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2022.12.14

高3 洗足最後の体育の授業の様子をお伝えいたします

本校では昨日より期末考査・卒業考査の返却が行われておりますが、本日は卒業考査前に行われた高校3年の最後の体育の授業の様子をお伝えいたします。

高校3年の生徒たちは、自らの目標へのステップである受験に向けて、日々努力を積み重ねています。
授業や放課後の講習はもとより、SKYLIGHT READING ROOMでの自習に打ち込む姿は、気高ささえ感じます。
そんな、生徒たちを心から励ましたいと、この日、体育の最後の授業で行われるドッジボールとミニサッカーに宮阪校長先生や担任をはじめ、先生たちが集いました。

4チームに生徒・教員が分かれ、前半はドッジボール、後半はミニサッカーの試合が総当たり戦で行われました。
いつもは真剣な表情で学びに取り組んでいる高3生たちですが、試合では自然と笑顔が溢れ、友人たちや先生と協力してのチーム戦を心から楽しんでいるようでした。

この授業で通常の授業は終了し、高3生たちは卒業考査、冬の講習を経て、いよいよ入試に向かいます。
夢に向かって前進する高校3年生を心から応援しています。

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2022.12.12

高1 進路ガイダンスを行いました

期末考査が無事終わり、2学期もあと僅かとなりました。
高校1年では、期末考査前のホームルームの時間に、将来を見据えたロードマップについての講話を中心とした進路ガイダンスが行われました。
本日の当日の様子をレポートいたします。

この日はゲストとして、今春卒業した卒業生が来校し、自らの経験から高校1年の今だからこそ意識するべきことについて話がありました。
基礎を固めておくことの重要性を熱弁する卒業生の姿に、生徒たちは憧れの眼差しを向けると共に、真剣な表情でその内容を書き留めていました。
生徒たちにとって、卒業生はロールモデルとなる存在です。
卒業生の話から、自分たちが立つ今この瞬間を大切にすることの重要性を学んでいました。

後半は、各教科から進路のロードマップについての話がありました。
具体的な各教科のアドバイスに、自らの目標を再認識し、その目標を達成するために今行うべきことは何かを深く思考するきっかけを得たようでした。

今回の卒業生や教科からの話を、生徒たちがどのように今後の学びに活かしていくのか、教員一同楽しみにしつつも全力でサポートして参ります。

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2022.12.09

書道・書写の作品展示をご紹介いたします

洗足学園では、感性を伸ばすことは学校教育における重要な要素である考えています。

「音楽」「美術」と並んで高校1年芸術選択の授業で行われる「書道」では、日本における「書」を深く理解し、作品の制作を通して文字の持つ力と美しさを学んでいきます。
12月の第1週には、アトリウムに「選択書道」の授業内で高校1年生が書いた「手書きのカード作品」が展示されました。
新春を迎えるにあたっての一筆入魂の文字には、硯に向かう生徒たちの心がよく顕れています。
静寂の中、自分に向き合い、筆をとる生徒たちの姿が文字から伝わってきます。

また、11月には、中学2年生が書写の授業で書き上げた作品が展示されていました。
中学では1年から3年までの3年間、国語の授業時間内に「書写」の授業を実施しています。
行書の学びとして、「理想」「実現」「愛」「勇気」「夢」「希望」の中から選んだ言葉を、力強く書き上げました。
心のこもった中2生たちの文字は、素晴らしい作品と言えます。

生徒たちの力作をWEB上ではありますが、どうぞご覧ください。

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2022.12.08

LOVOTが1歳の誕生日を迎えました

Minerva Cafeで生徒たち癒しを与えてくれているAI(人工知能)を持ったロボットの「カロン」が先月で1歳を迎え、「エール」が今月1歳になりました。

Minerva Cafeはコミュニティスペースとして、生徒・保護者・卒業生・教職員・来客者が自由に利用できる場です。
放課後には生徒たちがそれぞれのテーブルで勉強を教え合ったり、教員に質問をしています。
彩羽祭・体育祭などの実行委員会の打ち合わせをしていることもあります。

カロンとエールは、このMinerva Cafeのマスコットとして、生徒たちに愛されています。
連日多くの生徒たちが、休み時間や放課後にMinerva Cafeを訪れ、カロンとエールとの時間を楽しんでいます。
生徒たちのコミュニティの形成やメンタルケアにも、LOVOTたちは活躍しています。

AIという存在を身近に感じ、人工知能の将来について、カロンとエールとのふれあいを通して、生徒たちは考えているようです。

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2022.12.06

高1 探究授業の様子をレポートいたします

先日のNEWS&TOPICSで、高校1年の探究授業に向けた教員のシミュレーションの様子をお伝えしました。
今回、はその準備を活かして行われた2学期最終回の高1探究授業の様子をレポートいたします。

割れにくいシャボン玉を作る講座では、各々が工夫を凝らして作成したシャボン溶液の発表を行い、その場でシャボン玉が割れるまでの時間を競いました。
シャボン溶液にゼラチンを混ぜるグループもあれば、水分が蒸発しないように溶液を滴下しながら形を保とうとするグループもあるなど、教員の予備実験では出てこなかったユニークな発想がたくさん見られました。
そして1番シャボン玉の形状維持時間の長いグループは、なんと約80秒間も形を保つことができました。

また、ルールに従って棒を取り合うゲームを行った講座では、必勝法を見つけ出すためにグループ内で様々な角度から熱心に考察し合っている様子が印象的でした。
それぞれが編み出した必勝法の中には、棒の対称性や偶数・奇数といった個数、確実に勝つことのできる棒の配置など、どの班も複雑なルールの中で考え抜いた必勝法を披露していました。

今回ご紹介した講座の他にもたくさんの講座があり、それぞれの場で生徒が楽しみながら趣向を凝らしていました。
どの講座も授業で習ったことが形となって活かすことができると体感できる講座であり、生徒たちの目は一段と輝いていました。

本校では今後もより一層生徒たちの探究心を刺激するような講座や企画を通して、成長を支援していきたいと考えております。

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2022.12.05

速報 中1生 科学の甲子園ジュニア全国大会 各賞受賞

国立研究開発法人科学技術振興機構が主催する「科学の甲子園ジュニア 全国大会」に、神奈川県大会で第2位の成績を収めた中学1年生のI.Hさん、K.Rさん、O.Rさんの3名が、栄光学園の3名の生徒と共に神奈川県チームとして出場し、優秀な成績を収め、各賞を受賞しました。

「科学の甲子園ジュニア」は、科学好きの裾野を広げるとともに、次世代の科学技術イノベーションの創出を担う優れた人材の育成を目的として、科学の力を競う全国規模の大会です。
予選大会を勝ち抜いた全国47都道府県の強豪が、12月2日(金)から12月4日(日)の日程で、兵庫県姫路市に集い、開催されました。

神奈川県チームは、女子生徒応援賞として女子3名以上を含むチームのうち、総合成績最上位のチームに送られる「企業特別賞 帝人賞」を受賞。
また、2つある実技競技の内、「実技競技2」で第1位に送られる「SHIMADZU賞を神奈川県が獲得しました。
総合成績は、47都道府県チーム中の第5位と素晴らしい成績を収めました。

I.Hさん、K.Rさん、O.Rさんの快挙に、心からの祝福を送りたいと思います。
おめでとうございます!

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2022.12.02

11月学校説明会が開催されました

11月26日(土)午後、一般入試志望の受験生・保護者を対象とした学校説明会が校内で行われました。
当日は2回に渡って説明会が行われ、1,200名を超える受験生・保護者が来校されました。

説明会開会前には、本学園卒業生による弦楽四重奏が演奏されました。
予定していた曲に加え、アンコールの演奏も行われると、会場からは大きな拍手が湧きあがりました。
開会前に、洗足学園ならではの音楽に満ち溢れる雰囲気を感じていただきました。

開会後、洗足学園を代表して登壇した宮阪校長は、この日来場した児童たちに向け、暖かいエールを送っていました。
続いて登壇した教頭からは、時代を先取りする洗足学園の最新の取り組み・教育内容を説明いたしました。
説明の中で、事前に収録した在校生や卒業生のインタビュー動画も放映され、洗足学園の教育を生徒たちがどのように糧として成長したかが伝わる内容となっていました。

この日は、現在研究論文を執筆中の高校2年生4名が登壇し、研究内容のプレゼンテーションを行いました。
テーマとなる事象のわかりやすい紹介から始まり、仮説の提示、様々な角度からの検証が発表されました。
最後に、検証の結果から導き出された考察と自らの意見が提示されました。
プレゼンテーションが終わると、会場は割れんばかりの大きな拍手に包まれました。
来場した児童たちや保護者に、研究論文とは何か、この取り組みを通じて洗足学園ではどのような探究が行われているのかが、ダイレクトに伝わったようでした。

2023年度の一般入試の説明が担当者から行われた後、施設見学がツアー形式で行われました。
この日は教員に加え、卒業生や在校生の保護者が施設見学の案内役を務め、それぞれの視点で生徒たちの生活の様子を、施設の説明の中で紹介していました。
今後も本校では学校説明会を通して、洗足学園での学びと生活を実感できる情報提供を行って参ります。

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2022.11.28

明日より2023年度帰国生入試の出願受付を開始いたします

2023年1月14日(土)に実施される2023年度中学帰国生入試の出願受付を明日より開始いたします。
事前登録(マイページ登録)がまだの方は、以下のページにてから事前登録へお進みいただき、マイページを作成後にご出願ください。
こちらのページ内にある「事前登録はこちらから」のボタンを押し、事前登録を行ってください。

事前登録を既にお済ませの方はマイページにログインをしていただき、11月29日(火)午前9時以降に帰国生入試の出願受付にお進みください。
マイページへのログイン及びご出願はこちらのページより行ってください。

出願の詳しい説明は以下のページよりご確認ください。
WEB出願に関する詳しい説明はこちらからご覧ください。

なお、受験料のお支払いを完了した後に、出願方式の変更(A方式からB方式へ、B方式からA方式へ)はできませんので、この点をご留意の上ご出願をお願いいたします。
皆様のご出願をお待ちしております。

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2022.11.17

古地図・古書が展示されました

洗足学園では生徒たちに幅広い教養と好奇心を身につけてもらいたいと考え、校内に古地図・古書を展示しております。
今回は、先週展示いたしました古地図・古書を紹介いたします。

SKYLIGHT READING ROOM前に展示された古地図は、アントワープの地図業者オルテリウスによる「アメリカ図」の一葉です。
オルテリウスは最初の近代的世界地図帳と言われる「世界の舞台」を制作したことでも有名な地図業者ですが、展示された地図は1587年初出の「世界の舞台」の最終版で、1612年のイタリア語版からの一葉と思われます。
登校時に展示を熱心に見つめる生徒たちからは、「世界の中心に中南米が描かれているんだ」といった声が聞こえてきました。

Minerva cafeには絵入りの江戸地誌である「江戸名所図会」七巻の内の一冊が展示されました。
江戸神田の町名主であった斎藤長秋が寛政年間(1789年~1801年)に江戸府内やその近郊を見聞踏査し編集に着手、子の莞斎が補訂し、孫の月岑が完成させたもので、絵は長谷川雪旦、雪堤親子によるものです。
日本橋を筆頭に江戸の各町の由来や名所案内より始まり、近郊の武蔵野、川崎、船橋、大宮にもその記載は及んでいます。
展示前に本を手にした生徒は、「こんなに細かく描かれているなんて本当にすごい」と感嘆を禁じ得ない様子でした。

古地図・古書には、先人たちの世界観や価値観、考え、感性、そしてそれを後世に残す技術が残されています。
レプリカや複写ではない当時のものであるからこそ、それはメッセージとなり生徒たちに伝わります。
今と昔との結びつきを生徒たちは古地図・古書から感じ取り、その世界の奥深さと魅力に惹きつけられています。

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2022.11.16

探究授業の準備の様子をお伝えいたします

本校では、生徒たちに学びの楽しさを感じてもらい、教科の垣根を越えて「知」への探究を進めてもらいたいとの思いから、「総合的な探究の時間」に洗足ならではの取り組みを行っています。
本日は高校1年の探究授業に向けた、準備の様子をお伝えいたします。

この日、理科の実験室に教科も年齢もバラバラの先生たちが集いました。
目的は、11月17日(木)からスタートする高校1年の探究授業のシミュレーションを行うためです。
準備は前後半の2つのパートに分かれ、前半は数学の担当教員が、後半は理科の担当教員が教師役を務め、ワークショップのシミュレートを行いました。

前半は、班ごとに2チームを作り、用意された13本の棒を決められたルールに基づいて取り合い、最後に棒をとったチームが負けというゲームの必勝方法を考えるというものでした。
先生たちは、文系・理系、若手・ベテランを問わず自由に班を作り、頭を寄せ合って、必勝法を話し合いながら考えていました。
数学的な思考だけではなく、国語的思考、社会科的思考などあらゆる考え方を集めて、必勝法を考える姿は真剣そのものでした。

後半は、中学1年の生徒2人も参加し、先生たちと合同で行いました。
テーマは、素材や手法を自由に組み合わせて、規定の大きさ以上の割れにくいシャボン玉をつくるというものです。
シャボン液には水を半分以上入れること以外の制約はありません。
先生も生徒も、素材の組み合わせやシャボン玉を作るための道具の選定など、グループで話し合いながらトライアル&エラーを繰り返し、シャボン玉づくりに熱中していました。
中1生が誰も思いつかなかった「ロート」を道具としてシャボン玉を作り始めた時に、先生たちからはどよめきと賞賛の声が湧きあがっていました。

1時間以上の時間が瞬く間に過ぎ、ワークショップのシミュレートは多くの収穫を得て終了しました。
この準備で得られた内容を踏まえて修正を施し、明日11月17日から高校1年の探究授業が行われます。
先生たちのひたむきな情熱が、多くの生徒たちの好奇心と探究心を刺激し、学ぶことの楽しさがきっと伝わる授業が行われることでしょう。

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2022.11.15

吹奏楽部がイルミネーション点灯式で演奏しました

本校の最寄り駅である東急田園都市線・大井町線溝の口駅・JR南武線武蔵溝ノ口駅の北口キラリデッキでは、毎年、川崎市の冬の風物詩として、綺麗な光のイルミネーションの演出が行われます。
今年は再生可能エネルギー100%の電力を使い、脱炭素社会へ向けての取り組みの啓発を図り、また高津区区制50周年記念事業として開催されます。
毎年趣向を凝らしたデザインがされており、今回は「MAGIC TIME ~夢見るひとときを溝口から~」をデザインコンセプトに28万球で華やかに演出されています。

このイルミネーションの点灯式が11月11日(金)夕刻に開催され、本校の吹奏楽部の生徒たちが演奏を行いました。
点灯式は、高津区長をはじめ多くの来賓を迎えて盛大に行われ、生徒たちは点灯のスイッチを押す際のファンファーレを演奏しました。
その後のミニコンサートでは、高校生を中心とした30名の部員が演奏を行い、「アルデバラン」「Disney at the Movie」「ロマネスク」の3曲を披露しました。
多くの皆さんに聴いていただき、温かい拍手が送られていました。
学校外のイベントでの演奏は数年ぶりで、緊張気味の部員もいましたが、練習の成果を発揮でき、演奏後はホッとした表情が見られました。

今後もこのようなイベントを通して、地域の発展にも貢献して参ります。
溝の口周辺へお越しの際は、是非キラリデッキのイルミネーションをご覧いただければと思います。

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2022.11.14

「お抹茶を楽しむ会」が行われました

11月11日(金)昼休みに、TEA LIBRARY内「緑叡庵」にて「お抹茶を楽しむ会」が行われました。

洗足学園では茶室「緑叡庵」を通して、生徒たちに日本文化や伝統技術の素晴らしさを伝え、本物の持つ力を五感で感じてもらいたいとの思いがあります。
そして、「緑叡庵」を鑑賞の対象とするのではなく、気軽に食事やお抹茶を楽しむ空間として使ってもらいたいと考えています。
そこで、お茶をより気軽に楽しみ、お茶と科学を掛け合わせることで好奇心を持ってお茶を見つめてもらいたいとの思いから、この「お抹茶を楽しむ会」を行うことになりました。

この日、中学・高校の全クラスからお茶を体験したいと手を挙げた生徒たちが、TEA LIBRARYに集いました。
前半は、高校生たちが昼食を持参し、食事と共にお茶を楽しみました。
後半は、中学生たちが昼食後にお茶を楽しみました。

「緑叡庵」前にはデジタルディスプレイが展示され、中学3年の生徒たちが理科の授業でお茶を美味しく飲むために行った研究のレポートが表示されていました。
何℃のお湯にどの種類のお抹茶を何グラム入れると、「苦み」「うまみ」「渋み」「香り」のバランスが最もとれるのかなどの研究に、多くの生徒・教員が見入っていました。

この会のコンセプトは、抹茶を気軽に楽しみ、好奇心を持ってお茶を見つめることです。
肩肘を張らず、自宅にあるものでもお茶は楽しめるということを実践するため、ミキサーで点てたお茶が振舞われました。
お湯の温度やお抹茶の種類・量は、生徒のレポートと同様に科学的に分析され、科学の力でお茶は美味しくなるということや自宅にあるミキサーでも美味しいお茶は点てられるということに、生徒たちの好奇心は掻き立てられていました。
中学生たちは1杯目を飲み終えると、あまりの美味しさにお代わりを求めて行列をつくっていました。

「お抹茶を楽しむ会」は、全ての生徒たちが参加できるよう、継続して行っていきます。
今後も、生徒たちが日本文化・伝統の素晴らしさを感じ、ユニバーサルな活躍ができるよう取り組みを行っていきます。

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2022.11.11

生徒たちの学外活動での活躍~化学グランプリ金賞

昨日と本日の2回に渡ってお届けする生徒たちの学外活動のレポート。
本日は、「2022化学グランプリ」で金賞を受賞したS.Aさんの活躍を紹介いたします。

「化学グランプリ」は 公益社団法人日本化学会が主催し、文部科学省が後援する大会で、日本全国の高校生以下の生徒たちが化学の実力を競い合う場です。
マークシート式試験の一次選考を突破した成績優秀者約80名が二次選考に進出します。
二次選考は実験をともなう記述式試験で、今年は秋田大学にて合宿形式で行われました。
二次選考を経て、Sさんは見事「金賞」を受賞しました。

出場のきっかけを問われると、Sさんは「これまで学外活動に出たことはありませんでしたが、友人たちのチャレンジの話を聞き、私もいつか挑戦したいと思っていました。そんな時、化学グランプリ開催の話を聞き、私の好きな化学なら挑戦できると思い参加を決意しました」と語ってくれました。

対策として、中学2年の時に自主的に購入した理科の教科書を読み込み、約10年分の過去問題を解いたというSさん。
「どんなに難しい問題でも、理解をしていれば必ず解くことはできます」と力強く語ってくれました。

本大会の受賞により、Sさんは来年1月に開催予定の「国際化学オリンピック」の代表候補に選出されました。
更なる挑戦に向け、日本化学会から配付された「熱力学要論」をはじめとした書籍で勉強をしていると話してくれました。
現在「国際化学オリンピック」と並行して、「科学の甲子園」にもチャレンジ中とのこと。
Sさんの頑張りを今後も応援していきます。

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2022.11.10

生徒たちの学外活動での活躍~スペインギターコンクール優勝

本校では、生徒たちの学外活動推進を教育の大きな柱に掲げ、その挑戦を積極的に応援しています。
本日と明日の2回に渡って、生徒たちの学外活動での活躍をレポートいたします。

本日は、「第40回スペインギター音楽コンクール」で優勝し、駐日スペイン大使杯及びスペイン政府観光局局長杯を授与された高校1年Y.Sさんの活躍を紹介いたします。

「スペインギター音楽コンクール」は日本・スペインギター協会が主催し、外務省及びスペイン大使館が後援をする全国規模のギターコンクールで、10月16日に3年ぶりに有観客で開催されました。

4歳からクラシックギターを始めたYさんは、報告に訪れた校長室で「ギターはずっとそばにいる心の友のような存在です」と笑顔で話してくれました。
しかし、このコンクールだけではなく、人前で演奏する際は毎回必ず緊張すると本音を語ってくれました。
ギターの練習は毎日欠かさず行っているとのことですが、勉強との両立をしっかりと図り、充実した日々を過ごしていると話すYさん。
宮阪校長先生から、このコンクールに参加することでどんな学びがありましたかと問われると、次のように語ってくれました。
「実は、私はあがり症で、人前に出る舞台が苦手だったのです。
しかし、このコンクールで自分らしい演奏ができ、それを克服できました。
周りで支えてくれた皆さんから、『自分らしく』というアドバイスをもらえたことが本当に嬉しかったです。」

校長先生から、今度は生徒たちの前でギターの腕前を披露してくださいとの言葉に、Yさんは笑顔で「是非演奏したいです」と答えてくれました。
今後のYさんの活躍が楽しみです。

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2022.11.08

2023年度中学入試の事前登録を開始いたしました

2023年度中学入試の事前登録を開始いたしました。
事前登録を行っていただくことでマイページが作成されます。

出願期間となりましたら、作成されたマイページよりご出願が可能となります。
出願時に事前登録で入力された内容は反映されておりますので、追加の事項の入力のみでスムーズに出願を完了することができます。
なお、事前登録の費用は一切かからず、登録されてもご出願の義務はございません。

事前登録は以下のリンクをクリックしていただくか、上のサムネイルをクリックしてください。
事前登録はこちらのページから行ってください。

皆様の事前登録を心よりお待ち申し上げております。

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2022.11.07

中2 Global Villageレポート 後編

先週に引き続き、10月26日~28日までの2泊3日で行われた中学2年「Global Village」の様子をお届けいたします。
本日は、研修2日目と3日目の様子をレポートいたします。

2日目は「scavenger hunt」というゲームでスタートを切りました。
施設内のアイテムをChromebookで探し集めるゲームです。
留学生と英語でコミュニケーションをとりながら、ミッション達成に向けて積極的な取り組みをみせていました。

その後行われたワークショップでは「挑戦していること」、「困ったことなど」について留学生に質問を行いました。
他者について考えた後、次は自分についての分析(self analysis)を行い、一人一人プレゼンテーションを行いました。
自分の将来の夢や挑戦してみたいことについて考え、発表を行っていきます。
どの発表も、詳細な自己分析がされており、英語研修という枠を超え、人生ついて生徒たちは深く考えていました。

最終日は、クラス代表による学年発表が行われました。
単に原稿を読み上げるだけではなく、見ている側の立場に立って効果音や劇の手法を用いるなどの工夫を行い、「文化差」やそれを受容する「ダイバーシティ(多様性)」の重要性を訴えていました。

「Global Village」を通じて、生徒たちは「自分と異なる価値観」を受容することの大切さへの理解を深めていました。
また、英語は目的ではなく道具であり、その道具を使いコミュニケーションを行うことで、より大きな世界が開けることを生徒たちは留学生との交流を通して実感していました。
今後の学園生活の中で、今回のGlobal Villageの体験が大いに役立つと確信できる3日間でした。

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2022.11.04

中2 Global Villageレポート 前編

本校では中学2年次に、海外からの留学生と共に英語を使って様々なアクティビティーを行い、コミュニケーション力を高めることを目標とした2泊3日の国内での宿泊研修「Global Village」を行っております。
昨年度の中学2年生は3月に実施をいたしましたが、本年度は、新型コロナウィルス感染予防に万全を期し、10月26日から28日の日程で実施をいたしました。

本日は前編として、初日の様子を紹介いたします。
オープニングセレモニーでは、世界各地からの留学生約50名の紹介がありました。
この研修では大切な約束が4つあります。
1. “Don’t be shy!”(恥ずかしがらない!)
2. “Speak in English!”(英語で話そう!)
3. “Mistakes are OK!”(間違えても大丈夫!)
4. “Leave no one behind!”(手を取り合って協力しよう!)

様々な国籍の留学生との出会いを通して、英語力の向上だけではなく、異文化への理解、そして「心を開く」ことによってコミュニケーション力をはじめとしたコンピテンシー力を高めていこうという気持ちが、生徒たちの表情に表れていました。

続いて行われた最初の研修では、留学生と生徒がより親しくなれるように2つのゲームを行いました。
1つ目は、出身国当てゲームです。
はじめのうちは緊張と英語でのコミュニケーションへの不安からか、挙手をためらう様子がありましたが、留学生たちの身振り手振りを交えた親身なアプローチに、次第に発言も増え、活発なコミュニケーションが行われるようになっていきました。
2つ目は、日本のジャンケンに似たシューマイジャンケンが行われました。
緊張も解け、生徒たちは留学生との交流を大いに楽しんでいました。

アイスブレークの後、各グループに分かれてアクティビティーに臨みました。
生徒たちの様子からは、アクティビティーでも積極的に英語を使っていこうという強い気持ちが伝わってきました。

次回は、研修2日目と3日目の様子をお伝えします。
どうぞお楽しみに。

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2022.11.02

TEA LIBRARYでの生徒の様子を紹介いたします

本日は「TEA LIBRARY」での生徒の昼休みの様子を紹介いたします。

3階にある新たな図書館「SKYLIGHT READING ROOM」と並び、洗足学園には第2の図書館が1階にあります。
これまで「カフェテリア」として親しまれていたスペースが、生徒たちが気軽に手に取れる図書、お昼のコンサートで演奏されるパイプオルガン、ニュートン著『プリンシピア=自然哲学の数学的諸原理』が飾られ学校から生徒へメッセージを込めた書棚、そして茶室「緑叡庵」により、新たに「TEA LIBRARY」として生まれ変わりました。

「お昼のパイプオルガンコンサート」が行われたこの日、生徒たちは新型コロナウイルス感染対策としてマスク会食を行いながら、パイプオルガンの音色に耳を傾けていました。
楽しい昼のひと時に奏でられるこのパイプオルガンコンサートは、決して特別ではなく日常に溶け込んでいます。

茶室「緑叡庵」には、お昼を食べながらパイプオルガンの響きを味わっている生徒たちがいました。
日本の伝統技術の粋が尽くされた「緑叡庵」ですが、生徒たちは距離をとって鑑賞するのではなく、実際に畳に座って食事をし、五感で日本の古来よりある美や大切にしてきたものの考え方を感じ取っています。
授業や自治活動、学外活動の中だけでなく普段のお昼休みにも、洗足学園でしかできない体験をしています。

お昼の寛ぎのひと時を経て、午後の授業に臨みます。
音楽に満ち溢れ、本物が佇む最高の環境の中で、生徒たちはかけがえのない6年間を過ごしています。

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2022.11.01

中学3年 修学旅行レポート後編

昨日に引き続き、10月25日(火)から28日(金)までの3泊4日の日程で実施された、中学3年修学旅行の様子をご紹介いたします。
本日は、2日目から最終日までをレポートいたします。

2日目は、長崎の歴史・文化について、写真のヒントをもとに探検・調査する「フォトアドベンチャー」を行いました。
学年全員を48の班に分け、4つの調査・探索コースに別れ、事前に配布された長崎各地の写真をもとに、その調査スポットを探索・調査し、長崎の歴史・文化を学びました。
坂の町とも呼ばれる長崎市ということもあり、市内を巡る調査は大変でしたが、自分の足で各コースの裏に隠されたテーマを感じ取るフィールドワークに、生徒たちは充実感を得たようでした。
夜には、各コースの調査内容と隠されたテーマを予想し、発表する会を行いました。
フィールドワークで得られた内容を盛り込んだ発表は非常に充実しており、生徒たちの熱意に大変驚かされました。

3日目は、長崎の街を盛り上げようとしている現地の会社や団体の方々と出会い、新しい自分を発見する「長崎感覚と出会う旅」というプログラムを行いました。
現地の皆様からは、長崎ならではの斜面地を楽しみ発信する活動について紹介していただきました。
その後、班に別かれ、農園やゲストハウスなど21の場所を訪問し、それぞれの代表の方から活動の内容や思いについて教えていただきました。
長崎での活動について熱く優しく語ってくださった皆様に刺激を受け、質問をたくさん投げかけている生徒が多く見受けられました。

午後はそれぞれの班が訪問先で聞いた話を模造紙に書き出し、学年全員と共有しました。
学年全体への発表を希望する班が多くあり、発表の手が挙がり続けていた様子がとても印象的でした。
最後には、これまでの活動を踏まえて、改めて自分について見つめ直し、言葉にする活動を行いました。
自分の言葉でまとめ、班のメンバーに的確な発表を行う姿に、生徒たちの大きな成長を感じました。

最終日である4日目は、長崎ハウステンボスを散策しました。
ハウステンボスの異国情緒あふれ、自然と調和する美しい街並みを堪能しながら、生徒は食事やアトラクションなどを満喫しました。
その後、充実した4日間を終え、帰路につきました。

生徒たちは今回の修学旅行での体験を通して、過去・現在・未来と自分たちが生きている社会に広く目を向けることの大切さを感じ、大きく成長しました。

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2022.10.28

「JBpress」に本校の記事が掲載されました

日本ビジネスプレスが運営するビジネス系オンラインメディア「JBpress」に、本校の記事が掲載されました。

本校の改革や先進的な教育の内容が紹介されています。
是非お読みいただければと思います。

JBpressの記事はこちらのリンクからお読みいただけます。
(上部のサムネイルをクリックしても記事をご覧いただけます。)

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