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2023.11.08

高2 修学旅行レポート 前編

今週のNEWS&TOPICSは、修学旅行特集を組み、旅先での生徒たちの様子をお伝えしております。
本日からは前編・後編の2回に渡って、10月24日から27日まで3泊4日の日程で行われた高校2年奈良・京都修学旅行をレポートいたします。

前編の本日は、1日目・2日目の奈良での研修の様子をお伝えいたします。
初日は、新大阪駅からバスで奈良県斑鳩町へと向かい、法隆寺の拝観からスタートしました。
新幹線を降りた生徒たちは、バスの車窓からみえる一つ一つの光景を興味津々な様子で眺め、ガイドからの解説に耳を傾けていました。
車窓の景色からも学ぼうとする生徒の様子には、待ちに待った修学旅行を迎えた喜びが溢れていました。

奈良へ入った後、始めに法隆寺に参詣をしました。
幸運なことに、今回の修学旅行は秘仏である夢殿救世観音像の開帳の期間に当たっており、普段は見られない聖徳太子の等身像をじっくりと拝観することができました。
日本史の授業のノートや資料集を片手に、本物を見て感じたことを書き込んでいる姿がありました。 

続いて、明日香村に移動し、飛鳥寺・キトラ古墳・石舞台古墳を見学しました。
明日香村では、目の前にある本物の文化財を、まさに歴史の生き証人として感じることができたようです。

2日目の起床時間は、なんと朝5時半です。
靄がかかり、鹿の鳴く声が響く吉野山の朝を感じながら、生徒たちは勤行体験に向かいました。
勤行体験では、お経をあげていただきながら瞑想を行いました。
森閑とした空間に響くお経の声に耳を傾け、自己を深く省察するひとときをいただきました。
その後、世界遺産である金峯山寺に移動し、講話を聴講しました。
朝の吉野の道を歩きながら、生徒たちは吉野の地を育んできた歴史へと思いを馳せていました。

奈良市内に移動したのちは、東大寺・興福寺・薬師寺・唐招提寺等を巡る自主研修を行いました。
今回の修学旅行の自主研修では、「世界遺産を二つ以上訪れ、その場所で班員の写真を撮る」という生徒実行委員の発案した課題があります。
日本の歴史・文化を実際に経験し、その魅力を自分の言葉で世界に発信できる力を育むことを目標に、生徒たちは古都奈良の歴史を満喫してきたようです。
奈良から班ごとに京都に移動し、京都で泊まるホテルに到着した生徒たちの表情には疲れも見えましたが、たくさんの思い出を作ってきたことがわかる笑顔が溢れていました。

3日目・4日目の京都の研修の模様は、11月10日(金)に後編としてお伝えします。
どうぞお楽しみに。

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