」(JMMUN)の様子をレポートいたします。
大講堂でのオープニングに続き開催された5つの会議。
この日のために生徒たちは準備を入念に行ってきました。
Oxford MUNやHarvard MUNなどで培った力をJMMUNに還元しつつ、年々JMMUNを進化させていく姿には、頼もしさを感じさせます。
初めて模擬国連に参加する学校の生徒たちにも、模擬国連の楽しさを感じてもらえるよう初心者会議も設け、中級者会議、上級者会議と3つのレベルを議会に設定しました。
Advanced (上級):United Nations Development Programme(国連開発計画)
議題:Tackling Economic Disparities Caused by Racial and Sexual Differences
Intermediate I (中級1):International Labour Organization(国際労働機関)
議題:Equal Opportunities for Women in the Workforce
Intermediate II (中級2):Commission on Science and Technology for Development(科学技術開発委員会)
議題:Ethical Considerations in the Promotion and Usage of AI
Beginner I (初級1):United Nations International Children’s Emergency Fund (国連児童基金)
議題:Securing Children’s Access to Education
Beginner II (初級2):United Nations Environment Programme(国連環境計画)
議題:Protecting the Human Body from Harmful Environmental Pollution
参加生徒たちは2日間のプログラムで、白熱した議論を行いました。
本校模擬国連同好会の生徒たちは、各会議の議長としてファシリテートしながら、それぞれの大使たちが合意できる決議案の採択に向け、公正かつ中立な立場で議論を調整していました。
運営を行った本校の生徒たちにとっても、参加した国内及び世界各国の生徒たちにとっても、実りの多い2日間でした。
2日間の様子を詳細にレポートした模擬国連同好会広報チーム作成の「JMMUN TIMES」を掲載いたします。
是非こちらからご覧ください。
2025.04.01
ジャパンメトロポリタン模擬国連大会レポート 前編
今年度で記念すべき10回目を迎える洗足学園模擬国連同好会主催「ジャパンメトロポリタン模擬国連大会」(以下、「JMMUN」)が、2025年3月29日(土)30日(日)に開催されました。
JMMUNの運営は、洗足学園の模擬国連同好会の生徒たちが全て担っており、生徒による生徒のための2日間に渡る模擬国連大会です。
今年度は国内・海外から56校、420名が参加しました。
海外からの参加は、12か国となり、JMMUNが国際大会としての規模を誇る模擬国連大会であることを示しています。
今回のメインテーマは「 Harmony: Taking Down Barriers of Prejudice and Misconception」(調和:偏見と誤解の壁を取り払う)です。
このテーマも、生徒たちが熟考の末、決定しました。
初日は開会式のあと、基調講演が行われました。
基調講演では、 国連ボランティア計画 (UNV)の櫻井亜沙子氏にお越しいただきました。
櫻井氏は、国連ボランティア計画(UNV)の役割やボランティアの意義を紹介し、若者がボランティアを通じて持続可能な開発に貢献できることを強調しました。
また、UNVには給与や手当のある多様なボランティアの機会があり、若者には今から将来の目標を考え、行動を起こすことが重要だと呼びかけました。
大講堂でのオープニングに引き続き、5つの国際問題をテーマにした委員会が開催されました。
お昼休みからは、フラワーファンドレイジングが行われました。
この企画では、規格外のため破棄されてしまう花を模擬国連同好会が購入し、その収益をSave the Childrenに寄付するものです。
参加者は、お花にメッセージカードを添えます。
その花をJMMUNの運営を担う生徒たちが、宛先に届けるというものです。
同じ学校の友人に送ったり、お世話になっている先生に送ったり、参加者は色々な形で楽しんでいました。
明日は後編として、各委員会の様子をご紹介いたします。
どうぞ、お楽しみに!
2025.03.31
フィルハーモニー管弦楽団が定期演奏会を行いました
洗足学園には、既存のクラブの枠を超えて、誰もが入部できる特別団体「洗足学園中学高等学校フィルハーモニー管弦楽団」(通称「S-Orch.」)があります。
3月26日(水)、「S-Orch.」の第17回定期演奏会が、洗足学園前田ホールにて開催されました。
通常のクラブと兼部している生徒も多く、週1回土曜日という限られた時間ではありましたが、この日に向けて団員の生徒たちは全力で練習を積み重ねてきました。
定期演奏会では、これまで日本が誇る世界的指揮者であり、洗足学園音楽大学芸術監督・特別教授の秋山和慶先生が指揮をされてきました。
今年1月にご逝去された秋山先生のこれまでのご指導に心より感謝申し上げ、深い哀悼の意を表します。
演奏会冒頭に、秋山先生を偲んで「G線上のアリア」が演奏されました。
秋山先生の後を継ぎ、S-Orch定期演奏会の指揮をされる洗足学園音楽大学名誉教授の増井信貴先生のもと、以下の曲が演奏されました。
ジャン・シベリウス「フィンランディア」
ヨハネス・ブラームス「ハンガリー舞曲 第5番・第6番」
ヨハン・シュトラウス1世「ラデツキー行進曲 作品228」
ルロイ・アンダーソン「シンコペーテッド・クロック」
ルロイ・アンダーソン「サンドペーパー・バレエ」
ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー「スラヴ行進曲 作品31」
リチャード・ロジャース「サウンド・オブ・ミュージック」
満席となった前田ホールで、増井先生の指揮のもと演奏する生徒たちの姿は、実に生き生きとしていました。
そして、その音色がハーモニーとなって聴く者すべての心に響きわたりました。
団員たちの心のこもった演奏に、その場にいる誰もが感動に包まれた素晴らしい演奏会でした。
2025.03.28
教員研修2日目の様子をお伝えします
昨日に引き続き、本日行われた教員研修2日目の様子を紹介いたします。
2日目の午前は、エンドオブライフ・ケア協会代表理事・めぐみ在宅クリニック院長で、長年ケア医療の最前線に立たれている小澤竹俊先生による研修からスタートしました。
小澤先生には、先月中学2年生に「折れない心を育てるいのちの授業」をしていただきました。
本研修でのテーマは「子どもの心に寄り添うために」です。
思春期を迎え不安を抱える子どもたちに、どのよう接していくか、そして大人ができる支援のあり方についてお話をされました。
先生たちは小澤先生の講演から、新たな着眼点を得て、積極的にロールプレイに臨んでいました。
生徒たちのために何ができるかを、一人一人の教員が真摯に向き合い、考えている姿が、大変印象的でした。
午後は、生徒たちが安心して学園生活を送ることができるように何をしていくべきか、生徒たちの心に寄り添い、成長を支えるための研修が行われました。
生徒たちの成長を支え導く教員が、各々が持つ情報を共有し、一丸となって支援していくことは、欠かすことができません。
研修では、講義とグループワークショップを組み合わせて、情報を共有し、理解を深めていきました。
続いて、「学年」の視点から新年度の取り組みに関して、ディスカッションを行いました。
生徒たちのリテラシー能力・コンピテンシー能力をどのように伸ばしていくか、生徒たちの成長に向けてどのようにアプローチを行っていくか、各学年とも白熱した話し合いが行われました。
そして、各学年の話し合いの中で導き出された新年度の取り組みを、全体会で共有していきました。
本校では、こうした教員間の徹底した情報と認識の共有を通して、「自立・挑戦・奉仕」という建学の精神(「不易」)に、社会の変化に応じた取り組み(「流行」)を組み合わせ、常に新しい教育を実践していきます。
2日間の研修を通じて、エネルギーに溢れる先生たちの取り組みから、今よりもっと良い教育をという意気込みが感じられました。
新年度も、洗足学園の教育は進化していきます。
2025.03.27
教員研修が始まりました
新年度の準備が着々と進む中、本日と明日の2日間にわたって、本校では教員研修が行われています。
洗足学園では生徒たちにクオリティの高い最新の教育を提供できるよう、教員が常にアンテナを張り巡らし、互いにコミュニケーションを取り合いあいながら、教育プログラムを構築しています。
NEWS&TOPICSでは本日と明日、この教員研修の様子を紹介したいと思います。
本日は教員研修1日目の様子をお届けいたします。
27日の開会後に行われたのは、各学年からの1年間の総括です。
各学年の学年主任の先生たちの発表を通じて、CHECK(評価)とACTION(改善)を行っていきます。
6学年の動きを全員が共有することで、中長期のビジョンを明確に持つことができます。
この総括から得た材料を、2日目に予定されている新たな年度に向けての学年研修に活かしていこうという先生たちの姿勢が、大変印象的でした。
続いて、校務分掌に関する研修が行われました。
校務分掌研修では、6年一貫教育を担う私学として、洗足学園ならでは教育を提供するための活発な意見交換が行われていました。
午後は、教科に関する研修が行われました。
洗足学園では、新たな学習指導要領のもと、各教科独自のカリキュラムを組んで授業を行っています。
しかし、一度策定したものをそのまま続けるのではなく、常にブラッシュアップを行い、より良いものを目指していくのが洗足流です。
教科研修では生徒たちの学力向上を目指して、教科教授、カリキュラム、評価など多岐に渡るテーマで先生たちは研鑽を行っていました。
参加する教員一人一人が積極的に発言し、対話を行っていくグループワークショップ形式で研修は進行していきました。
教員が自分の目の前にある課題のみではなく、大きな視野で世の中全体を見つめ、これからの社会に必要な力とは何かを的確に捉えることで、生徒たちにより発展的な教育を提供できるようになります。
洗足学園では日々変化する社会に対応した教育を行うべく、教員も立ち止まることなく研修を通じて研鑽を行っています。
明日は教員研修2日目の様子をお届けいたします。
2025.03.26
3学期を振り返って 中3版「研究論文発表会」
本校では、探究活動を重要な教育項目と位置づけ、様々な取り組みを行っています。
その探究活動の取り組みの大きな柱に、中学3年と高校2年での研究論文の執筆があります。
探究活動の総まとめとしては、高校2年で論文の執筆及び発表を行います。
今年度も高校2年では3月7日に、発表とポスターセッションの2つの形式で発表会を行いました。
中学3年も負けてはいません。
3月5日、高校2年での発表会の中学3年版として、先輩たちが行う形式を取り入れ、各教室を巡ってポスターとしてまとめられた研究内容に質問を投げかけ、講堂での級友のプレゼンテーションを聴講するスタイルの発表会が行われました。
講堂で発表を行った12名のテーマは実に多彩です。
各自が制作したパワーポイントを使用しながら、堂々とプレゼンテーションを行っていました。
聴講する中3生たちは、メモを取りながら真剣な表情で耳を傾けていました。
発表された論文のタイトルは以下の通りです。
「鉛筆の落下時の地面との角度と芯の折れ方の関係」
「人の感情を引き起こす音楽の特徴」
「動線を意識したシェアハウスの間取り図」
「『ポケットモンスターシリーズ』におけるポケモンの属性と音韻の関係」
「人狼ゲームにおける嘘の特殊性について」
「促音の挿入位置による印象の変化」
「オノマトペの効果にフォントの視覚的表現が与える影響について」
「小説『ハリー・ポッター』と『ナルニア国ものがたり』の死生観の比較」
「日本昔話とグリム童話における犬の描写の違い」
「小型家庭用急速冷凍機の実現の可能性を探る」
「企業の経営理念とロゴカラーの関係性について」
「伸縮サスペンダーに近い素材でコナンを持ち上げるためには」
一方、ポスターセッションに臨んだ生徒たちは、各自が執筆した研究論文の内容をまとめたポスターを掲示し、そのポスターを見て質問を投げかけてくる級友や保護者、教員に説明を行っていました。
鋭い質問にも、丁寧にわかりやすく、身振りを交えて答えていました。
中学3年での研究論文への取り組みが、高校2年での探究活動総まとめとしての研究論文執筆へと繋がっていきます。
中3生の今後の更なる探究活動での活躍を期待します。
2025.03.25
3学期を振り返って 高2スポーツ大会
高校2年では、3月14日に「学年スポーツ大会」を開催しました。
3学期を振り返って、本日は大会の様子をレポートいたします。
今週に入り、春を通り越し初夏の気候とも言える日々が続いていますが、開催日の3月14日は寒さがまだ残りながらも晴天に恵まれ、春の陽気を感じられる中での実施となりました。
今回のスポーツ大会は、有志の実行委員が競技決めやルールの設定、賞の基準や当日の進行予定などの協議を重ね、準備を行ってきました。
当日は、クラス対抗リレーとドッジボールの2つの競技が行われました。
クラス対抗リレーは、俊足を披露する「本気リレー」だけでなく、スキップや6人がつながって進むなどの「協力リレー」や、各クラスの学級目標をイメージした衣装や装飾を纏い走る「コンセプトリレー」など、学年生徒全員が楽しめる工夫がなされていました。
ドッジボールは各クラス対抗の「王様ドッジボール」のほか、最後には学年の教員チームとの特別試合も行われ、コートの内外が白熱した雰囲気に包まれていました。
競技終了後には、各クラスごとの順位発表だけでなく、クラスごとの衣装や応援が学級目標とどれくらいマッチしていたかを評価する「コンセプト賞」が発表され、最後まで盛り上がるスポーツ大会となりました。
来月からは、いよいよ洗足学園6年間の最後を締めくくる高校3年生になります。
自らの目標に向けて、邁進してもらいたいと思います。
2025.03.24
吹奏楽部が第32回定期演奏会を行います
春休みに入り、生徒たちは各部の春の公演、通称「春フェス」に向けた準備を行っております。
本日は3月29日(土)に開催を予定している吹奏楽部の定期演奏会についてお伝えいたします。
本年度も、吹奏楽部の定期演奏会は、洗足学園前田ホールで行われます。
世界でもトップレベルを誇る音楽ホールで演奏できるのも、洗足学園の魅力の一つです。
来場いただいた方に、耳でも目でも楽しんでもらおうと、生徒たち自身が工夫を凝らし、さまざまな演出に取り組んでいます。
誰もが時を忘れて感動してもらえるよう、部員一同、日々練習を重ねています。
一年の集大成であるこのステージを、お楽しみください。
受験生・保護者の皆様もご来場いただけます。
お誘い合わせの上、是非前田ホールへお越しください。
日 時:3月29日(土) 14:45開場 15:15開演
場 所:洗足学園 前田ホール
入場料:無料
問い合わせ先:044-856-2777(吹奏楽部顧問 香川・飯田)
※入場には整理券が必要です。こちらのお知らせをプリントアウトしてご持参いただくか、スマートフォンなどの画面上に表示して受付でご提示ください。
※曲目などの詳細は、こちらのPDFファイルをご覧ください。
生徒たちの自治活動は本校の教育の大きな柱の一つです。
仲間たちと協力し合い、目標に向かって共に努力する経験は、将来の大きな力になります。
洗足学園は生徒たちの頑張りを見守り、応援していきます。
2025.03.21
3学期を振り返って 高1学外活動発表会
本校では、生徒たちが自発的に自らの力を学外で発揮する「学外交流活動」を積極的に支援しています。
洗足学園では「他流試合」と呼ばれている学外交流活動に、高校1年生が今年度挑戦した成果と経験を発表する発表会が、3月4日に行われました。
3学期を振り返り、本日はその発表会の様子をレポートいたします。
今回の発表の形式は、本校では研究論文の発表スタイルの一つとして定着しているポスターセッション形式です。
体育館の壁や整然と並べられたパネルに、生徒たちは各自が参加した学外活動の内容や感想を1枚のポスターにまとめて掲示します。
当日、体育館には教員や保護者も集い、生徒たちのポスター発表に聴き入っていました。
来場者からの質問にも丁寧に、詳しく応える生徒たち。
自らの経験を多くの人たちに伝えたいという熱意ある生徒たちの姿勢は、来場者の心に響いたようでした。
この経験を糧に、高校2年でも積極的に挑戦をし続けてもらいたいと願います。
2025.03.19
卒業学年の生徒会役員に感謝状が贈られました
高校卒業式を翌日に控えた3月14日(金)の放課後、卒業学年の前年度生徒会役員7名が校長室に集いました。
宮阪校長先生より、昨年度生徒会長を筆頭に7名の生徒会役員であった生徒たち一人一人に、学校からの感謝状が手渡されました。
贈呈式の後、校長先生からはこれまでの学校及び生徒会への貢献に、感謝と労いの言葉が贈られました。
役員の生徒たちは、「生徒会としての活動ができて、本当に良かったです」「今までと違う視点で、学園生活を見つめることができました」「堅いイメージであった生徒会活動でしたが、楽しく活動を行うことができました」と、振り返って語ってくれました。
昨年度生徒会長は、「一人ではない、頼ってもよいということを学んだのが生徒会でした。本当に有意義な時間でした」と思いを込めて話してくれました。
彼女たちの志は、後輩たちに受け継がれ、新たな洗足学園の生徒会の歴史が紡がれています。
今後も洗足学園は、生徒たちの自治活動を支援していきます。
2025.03.18
中学卒業証書授与式・3学期終業式が行われました
本日、本校では3学期終業の日を迎えました。
NEWS&TOPICSでは、3学期終業式と中学卒業証書授与式の様子をお伝えいたします。
終業式は、高校の部と中学の部に分かれて実施されました。
校歌斉唱に続き、校長先生からのお話がありました。
宮阪校長先生は、「挑戦」をキーワードにお話をされました。
2024年度を振り返り、洗足学園100周年の年は、生徒の皆さんの「挑戦」が際立った年であったと校長先生は振り返られました。
この1年の学外交流活動への参加件数は351件、のべ783名の生徒が参加したこと挙げられ、活動の報告に校長室を訪れた生徒たちからの感想の中にあった、「外の世界を知ることで、学内での学びが重要であると再認識をすることができました」という言葉を紹介されました。
また、海外での活動への参加者が英語で報告を行った中に、「文化の違いに気付くことができました」「人とのふれあいの大切さを感じられました」という感想があったことも紹介されました。
最後に、この1年、皆さんを見ていて、「やってみよう!」と物事をポジティブに考える気持ちがとてもよく伝わってきましたと述べられた校長先生。
その勇気が、世界を広げることに繋がると語られました。
「前に進む極意は、失敗を失敗と思わないこと。諦めなければ道は拓けます」とエールを送り、話を締めくくられました。
続いて、表彰式が行われました。
校内で行われた「読書感想文コンクール」の受賞者、学外活動での受賞者、部活動の大会での受賞者が表彰されました。
校長先生の「おめでとうございます!」という言葉に嬉しそうな表情を見せ、誇らしげに賞状を受け取る生徒たちの姿が大変印象的でした。
表彰式の中で行われた「Harvard Prize Book」の授与では、ハーバード大学在日同窓会よりのビデオレターが上映され、受賞者に図書が手渡されました。
その後、「アスペン ジュニアセミナー」参加者である高校2年生2名が登壇し、活動報告が行われました。
概要説明から、体験内容の報告、活動の中で得た収穫に至るまで、詳細なプレゼンテーションが行われていました。
学外活動が学内で培った力を試す場となり、そこで得た経験を学内での学びに生かしている生徒たちの報告に、聴講する生徒たちの目は輝いていました。
最後に、舞台には生徒会長が登壇しました。
生徒会長として登壇する最後の場となる終業式で、生徒たちから寄せられた意見に生徒会としてどのような活動を行ってきたかを報告し、有意義な学園生活に向けてのメッセージを生徒たちに投げかけました。
その姿は、まさにリーダーにふさわしい堂々としたものでした。
中学3年生の卒業証書授与式は、中学の終業式に先立って執り行われました。
担任の先生の呼名に中3生たちは、気持ちを込めて「はい」と返事をし、一人一人宮阪校長先生より壇上で卒業証書を受け取りました。
胸を張って登壇する中3生の姿には、これまでの充実した学園生活を更に高校で飛躍させようという決意が溢れていました。
この1年、生徒たちは学業に行事に、学外活動に、自治活動に懸命に取り組んできました。
この努力と今年度の経験は、4月から始まる新たな学年で、必ず生徒たちの力になるはずです。
4月からは101周年を迎え、洗足学園では新しい取り組みが生まれてきます。
学校として今後も生徒たちの成長のために、改革を止めることなく全力を尽くしていきます。