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2023.10.25

木村宗慎先生の講演会が行われました

昨日修学旅行に出発した高校2年生たちは、本日は奈良・京都を訪れています。
修学旅行の大きなテーマは「日本文化の探究」です。
古都の歴史的遺産に触れることで、現代の日本にも通じる文化を感じ取り、日本の歴史・文化・伝統について他者に伝えられるよう理解を深めることを目的としています。

その事前学習として、10月16日(月)に茶人の木村宗慎先生をお招きして、講演会を開催いたしました。
木村先生は、芳心会を設立し、京都・東京で稽古場を主宰する傍ら、「一日一菓」(新潮社)、「茶の湯デザイン」(阪急コミュニケーションズ)を始めとした多くの著作を執筆、NHK BSプレミアム「ザ・プロファイラー『千利休 常識の壁を壊す進撃の茶人』」にご出演されるなど、ご活躍をされている茶人でいらっしゃいます。

本校の修学旅行は、昨日のNEWS&TOPICSでも紹介いたしました通り、生徒たちが実行委員を中心に0から自分たちの手で創り上げることが大きな特徴です。
本日のNEWS&TOPICSは、修学旅行実行委員長のH.Kさんが、自らこの講演会のレポートをします。
是非お読みください。

この日、芳心会茶道教室主宰の木村宗慎先生に「日本文化」をテーマに講演していただきました。

今回の講演で私が最も印象に残った言葉は「茶の文化は『数奇(取るに足らないもの・粗末なもの)』を集めたものである」というものです。
「世界に誇る日本の茶の湯の文化は、不完全なものや『余白』を愛するこころから生まれてくるのだ」という木村さんの言葉に感銘を受け、今までとは違った視点から日本文化を捉えてみようと思いました。

私たち修学旅行委員は、今回の修学旅行のテーマとして「海外に目を向ける前に日本のことをもっと知ろう」というものを考えました。
現在、「グローバル化」や「世界進出」という言葉が日本中に急速に広がっています。
しかし、立ち止まって考えてみると、私たち日本人は自分たちが思っているほど日本のことを知らないのではないかということに気づきました。

世界中から観光目的で日本を訪れる海外の方々に、自分の言葉で日本の魅力を伝えることができるようになりたい、という思いを大切に修学旅行の準備を進めてきました。
木村先生も、今回の講演の中で「通りすがりの外国の方に『茶道とは何ですか。ペットボトルのお茶との違いは何ですか?』と聞かれたときに、どのように答えますか。」とおっしゃっていました。

奈良・京都での修学旅行を通して、木村さんのこの質問に答えられるように、本物の日本文化に触れ、自分ならではの「好き」を見つけてきたいと思います。

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