Q & A

よくあるご質問

人間形成

q 学外活動について、参加する生徒は希望すれば参加できるのでしょうか。選考などはございますか。
a 学外活動として、生徒に紹介しているプログラムには、コンテスト・研修・ボランティアなど様々なタイプのものがあります。希望すれば参加できるものが多いですが、中には経歴書や作文などの選考に合格した者のみ参加できるというものもあります。また、生徒自らが探し出した学外活動に学校の承認を得て参加している生徒も大勢います。
 
q 女性の自立からみた「母性」「良妻賢母」についてどう考えていますか。
a 母性や良妻賢母という考え方も、時代とともに変化してきていると思います。本校では、生徒たちには、自立した社会に有為な女性として成長してほしいと願っており、それは結果的には、現代の社会で女性に求められている母性や良妻賢母にもつながっていくのではないかと考えています。
 
q 「女性の自立」のための貴校の理念と具体的な教育内容について教えてください。
a 本校では、「社会に有為な女性の育成」を教育目標として掲げており、社会に貢献できる女性、社会で活躍できる女性の育成を目指しています。そして、本校では自立心を育むための機会が数多く用意されています。例えば、生徒主体で運営される、文化祭・体育祭・合唱コンクールといった行事や委員会・部活動といった自治活動を行うことによって、自立心を育みます。また、本校で他流試合と称しているコンクールや研修への参加を通して、さらに自分に自信をもち、自立心を高めることができます。
 
q 娘はまだ幼く、自分で考え、深く調べ、自発的な行動が未熟です。貴校の目指す像があまりにも素晴らしく、気おくれしてしまいそうですが、入学してから養われる生徒さんもいらっしゃいますか。
a 特に中学1年生の授業や行事、そして日常生活では、一人一人が積極的に考え、発言する機会が増えるよう工夫がこらされており、本校で時間を過ごすうちに自発的な行動が自然と身についてゆく姿が見受けられます。どうぞご安心頂ければと思います。
 
q 土曜日の自由選択講座は有料ですか?どのくらいの生徒が選択講座を選びますか。
a 教養講座は1講座1時間あたり300円です。今年度の受講生徒数は、中学1年生は36名、中学3年生以上が選択できる講座では、中学3年から高校2年で54名の生徒が受講しています。
 
q 自己肯定感を高める教育として何か行っておりますか。
a 本校では自己肯定感を高めるような機会がたくさん用意されています。例えば、生徒主体で運営される、文化祭・体育祭・合唱コンクールといった行事や委員会・部活動といった自治活動を行うことによって、自信や達成感を持つようになります。また、本校で他流試合と称しているコンクールや研修への参加を通して、さらに自分に自信をもつようになります。
 
q 最低限身につけておかなくてはいけない生活上のしつけはありますか。
a 基本的な生活習慣の確立は入学後も指導していますが、起床・就寝時間が決まっているなど基本的な生活リズムが身についていると、入学後の学校生活にもスムーズにとけこめるでしょう。
 
q 自律とはとても大切な事ですが、子供の意識が低く、依存心が強いとやる気のある生徒と差が開いてしまい落ちこぼれないか心配です。自律とのバランスをどのように取るのでしょうか。
a 担任は朝終礼を通して、生徒の様子を把握し、必要に応じて面談も実施して生徒とのコミュニケーションをとっています。その中で、自律が難しい生徒へは具体的なアドバイスをしてこまめにフォローしています。また、生徒は部活や委員会などの自治活動を通して、自主的に行動できるように徐々になっていきます。
 
q コミュニケーション能力を高めるためのカリキュラムはありますか。
a 洗足学園では、「高い学力」・「豊かな感性」・「コミュニケーション能力」・「広い視野」の4つの視点を柱とした能力の育成と、正しい自律の実現を課題として教育計画を組み上げております。授業時間を65分と比較的長くとり、対話を重視した授業内容へと進化しました。これにより、授業内にグループ活動やディスカッションなどの時間を十分に確保することができ、自分の意見を伝えること・相手の意見を受けて発言するという力が身についているように感じています。
 
q 時間管理が苦手な子どもの指導はどんなふうにされますか。
a 時間管理や計画性を持つことは中学1年生から指導しています。定期的に生活時間調査を実施して、時間管理に問題がある生徒へは担任よりアドバイスをしています。
 
q 情操教育としての取り組みで何かありましたら教えてください。
a 情操教育については、改まってするものではなく、普段の授業を含めて学園生活全般の中で行うものであると考えています。ただ、生徒の精神的な発達段階によって方法が異なりますので、学年集会・ホームルームを通して、中学1年では「建学の精神」、「生活規律」、中学2年では「社会貢献」、「ボランティア」、中学3年では「社会を知る」、高校1年では「自己発見」、高校2年では「将来設計」、高校3年では「目的成就」というテーマで教育を実践しています。
 
q 体育祭では高2が中心となると伺いましたが、その他中学と高校が関わって行う行事・活動について、その様子を教えてください。
a 中学校と高等学校が関わって行う主な行事は体育祭・部活動・文化祭になります。確かにこうした活動は高校2年生が中心になっていきますが、高校2年生以外の学年の生徒も、年次が上がるにつれて役割を増していきます。
 
q 貴校生徒の夏休みの過ごし方はどのようなかんじですか。
a 本校の生徒の夏休みの過ごし方は多岐にわたっています。学校で行われる夏期講習や部活動だけではなく、勉強合宿や部合宿、また学年によっては宿泊研修も夏に予定されていますし、希望者は海外語学研修(中学3年以上)に参加することもできます。加えて、学外活動への参加も積極的に行われています
 
q 女性のリーダーを育てることに力を入れていると思いますが、そういうのが苦手な子が、6年間でどう変わっていくのか。前に出られない子は学園内でどういうポジションにいるのか。
a 本校は、生活習慣の違う文化で育った帰国子女の生徒が多く、そうした生徒と中学1年生から高校1年生までの4年間でなるべく一緒のクラスになれるように配慮してクラス編成を実施しています。そうしたこともあり、本校に入学後積極的な性格に変わる生徒も見受けられます。
 
q 共学と比較して女子校としての利点をどう考えるか。
a 男子生徒がいない分、自信を持ってリーダーシップを発揮する機会が存分にあるように見受けられます。また、全ての活動を女子生徒が行なうのでより協調性が養われると思います。
 
q 主体性を育てる中で、子供がどのように変化しているのか。例えば、話し方、"…しなければならない"⇒"…します "という具合でしょうか。
a ここ数年、本校の生徒たちの最も大きな変化は、主体性の著しい伸長です。与えられる機会を待つ受け身の姿勢から、自ら機会を見つけ出し、チャレンジしていく積極的な姿勢に変わってきたことです。その最も端的な現象は、生徒自ら企画運営した学外で行ったチャリティマラソンや、第1回Japan Metropolitan MUN(模擬国連) at Senzoku、生徒会主催チャリティコンサートなどの開催です。こうした生徒活動、学外で行われるコンペティション、コンテスト、シンポジウムなどへの参加は、本校が約10年前から推進してきたもので、学内では他流試合と称しています。その甲斐あって、福岡で開催される「次世代リーダー養成塾」、世界各地で行われる模擬国連など、外部のコンクールやセミナー、研修等への参加は年々増え続け、今や中学高校合わせて100近くにも上り、多くの生徒が参画するようになってきています。これほどまでに活性化した状況は、学外交流活動を開始した当初には予想し得なかったことで、生徒たちの意識の高まりと意欲の増大を心から喜んでいるところです。  このような主体的で積極的な行動姿勢は、授業においても、また、体育祭、学園祭、合唱コンクール活動などの行事においても、生徒会、クラブ活動など生徒の自治活動や種々の教育プログラムにおいても、実に様々明るい洗足生が、さらに元気に、意欲的に、進化してきているように感じています。
 
q 人生設計(キャリアパス)に関する教育・意識付けへの取り組みを知りたいです。
a 本校では、総合学習の一環としてそのような取り組みを中学校2年生から行っています。卒業生や在校生の保護者様等をお招きして、様々な分野で活躍している方々からのお話を聞くなど洗足ならではのキャリア教育も実践することで、生徒の進路選択の幅を増やしています。また、自ら興味のあるボランティア活動に参加したり、高校1年生では、自分の将来を見つめる機会となるホームルーム研修を4月に実施しています。研究論文作成や文化祭の発表などで各研究機関や事業所などを訪問して調査研究することもあり、社会と接触する機会が数多くあります。
 
q 他流試合を行う場合の授業の出席や欠席の日数は?
a 他流試合を行うにあたって学校を欠席する場合、公欠を認めています。
 
q 女の子同士のいざこざ、トラブル、悩み事など出てくると思います。そのような時の対応を教えてください。
a 状況によって対応の方法は異なりますが、本人からまたは周りの生徒から申し出があった場合は、慎重に事実関係を調査し、家庭と連絡を取りながら家庭(加害者・被害者)と学校が一体となって解決の道を見出します。また、申し出がなくても生徒が普段の様子と違った場合は、本人と面談するとともに、友人・家庭に生活状況をヒアリングし、状況確認をして解決にあたります。必要に応じて保護者の方やカウンセラーの先生とも相談して誰もが納得できる形で解決していきます。
 
q 月曜日はクラブではなく、自治活動に充てるということですが、月曜日をそれらの活動に充てている生徒さんは現状で何割くらいでしょうか。
a 月曜日は部活動以外の委員会活動があります。年間で6回の定例会を始め、各委員会に分かれて活動しています。またその他にも、同じ学年の委員会・係に所属している生徒たちによる学年の委員会活動も、同じく年に6回あります。生徒たちは何らかの委員会または係に所属しているので、ほとんどすべての生徒が月曜日の活動を行っていることになります。
 
q 「謙愛の精神に基づいた人間教育」とありますが、生徒ひとり一人と先生方の距離はどうでしょうか。なにか悩みにぶつかったとき、どのように寄り添っていただけますか?
a 教員は、常に生徒一人ひとりを大切にし、普段からその様子を見るように心がけています。朝終礼や授業はもちろんのこと、その他にも生徒と接することができるあらゆる機会を大切にしています。そして、生徒とのコミュニケーションを欠かさないようにしています。生徒が相談したり、悩み事を話したりすることができるように、担任による生徒との個人面談も必ず行われます。また、定期的なもの以外にも生徒が希望すればいつでも相談に乗る体制をとっています。また、生徒の様子に何か変わったことがある時には、教員の方から声をかけて、話を聞くこともあります。そして、そのような面談の際には、まずは生徒の話をよく聞き、悩み事があれば、生徒の立場に立って、少しでも悩みを解消できるように、一緒に考え、アドバイスをしていきます。ただし、一方で生徒の自立を妨げてしまうような、生徒が教員に依存し過ぎるような関係をつくらないということも意識しています。
 
q 校則は厳しいですか。特に重要な校則はありますか。
a 校則はとくに厳しいということはありませんが、家庭及び社会にとって有為な人となるよう学業の研さんや心身の練磨にあたることとして、基本的態度を定めています。携帯電話については、東日本大震災以降、通学路における安全対策の一環として、保護者の通学時所持許可申請があった生徒には、申請制で持ってくることを認めています。ただし校内での使用は禁止など、使用方法について細かく規定しています。また今年度から家庭においても夜9時以降の携帯電話の使用を原則禁止とする呼びかけを実施しています。生徒の生活時間調査による携帯電話の使用時間の結果を踏まえて、生徒全員の時間の有効活用と心身の健康を目的として取り組んでいます。
 
q 帰国生と一般生との間での友人関係は円滑でしょうか?
a 円滑です。目立った揉め事はありません。スピーチコンテストでは、一般生は帰国生の発音の良さに驚き、そして憧れを抱いています。
 
q 中学でも卒業式はありますか?
a 実施しています。中高一貫校ではありますが、義務教育を終え、自分の意思で進学をするのだという意識をもってもらいたいと考えています。
 
q クラブ活動は中高一緒に活動するのですか?
a 一緒に活動しています。後輩は年の大きく離れた先輩の姿から多くのことを学んでいるようです。
 
q 新しい環境で友達作りがうまくできるか心配です。最初に座った席で決まってしまうとも聞いたりします。学園の方針で何か取り組みはされていますでしょうか?
a 例えば、中学1年生では、他者の価値観を認める機会を増やすという意味合いを込め、頻繁に席替えを行います。また、昼食時はクラスメイトとの交流を深める場としてとらえ、近くの席の生徒と一緒に食べるようにさせています。
 
q 卒業生はどのような方面で活躍しているのか教えてください。
a 国内外の様々な場で活躍する卒業生がいます。青年海外協力隊で活動する卒業生や、MITに留学した卒業生など、最近では海外で活躍する卒業生も徐々に増えてきています。
 
q 洗足学園では「謙愛」の心を育むことを建学の精神とされていますが、具体的にどのような形でその精神を生徒に植えつけているのでしょうか?
a 学校行事を行う際に、お互いを理解し助け合う努力をすることは必要なことです。このような活動を通して「謙虚で慈愛に満ちた心」を育みます。また、ボランティア活動をされている方の講演などからも「謙愛」の心を育むことができていると思います。この効果はすぐに現れるものではありませんが、少しずつ身についていくものと考えています。
 
q 心の教育はどのようにされていますか?
a 基本的に、心の教育は改まってするものではなく、普段の授業を含めて学園生活全般の中で行うものであると考えています。ただ、生徒の精神的な発達段階によって方法が異なりますので、現在は、学年集会・HRを通して、中学1年では「建学の精神」、「生活規律」、中学2年では「社会貢献」、「ボランティア」、中学3年では「社会を知る」、高校1年では「自己発見」、高校2年では「将来設計」、高校3年では「目的成就」というテーマで人間教育を実践しています。
 
q 女子教育として礼法や精神的なものは、どんなことがなされていますか?
a 本校には宗教色はありませんが、年に1回霊南坂教会の牧師をお招きして道徳的な内容で講話をしていただきます。しかし、それだけに限らず、本校ではHR・授業・クラブ活動・行 事等すべてが礼法や精神的なものを含めた「心豊かな女性になるための教育の場」と考えています。相手を思いやる心を育てることや、挨拶の励行・身だしなみの注意など女性として身につけてほしい礼法やマナーを学ぶのも学力形成と同様、学校教育の担う大事な役割です。
 
q 学校は閉ざされた環境ですが、社会と接触する機会はあ りますか?
a 本校では、ボランティア活動をしている方の話をうかがったり、卒業生から話を聞いたりする機会を設けています。また、 社会人によるキャリアプログラムなども年間を通じておこなっています。また、研究論文作成や文化祭の発表などで各研究機関や事業所などを訪問して調査研究することもあり、社会と接触する機会は多いと思います。
 
q 中高時代を女子だけで過ごすメリットはありますか?
a 今後、女性が社会に出る機会は増えてくるでしょうし、社会で活躍する場、社会に貢献する場は多くなると思います。そうした時代に対応する意味で、体育祭、学園祭、生徒会活動などを女子が運営し、社会的能力を高めることは女子校のメリットであると考えています。
 
q あってはならないことですが、犯罪を犯してしまった生徒への学校側の対処方法を教えてください。
a 校則違反や犯罪に対しては学校としても保護者の協力を得ながらしかるべき指導を行いますが、基本的には学校生活の中で更生していく方法をとるようにしています。
従来型の面談指導やノート指導はもちろんですが、最近では校内でのボランティア活動を通して自分をみつめなおす機会を与える方法も取り入れています。
昨年度の退学者の主な理由は海外の学校への転校や自らの進路変更希望によるもので、処分という形で退学させた例はありません。
 
q 女性の生き方を考えさせる教育は、具体的にどのような形で実践されていますか。
a キャリアプログラムなどでは、なるべく女性の講師の方に来ていただいています。また、高校1年生のHR研修の中で、社会人となっている本校の卒業生にもそのような内容について話してもらっています。総合的な学習の中でも女性の生き方を取り上げます。このような取り組みの中から、女性の生き方を考えるきっかけが生まれていると思います。
 
q 生徒の心のケアについてはどのようなサポート体制がありますか。
a 臨床心理士が週2回、精神科医が月1回出勤し、予約制で相談を受けます。出勤のない日はメールで相談を受け、出勤日に面談をします。問題が複雑な場合は、家庭・学校・カウンセラーの三者で問題解決にあたります。
 
q 他流試合には参加人数が決まっているようですが、選出方法を教えてください。
a 学校内において他流試合の参加人数には制限を設けておりません。他流試合によっては、主催団体によって定員が設けられていたり、主催団体が面接・作文などによる選出を行う場合もあります。
 
q 他流試合の報告は義務付けられているのですか。
a 他流試合の体験を振り返り、より深めてもらうために、また、他の生徒と体験を共有するために文書による報告を義務付けています。学年集会や学年通信などで広く共有されることもあります。
 
q 非常に多くの学外活動実績がありますが、どのようなプロセスで外部団体や企業とアポイントをとるのでしょうか。
a まずホームルーム・学年通信・掲示板などで生徒や保護者に紹介をします。その後、参加したいプログラムがあった生徒は、学外活動許可申請書を提出して許可を受けた上で各自で申し込みを行って参加します。直接運営団体などに申し込むものが多いですが、中には学校で取りまとめて申し込むものもあります。
 
q 学習面以外で生徒の活気を感じるのはどのような時ですか。
a 体育祭、文化祭、合唱コンクール、各学年の行事の実行委員会の活動と、それに参加する生徒に大いに感じます。
 
q 女子校によく言われる「活発」なイメージはありますか?
a 男子の目が無い分、より積極的で活発に動けると思われます。所持品や整容面に乱れが生じてしまった場合には、全教員がきちんと注意しております。
 
q 弱者を思う心の教育(障碍者教育など)にについて教えてください。
a 元々とても心優しい生徒が多いです。学校生活の随所でも、教員との接触などを通して思い遣りの心が養われるよう導いております。中学2年次のボランティア活動や合唱コンクール、各学年のホームルームでの取り組みを通して他人、仲間を思い遣る気持ちが涵養されます。
 
q スキー教室は何日間ですか。何年生が参加できるのでしょうか。
a 3泊4日です。何年生でも参加可能ですが、中学1、2、3年生がほとんどです。例年170名程度が参加しています。
 
q 合唱コンクールは、歌が苦手でも大丈夫でしょうか。
a 全く問題ございません。それぞれの得意不得意を認め合い、補いながら、クラスとして成長することも行事の目的の一つです。
 
q 学外活動への参加は、一人当たりどの程度なのでしょうか。
a 中学生のうちは、学年全体で参加する他流試合もあります。模擬国連に関しては、昨年度は約150名の生徒が参加しました。
 
q 模擬国連は、洗足学園主催とそれ以外ではどのような違いがありますか。生徒は運営にも関わるのでしょうか。
a 2月に行われている洗足学園主催の模擬国連では本校の教員の指導の下生徒がガイド作成、運営などに中心的に関わります。
 
q 生徒に人気のある、一番盛り上がるイベントは何でしょうか。
a 一番というのは難しいのですが、大きな学校行事としては4月末に行われる体育祭と9月の文化祭の2つがあります。どちらも高校2年生が中心になって運営されますが、中学1年生の時からその様子を見て自分たちの企画を5年間あたため、想いを実現させています。
 
q 上品な女の子が多い印象です。先生方から見た生徒像はいかがですか。
a 現在、在籍している生徒たちは、明るく元気で素直な子が多いと思います。ただこのような性格の生徒が校風に合うということはなく、お互いの個性を尊重しながら学校生活を送っています。
 
q 「学外活動」と「自治活動」の違いは何でしょうか。
a 自治活動とは、生徒会や委員会、部活動などの学校自治に関する活動です。学外活動とは、学校のカリキュラム以外に生徒が自発的におこなう活動です。
 
q 模擬国連には一般生も参加するのでしょうか。
a 模擬国連同好会の日頃の活動には、日本語と英語の両方が使われており、一般生も多く参加しています。また、一般生が参加できる模擬国連大会もあります。模擬国連に参加するには一定の英語力が必要なので、生徒にエッセイと英語インタビューを課して、メンバーを選出します。メンバー結成は各模擬国連によって、条件や参加メンバーの人数が異なりますが、生徒は自分の希望する他流試合に自由に応募することができます。
 
q 入学直後など、友人関係そのほかに不安があった場合、カウンセリング・相談などどのように対応していただけるでしょうか。
a 授業やHR、部活動などを通して、複数の教員が一人ひとりの状態を常に確認しています。担任と本人との面談は年間2回、保護者面談は1回以上行っていますが、不安や相談があれば随時対応しています。カウンセリングを利用することもできます。入学直後は特に不安な時期だと思いますので、「構成的グループエンカウンター」の実施やこまめな席替えなど、友人関係のスタートをサポートしています。
 
q 入学時に友達作りを促すようなしかけはありますか。
a 入学式直後の数日間でオリエンテーションを行っています。学校や教員、学習についてだけでなく、自己開示、他者理解などを目的とした「構成的グループエンカウンター」をおこないます。間違ってもいい、素のままの自分を周囲に出していい場所なのだということを感じてもらい、これからの学校生活を楽しんでもらえる下地をつくっていくためです。また、入学してしばらくの間は、教員が昼食を食べるグループを数パターン指定します。より広い人間関係を構築できるようにするサポートです。
 
q 不登校の生徒はいますか?全体で何人くらいでしょうか。原因や学校としての対策をお聞かせ願います。
a 現在、各学年で2~3名が、精神的な理由で学校に登校できない状態です。それらの生徒は、出欠席を繰り返していますが、友だち、家庭、先生が一体となって対処し、改善の方向に向かっています。不登校の生徒についてはあせらないで長い目で見ていく必要があり、登校を無理強いすることなく家庭と連絡をとりながら、できる限りの配慮をしています。
 
q どのような生徒を受け入れたいと望んでいますか。
a 本校といたしましては、様々なタイプの生徒がいるのが自然な状態と考えております、その中で多様性を肌で感じ、多様な対応を学び取ってもらいたいと思っています。内気な生徒も学校生活を送っている内に色々な刺激を友人から受けて、自分を前面に出していきたい、と変化する生徒も多数おります。本校が好きな生徒なら誰でも入っていただきたいと思っております。
 
q いじめの実態や対応について教えてください。
a 本校のいじめの特徴は、お互いの不十分な意思疎通が多く、うまく離れられず誤解してしまうケースの多さです。当事者がいじめとみなせばきちんと対応する体制を整えております。ただし、教員は普段から生徒一人ひとりの様子を見るように心がけ、年数回の担任との個人面談以外にも、生徒の様子に何か変わったことがある時には、教員の方から声をかけて本人と面談を行っています。また、家庭や生徒から相談があった時には、すぐに友人・家庭などに生活状況をヒアリングし、状況確認をしながら解決にあたります。教員、家庭、カウンセラー、友人などが一体となって対処し、改善の方向に向かっていきます。
 
q 学校がいじめと認知した事案には具体的にどのようなケースがありましたか?
a 本校においてのいじめは少ないですが、これまでの例では、友だちとコミュニケーションがうまく取れないケース、価値観が異なることによって生じるケースがありました。中学1年ではこれらのケースが多く、先生を含めて相互に話し合うことによって解決しています。
 
q 模擬国連は何年生から参加できますか。希望すれば全員が参加できるのでしょうか。
a 模擬国連に参加するには、模擬国連同好会に参加していただく必要があります。実際に模擬国連に参加するのは、基本的には中学3年生から高校2年生までとなります。中学1・2年生のときの日々の努力やスタッフとしての経験など、下積みを経ることで、中学3年生からはほぼ何かしらの模擬国連に参加しています。ひとつの模擬国連に参加するにあたり、エッセイと面接で選抜はされますが、その希望が叶わなかったときも他の模擬国連参加をもう一度申し込み、参加することができるケースも多くあります。参加したいという気持ちと本人の努力で、多くの生徒が参加することができています。
 
q 不登校のきっかけで多くみられるものはありますか。回復しスムーズに登校できるようになる場合もありますか。 進路を変更する場合もあるのでしょうか。
a 一概には言えませんが、学習状況や友人関係、家庭環境などのストレスから不登校になる場合もあります。一定期間家庭で休息するだけで心身の状態が安定する生徒や、教員との面談やカウンセリングなどの利用で登校のきっかけを掴む生徒も多くいます。基本的には補習課題などで卒業までのサポートをしていきます。
 
q LINEなどで生徒同士の連絡がなされることはありますか。Eメールでは不十分なのでしょうか。
a タイムラインはSNSとみなして禁止しておりますが、メッセージの送受信は生徒も行っています。部活動などの連絡は、LINEに登録していない生徒がいることも考慮し、学内で伝達を完結するように指導しています。
 
q 海外ボランティアの参加はすばらしいことだと思いますが、国内にも援助が必要な方がいるなかで、なぜ海外に目を向けるのでしょうか?
a 初めての学外活動で海外のプロジェクトに挑戦する生徒はほとんどいません。中学2年でのボランティア活動では、地域の保育園や献血ルーム、老人ホームなど身近な場所での活動に参加する生徒が多いです。6年間の学園生活で様々な経験を積むなかで、海外まで視野を広げうる生徒もいると捉えています。
 
q 学外活動の費用について、学校からの支援はありますか。
a 本校からの費用援助はおこなっていません。ただし、模擬国連については、初めて参加する場合に限り保護者の会から一部援助されます。哲学オリンピックの国際大会などのように、団体から招待され、渡航費などのかからない場合もあります。
 
q 学外活動への参加については、学校からどのようなサポートがありますか。
a 学校から紹介を積極的に行っております。その場合はひとつのジャンルに偏ることなく、様々なジャンルから生徒が学内では経験できないものを体感できるものを選んでおります。
 
q 学校は、生徒の学外活動をどのように把握しているのですか。
a 学外活動に参加する前に申請書、参加した後に報告書を担任に提出します。個別に詳しく話を聞いたり、学年集会などで成果を報告してもらうこともあります。
 
q 授業のある日に学外活動を行うこともあるのでしょうか。
a 学生を対象とした活動がほとんどですので、授業のない日への参加がほとんどです。ただし、校長の許可を得て、授業のある日に国際的な大会などに出場した例もあります。
 
q スマートフォンの利用状況やトラブルについて教えてください。
a 家庭では携帯電話やスマートフォンを使用している生徒が多いですが、学校への持参は許可制です。トラブルを未然に防ぐため、ICT教育を実施するほか、21時以降は携帯電話・スマートフォンを使わないよう、家庭と連携して指導しています。
 
q 生活指導やしつけについて教えてください。
a 挨拶、礼儀、コミュニケーションを深めるためのルール、時と場所をわきまえた行動など基本的な生活習慣については学校側としても大切なこととして指導します。加えて、将来、“社会に出る”ということを考えると多様な考え方、価値観があるということを知ることも大切ですし、認め合うことも大切だと考えています。
 
q 学外活動は必須ですか。
a 学外活動は基本的には任意参加ですが、エッセイコンテストへの応募や、中学2年生の夏休みのボランティア活動など、一部は宿題となるものもあります。宿題をきっかけに、熱心に参加するようになる生徒も多くいます。
 
q 学外活動へ応募する際、エッセイの添削や面接の練習なども行っていますか。
a 生徒の自主性による活動なので、生徒自身の力で行うのが基本です。英語スピーチコンテストなど、要望があればサポートする場合もあります。
 
q 携帯電話・スマートフォン・タブレット・PCはそれぞれどのように使われていますか。
a 勉強に関係ないものは持ってこないのが本校の原則です。許可制で携帯電話・スマートフォンの所持を認めておりますが、通学時の保護者との連絡に限定しております。タブレットやPCは授業用に導入し活用しております。PCはコンピュータールームとパソコン教室(1階)にて使用するほか、中3進級時にはChromebookを1人1台購入していただき、授業内外で使用しています。学校外の使用につきましては、学校や風紀委員会からのお知らせ、保護者面談等で適切な使用を提示しております。また、総合学習でICT講座を実施し、情報機器やソフトをいかに使いこなすかを光と影の部分の理解を深めながら学ぶ機会としています。
 
q 中学1・2年で人間関係のトラブルが起こらないように、学校としてどのような工夫をしていますか。いじめなどが発生した場合の具体的な対応を教えてください。
a 多くのトラブルが、お互いの不十分な意思疎通が多く、うまく離れられず誤解してしまうケースです。当事者がいじめとみなせばきちんと対応する体制を整えております。ただし、教員は普段から生徒一人ひとりの様子を見るように心がけ、年数回の担任との個人面談以外にも、生徒の様子に何か変わったことがある時には、教員の方から声をかけて本人と面談を行っています。また、家庭や生徒から相談があった時には、すぐに友人・家庭などに生活状況をヒアリングし、状況確認をしながら解決にあたります。教員、家庭、カウンセラー、友人などが一体となって対処していきます。
 
q 娘は大人しい性格ですが、クラスに溶け込めない、溶け込むのに時間がかかる生徒はいますか。その場合、先生方からフォロー等がありますか。
a 本校の生徒は全体として、自主性、向上心に富み、周囲の人に気を使うことができる優しい性格の持ち主が多くいますので、大人しい生徒も安心してクラスに入ることができます。また、合唱コンクールや体育祭などの行事を通して、徐々に積極性が増すようになる傾向にありますので、成長するにつれて、徐々に人間関係も築けるようになりますし、教員も適宜サポートしていきます。自然と輪に溶け込めるような学校行事がたくさんありますのでご安心下さい。
 
q 中1で入った部活は高校に入ってからも継続することが一般的なのでしょうか。高校入学後、それまでとは異なる部活に入ることはありますか。
a 途中で部活をやめて、他の部活に移る生徒もおります。
 
q 学外活動が多数ありますが、学校から案内があるのでしょうか。それとも個人で探すのでしょうか。
a 学外活動は、学校では得られない多くの刺激が得られる機会として、積極的な参加を促しています。学校から紹介するものも多いですが、生徒が自ら見つけ、学校の許可をとって活動する場合も多くあります。
 
q クラス替えやクラス編成はどのように行われますか。
a クラス替えは毎年実施しますが、成績順ではなく均等にクラス分けをしています。高校2年からは文系・理系に分けていますが、両方とも5教科をまんべんなく学習した上で、将来の職業や大学選びに基づいた選択となります。
 
q 将来の職業を選択する上で参考となるイベントなどは学校として開催していますか。
a 学校のイベントとしては、本校の保護者や卒業生を招いての講演会があります。
 
q 主体性を伸ばす取り組みについて具体的に教えてください。
a やはり、実行委員会の制度です。合唱コンクール、体育祭、文化祭、学年レベルのスポーツ大会等の実行委員会は、やる気に満ちた組織として機能しています。生徒が主体となり、教員は相談相手としてサポートをする立場で接します。この制度のおかげでリーダーが備えるべき資質や自分以外の人の働きへの気づきや思いやりといったものの大切さを実感し、生徒は大きく成長します。大学進学や社会に出た時こそ、その主体性は一層磨かれると思います。
 
q 夏期講習などは別途お金が必要ですか。
a 夏期休暇中には、中学3年生以上で夏期講習を実施しています。7月下旬の2期と8月下旬の1期の合計3期で実施しています。それぞれの期間で70分授業を集中的に5日間行います。 冬期休暇中には高校1年以上で冬期講習を、春期休暇中には新高校3年生を対象に春期講習を実施します。中学生は英国数、高校から理社を加えた5教科で実施し、高2高3では志望大学別に講座が設置されます。希望者対象で、テキスト代込みで1講座2000円です。
 

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