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2025.07.18

1学期終業式が行われました

本校では、本日1学期の終業式が行われました。

はじめに校歌の斉唱が行われました。
生徒たちの心のこもった歌声が大講堂に響きました。

校歌斉唱後、登壇された宮阪校長先生は、今学期を振り返り、授業に行事に学外活動に、積極的に取り組んだ生徒たちの「挑戦の学校」にふさわしい活躍を称えました。

次に、校長先生は、岡山県倉敷市にある日本初の西洋絵画中心の私立美術館である「大原美術館」を訪れた際のお話をされました。
1930年に開館した大原美術館には、エル・グレコ作「受胎告知」、クロード・モネ作「睡蓮」をはじめ、マチス、ゴーギャン、ルノアール、ピカソなどの画家による名画が数多く展示されています。
それら本物に感動し、時間を忘れて見入ったことを語られました。
そして、日本の美術作品が展示してある別館の、とある部屋に入り、展示してある大皿や花瓶を見た際に、校長先生は何かほっとするような不思議な感覚を覚えられたそうです。
その部屋の名前は、「濱田庄司室」
重要無形文化財保持者(人間国宝)の濱田庄司先生の作品が常設展示されている部屋でした。

洗足学園のミネルヴァカフェには、この濱田先生の作品に花が生けられています。
濱田先生の作品をはじめ、ミネルヴァ像、緑叡庵、スタニスラフ・リベンスキーやマイケル・ケンナ、狩野探幽の作品など、洗足学園には本物が溢れています。
すぐにフェイクを作ることができてしまう時代だからこそ、「本物に触れることの大切さ」を校長先生は語られました。
最後に、これから迎える夏休みに、是非多くの本物に触れ、感性を養ってもらいたいと話され、話を締め括られました。
生徒たちは、校長先生の一言一言を胸に刻んで聴いていました。

次に、舞台上では、学外活動で受賞した生徒の表彰が行われました。
登壇した生徒は校長先生の「おめでとうございます!」という言葉に、嬉しそうな表情を見せ、賞状を受け取っていました。

続いて、彩羽祭(文化祭)実行委員の任命式と実行委員会からの彩羽祭に関する説明が行われました。
校長先生から任命書を渡された実行委員の生徒たちの誇らしい表情が、大変印象的でした。
彼女たちのリーダーシップのもと、全生徒が一丸となって困難を乗り越え、素晴らしい文化祭を築き上げることを期待しています。

その後、学外交流活動報告が行われました。
この日登壇したのは、「SDGs QUEST みらい甲子園」に参加した3名の生徒と「JAC-US Expo Program 2025」に参加した生徒です。
それぞれ概要説明から、体験内容の報告、活動の中で得た収穫に至るまで、スライドを用いて詳細なプレゼンテーションが行われていました。
学外活動が学内で培った力を試す場となり、そこで得た経験を学内での学びに生かしている生徒たちの報告に、聴講する生徒たちの目は輝いていました。

最後に生徒会を代表して、高校の部では生徒会長の高校2年N.Aさんからの話がありました。
Nさんは、「学び」を「興味」と結びつけることを大切さを語りました。
そして、これから迎える夏休みに際して、「より多くの幸せな経験をしてほしい」と全校生徒に呼びかけました。

明日より生徒たちは約40日間の夏休みを迎えます。
一人一人が目的意識を持ち、勉学に、学外活動に、自治活動に、精一杯取り組んでもらいたいと思います。

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2025.07.17

白樺湖中1HR研修に向けた取り組み

中学1年では、例年、夏期行事として宿泊を伴うホームルーム研修を実施しており、今年度は7月23日(水)~25日(金)の2泊3日の行程を予定しています。
信州の豊かな自然の中での共同生活を通じ、相互の信頼を深め、協調の精神を学びます。
アウトドアクッキングやハイキング、キャンプファイヤーなどの体験から、大地の恵みへの感謝の気持ちと自然を守り次の世代へ引き継ぐ精神が培われます。

本校における教育方針の3つの柱「自立」「挑戦」「奉仕」に基づき、研修内でのイベント等の企画・運営は、生徒たちの「実行委員」によって進められています。
今年度も、この実行委員に多くの生徒が立候補してくれました。

この日、その実行委員のリーダーである実行委員長のS.Rさんが、これまでの取り組みの報告と「しおり」への寄稿の依頼を行いに校長室を訪れました。
「洗足生として初めての集団での宿泊研修に臨むにあたって、この2泊3日のプログラムを通して、皆が楽しめる、そして成長することができる企画を立てていきたいと思っています。」と力強く語ってくれました。

進捗状況を宮阪校長先生に尋ねられると、宿泊研修のスローガンにどのような思いを込めていきたいかを委員たちで話し合っているとのこと。
実行委員のメンバーの団結力と、協力して目標を達成していこうという強い向上心が、Sさんの言葉から大変よく伝わってきました。

宿泊研修の様子は、NEWS&TOPICSで取り上げて参ります。
どうぞ、お楽しみに!

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2025.07.16

BSテレ東「THE名門校」で本校の特集が放映されます

毎週土曜日午前10時30分からBSテレビ東京で、名門校の知られざる姿を、生徒や保護者、教師など、さまざまな視点を通して紐解く情報ドキュメンタリー「THE名門校!日本全国すごい学校名鑑」が放映されています。
7月19日(土)午前10時30分からの回で、本校がこの「THE名門校」で特集され放映されます。

宮阪校長のインタビューをはじめ、1か月以上にわたる取材が行われました。
特集では、先輩の姿に魅了され、「紫陽祭(合唱コンクール)」の実行委員長に手をあげた中3生に密着。
試行錯誤を繰り返し、「紫陽祭」の成功に向けて奮闘した様子が紹介されます。

本校が推し進める生徒自治活動をはじめ、洗足学園での学びや生活が紹介されています。
生徒たちの生き生きとした学園生活を番組を通じで是非ご覧いただければと思います。

放映に先立って公開された予告編は、下のサムネイルからご覧いただけます。

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2025.07.15

アメリカ語学研修に出発しました

誰もが国際社会への対応を求められるこれからの時代、生徒たちが国際人としての資質を養っていけるよう、本校では学内での教育はもとより、数多くの語学研修や留学の機会を設けております。
今夏も「アメリカ語学研修」「イギリス語学研修」「ジャージー島研修」と3つの語学研修プログラムが実施されます。
そのプログラムの1つである「アメリカ語学研修」に、20名の生徒たちが出発しました。

「アメリカ語学研修」は、7月13日から8月3日まで3週間に渡りカリフォルニア州ロサンゼルスにある米国最大級の2年制大学の一つEl Camino Collegeで行われます。
午前中は、留学生に英語を教える専門の大学教師がEnglishの集中授業を行い、英語の実践的な力を高めます。
午後は、ハリウッドやサンタモニカの市内観光、博物館見学等様々なアクティビティーを体験します。
また、現地高校生との交流会も用意されています。
滞在先はホームステイプログラムで、現地アメリカ人ホストファミリー宅で宿泊をします。

空港に集合した生徒たちは、元気いっぱいの笑顔で、これからの3週間のプログラムへの期待に、胸を膨ませている様子でした。
生徒たちは、このチャンスを掴み、研修で大きく成長して帰ってきてくれることでしょう。

本校では、語学研修・留学プログラムを通して、世界で活躍できる力の育成に積極的に取り組んでいきます。

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2025.07.14

前田若尾記念奨学金合格証授与式を行いました

洗足学園では、生徒たちの未来に向けてあらゆる選択肢を用意しています。
急速な国際化が進んだ今、活躍の舞台は国内に留まらず、海外に大きく広がっています。
その中で、海外での学びに関心を持ち、海外大学を志して努力を積み重ね、進学を果たしている生徒たちが毎年います。

そのチャレンジ精神に富み、世界を舞台に活躍する生徒たちを支援するべく、洗足学園は2023年5月に「前田若尾記念奨学金」を創設しました。
本年度、この奨学金制度に合格した3名の卒業生への合格証授与式が7月11日(金)に執り行われました。

はじめに、宮阪校長先生より奨学生となった3名に、合格証書が手渡されました。
続いて、一人ずつ、今後の海外大学での学びに向けての意気込みが語られました。
それぞれが、目標を高く掲げ、挑戦の心を持って海外大学で自らを磨いていこうという決意が、ひしひしと伝わってきました。

宮阪校長先生からは、世界に誇る大学への進学を叶えた3名にエールが送られました。
そして、後輩たちの憧れの存在として、自信と誇りを持って、自らの道を進んでくださいと語られました。

この奨学金制度の活用により、本校では、世界のリーダーを育成していきます。

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2025.07.11

中2 CLOMAプロジェクト授業紹介 第2弾

本日は、先月NEWS&TOPICSで紹介いたしました中学2年における取り組みである「CLOMAプロジェクト」の続報を掲載いたします。

「CLOMA(クリーン・オーシャン・マテリアル・アライアンス)」は、2019年、一般消費者向け商品のサプライチェーンを担う企業が中心となり設立され、地球規模の新たな課題である海洋プラスチックごみ問題の解決に向け、プラスチック製品の持続可能な使用や代替素材の開発・導入を推進している団体です。

今回は、「CLOMAプロジェクト」第2弾として、前回ご来校いただいた参加企業の「味の素」・「遠東石塚グリーンペット」・「キッコーマン」・「東罐興業」・「フォーステック」・「三菱ケミカル」の担当者による講義の振り返りと各クラスの情報共有を行いました。
更に、7月16日に開催予定の校内発表会に向けて、クラスの垣根を越えて班を編成し、調査と考察を開始しました。

今後は、「未来の私からのメッセージ ~笑顔で未来を生きる自分より~」というテーマに基づき、各班で「物語」を作成し、その物語を絵本・漫画・ポスター・模型・動画・ダンス・音楽などによって、自由に表現をしていく予定です。
また、校内発表会では、完成した作品を「CLOMA」参加企業の担当者の皆様に評価していただく予定です。

当日の様子は、続報としてNEWS&TOPICSに掲載して参ります。
どうぞお楽しみに。

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2025.07.10

cookpadとの特別授業を行っています

本校では積極的に企業や大学とコラボレーションを行い、生徒たちへの授業を行っています。
本日は、昨年12月にもタッグを組み授業を行ったクックパッド株式会社との食育のコラボレーション特別授業の様子をご紹介いたします。

クックパッド株式会社は、料理レシピ検索・投稿サービス「クックパッド」をはじめ、食にまつわる多角的な事業を展開している企業です。
国内のみならず、「クックパッド」のグローバルプラットフォームの展開は、世界76カ国、34言語という世界的な広がりを見せています。

今回は、7月7日(月)より14日(月)まで、高校2年が1日1クラスずつ「食」を学びの題材として、講義と調理実習のワークショップに臨みました。

今回のテーマは「創造力」です。
授業は、「創造力」の重要性の理解を深める講義からスタートしました。
そして、その創造力を用いて「決められたレシピ通り」にトマトパスタを作るのではなく、「自分好み」のトマトパスタを作っていくことに取り組んでいきました。
まず、生徒たちは、自分の考えをワークシートを用い、料理プランを考えていきます。
「香ばしい」「フレッシュ」など味の特徴から、「大きめ」「小さめ」といったトマトのカットの大きさ、「シンプル」「カラフル」「豪快」といった見た目に至るまで、細かく自分好みの料理プランを記入し、ワークショップで行う調理の計画を、生徒たちは立てていきました。

ワークショップでは、トマトパスタとサラダの調理に挑戦しました。
単にスパゲティを作るのではなく、パスタやトマトといった食材の持つ特性や調理の持つ役割・影響についてを考えながら実習に臨みます。
生徒たちは「調理で素材をどのようにおいしくできるか考える」といったことをはじめ、様々なアプローチで「食」への理解と思考を深めていきました。

今後も洗足学園では、社会を幅広い視野・視点で考える授業を展開して参ります。

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2025.07.09

6月・7月のアトリウム展示作品を紹介いたします

本日は6月後半から7月にアトリウムに展示された生徒たちの制作作品を紹介いたします。

6月後半は、昨年度の中学2年生(現中学3年生)が制作した「飾りレリーフ」が展示されました
彫刻刀を用い、浮彫りの技法を駆使して木彫りの飾りレリーフを制作しました。
植物や動物、景勝地が自由な発想で彫られ、ニスで仕上げられたレリーフは、鎌倉彫などにも通じる伝統的な日本の美が表現されていました。

7月前半は、昨年度の中学3年生(現高校1年生)が「いきもの」をテーマに、スクラッチボードをニードルで引っかき、細密描写を行った作品が展示されています。
描かれた動物たちや植物は、その毛並みや躍動感、瑞々しさまで精細に表現され、描き手の観察の鋭さと表現の豊かさが伝わってきます。
展示された作品に多くの生徒たちが立ち止まり、驚きの表情で鑑賞をしていました。

生徒たちは感性を磨くと同時に、表現のための技法の習得を通じて、分析的な観察力・表現力・思考力を学んでいます。
美術で培った力は、きっと他教科での学びや日々の生活の中にも活きていくはずです。

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2025.07.08

1学期期末考査の答案返却が始まりました

本日より3日間の日程で、先週実施されました1学期期末考査の答案返却が行われています。

本校では7月19日(土)より夏休みに入りますが、夏休みは学習面においても大変重要な期間となります。
1学期に学んだ内容の理解度を高め、わからない部分を残さないようにし、2学期以降の学習の土台を固めると共にこれからの学びの展望を描いていくことが、夏休みにおける重要な要素となります。
1学期の期末考査の結果は、その夏休みの過ごし方の貴重な材料となる「自身の今」を示してくれる道しるべです。

単に得点の高低で一喜一憂するのではなく、これまでの授業での学び、家庭での学びのどの点に課題があり、それをどのようにしていけば次のステップに繋がるのか。
期末考査の答案は、未来を描いていくためのスタート地点を示してくれています。

教室では返却された答案を真剣に見つめる生徒たちの姿がありました。
本校では答案を返却して終わりではなく、その解説を先生が的確に行っていきます。
先生のアドバイスを聞き漏らすまいと、生徒たちは答案や問題用紙に懸命に書き込みを行っていました。

これから始まる夏休みが充実した時間となるよう、今回の考査の結果を生徒たちには生かしていってもらいたいと思います。

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2025.07.07

7月学校説明会が行われました

7月5日(土)、6月に開催された帰国生入試志望対象学校説明会に続き、一般入試志望の受験生・保護者を対象とした学校説明会が校内で行われました。
当日は3回に渡って説明会が行われ、2,500名を超える受験生・保護者が来校されました。

説明会開会前には、本学園卒業生による弦楽四重奏が演奏されました。
予定していた曲に加え、アンコールの演奏も行われると、会場からは大きな拍手が湧きあがりました。
開会前に、洗足学園ならではの音楽に満ち溢れる雰囲気を感じていただきました。

開会後、洗足学園を代表して登壇した宮阪校長は、この日来場した児童たちに向け、暖かいエールを送りました。
そして、本校の最新の教育への取り組みから、生徒の活躍に至るまで、自らが撮影した生徒たちの生き生きとした表情や活躍の姿をスクリーンに映し出しながら、説明いたしました。
愛情に満ち溢れた校長の説明に、会場からは自然と拍手が沸き上がりました。

続いて、2026年度中学入試における変更点を入試広報責任者より説明いたしました。
入試回数と募集定員の変更の理由や繰り上げ合格の制度に関する説明など、データを盛り込んだスライドを用いて、詳細な説明が行われました。
その後、各教科より入学後の洗足学園での教科教育に関しての説明と入試問題を通して培ってもらいたい力や準備に関するアドバイスがありました。
入試を通じて養われた力が、洗足学園の授業でどのように花開いていくのかを具体的に説明いたしました。
また、入試科目ではありませんが、本校の教育をより深く理解していただきたいとの考えから、英語教育に関しても説明を行いました。
英語は何のために学ぶのかより始まり、洗足学園ならではの英語教育の内容を、生徒たちの生き生きとした表情が印象的な授業・行事の写真を盛り込んだスライドを使用して、わかりやすく説明していきました。

最後に、今春卒業した卒業生4名が集い、昨年度高校3年の学年主任を務めた高橋道人教諭のファシリテートのもと、パネルディスカッションが行われました。
洗足学園での学園生活を振り返り、熱中して取り組んだ「部活動」や学校の外に出て自らの力を試した「他流試合」、学びの柱となった「授業」や「行事」などについて語られました。
また、それぞれの進路に関しても、卒業生たちの個性あふれる語り口で紹介されました。
パネルディスカッションが終わると、会場は割れんばかりの大きな拍手に包まれました。
来場した児童たちや保護者に、卒業生の話を通して、洗足学園での生活がダイレクトに伝わったようでした。

説明会終了後は、施設見学がツアー形式で行われました。
この日は、在校生と教員がペアになって施設見学の案内役を務め、それぞれの視点で生徒たちの生活の様子を、施設の説明の中で紹介していました。
今後も本校では学校説明会を通して、洗足学園での学びと生活を実感できる情報提供を行って参ります。

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2025.07.04

中1・中2 特別授業を実施しています

本校では、定期考査後に特別授業を実施し、学びの内容を定着させる学習を行っています。
中間考査後に続き、期末考査後にも、この特別授業を実施しています。

7月3日(木)までで期末考査を終了した中学1年・2年では、7月4日(金)に特別授業が行われています。
定期考査は、「準備期間」「考査期間中」「終了後」のそれぞれのタームに、学力を伸ばすチャンスがあります。
そのチャンスを逃すことなく掴み、生徒たちが自身で努力していけるようにサポートを行っていくことが重要です。

中学1年生、2年生ともに1日かけて「数学」「英語」に取り組んでいます。
両教科ともに満点答案を目指し、生徒たちは様々な取り組みを行っていきます。

教室では自らが間違えた考査の問題の解き直しを行い満点答案を作成し、更には考査の問題の類題に取り組んでいきます。
疑問点は即座に解消できるようにすることが大切です。
教室やセミナールームでは、生徒たちが卒業生や先生に積極的に質問を行っていました。

一方、講堂では、生徒たちは各教科の先生からの解説を受けていました。
スクリーンに映し出される解法へのプロセスと先生の言葉を懸命にノートに書き込んでいきます。
8日(火)からは英数以外の教科の答案返却が各教科で行われ、先生の解説のもと生徒たちは満点答案を目指していきます。

本校では生徒たちが自らの力で学んでいけるよう、常に最新の教育を実践しています。

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2025.07.03

高1 教科横断授業の様子を紹介いたします

洗足学園では、各教科で学んだ内容を分断化された知識に留めるのではなく、横に繋ぎ有機的に結びつけることで、新たな知を生み出す真の知恵を身に着けてもらいたいとの思いから、積極的に教科横断型の授業を実施しています。

今回は、高校1年で行われた教科横断型の探究授業の様子を紹介いたします。
『「格差」や「差別」をめぐる諸問題』をテーマに、英語、国語、公共、世界史の教員が、科目ごとの授業で扱った題材とテーマを結びつけて、リレー形式で講義を行いました。
生徒たちが行うワークショップでは、教科ごとの視点に立って格差や差別について考え、生徒間で共有し、日々の授業の内容が世界につながっていることや、世の中には教科の壁がないことを実感できる機会となりました。

生徒たちからは、「教科と教科のつながりが感じられた」「多角的な視点で問題を考えることの大切さがわかった。視野を広く持ちたい」などの声を聞くことができました。

今後も、教科融合授業を通じて洗足学園では、既存の教科の枠を超えた思考力を育成して参ります。

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2025.07.02

1学期期末考査が行われています

6月30日より、全学年で1学期の期末考査が行われています。

生徒たちは、新年度のスタートとなる学期を、行事に、課外活動に、学外交流活動に積極的に参加しながらも、学びを止めることなく授業・家庭での学習に集中して取り組み、努力を続けてきました。
学習面において特筆すべきは、中間考査後の特別授業で見つかった課題点を常に意識し、それを踏まえた学習を進め、期末考査を迎えたことです。
明確に目標を持って取り組む学習姿勢は、本校の生徒たちの伝統スタイルです。

教室では、試験を受けている生徒たちの懸命な姿がありました。
真剣に、また真摯に問題に向き合う生徒たちの姿からは、これまでのひたむきな頑張りが伝わってきました。
自分自身の目標を定めて努力してきた成果を、思う存分発揮してもらいたいと思います。

中学1年では中間考査にはなかった技術家庭、保健体育の考査が加わり、幾何、代数、国語A、国語B、英語A、英語B、理科、社会と合わせて10科目の考査が4日間の日程で行われます。
中学入学後、初めての学期である1学期の締めくくりとして、全力で頑張ってもらいたいと思います。

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2025.07.01

校内に七夕の飾りつけがされています

洗足学園は「季節を感じられる学校」です。
春には学園に植えられた桜が見事に咲き誇り、新入生の入学をお祝いします。
5月には、正門をくぐり正面にある銀色に輝く「シルバーマウンテン」前に並べられた鯉幟が、爽やかな風を受けてたなびきます。
クリスマスシーズンや雛祭りの季節には、Minerva Cafeがクリスマスツリーや雛飾りで彩られます。

7月は七夕です。
七夕に向けて、校舎2階の吹き抜けスペースのアトリウムに、生徒たちの願いが書かれた短冊を結びつけた笹が飾りつけられました。
短冊に書かれた願いには、中学1年生から高校3年生までの生徒たちのそれぞれの思いが込められていました。
 
「戦争がなくなりますように」
「ずっと健康でいられますように」
「憎しみじゃなくて 喜びが連鎖する世界になりますように」
「楽しく充実した一年になりますように」
「自分の持てる力を最大限に引き出してくれる仕事に就き、毎日自分自身と周りの人のために誠実に向き合い続けられる人間になれますように」

生徒たちの願いがどれも実現しますように。
そして、その願いが実現できるよう学校として全力でサポートしていきたいと思います。

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2025.06.30

帰国生対象学校説明会が行われました

6月27日(金)、2025年度に入り初めてとなる帰国生入試を志望する受験生・保護者を対象とした学校説明会が校内で行われました。
当日は250名を超える受験生・保護者が来校されました。

説明会開会前には、本学園卒業生による弦楽四重奏が演奏されました。
開会前のひと時、心地よい音色にリラックスできる雰囲気の中で、来場者の皆様には寛いでいただきました。

開会後、洗足学園を代表して登壇した宮阪校長は、洗足学園の創設者の思い・創立の理念から、最新の取り組み・現在の学園の教育内容に至るまで、本校の「不易流行」を説明いたしました。
会場となる講堂のスクリーンには、校長自らが撮影した写真や動画が投影され、生徒たちの生き生きとした表情や活躍の姿が映し出されました。
生徒たちの成長の様子が伝わる説明に、未来の自分を重ね合わせ目を輝かせて耳を傾ける児童の姿が大変印象的でした。

続いて、アソシエイトディレクターのWales教諭と英語科の小田千晶教諭が登壇し、洗足学園の帰国生プログラムの説明が行われました。
ネイティブ教員の紹介から始まり、成長段階に応じきめ細やかに工夫されたカリキュラム、ハイレベルな使用教材、帰国生の経験と特性を生かしてしていく授業内容の説明に至るまで、英語と日本語の両言語で丁寧な説明がなされました。
また、帰国生の多くが参加している本校主催の模擬国連大会「ジャパンメトロポリタン模擬国連大会」の様子や海外大学を目指し、見事進学を果たして活躍を続けている卒業生の紹介も行われました。

帰国生入試の説明が担当者から行われた後、今年3月に本校を卒業し、今秋ハーバード大学に進学予定の卒業生N.Aさんが続いて登壇し、スピーチを行いました。
Nさんは、在学中の6年間を振り返り、生活面・学習面、学外活動への挑戦など、自らの経験を紹介してくれました。
そして、海外大学進学を志したきっかけやその道のり、中学入試に関するアドバイスを語ってくれました。
これから中学受験を経て中学生活を送る受験生、そして受験生を見守る保護者に、Nさんのメッセージは強く心に響いたようでした。
スピーチが終わると、会場は割れんばかりの拍手に包まれました。

説明会後は、授業見学・施設見学がツアー形式で行われました。
今後も本校では学校説明会を通して、洗足学園での学びと生活を実感できる情報提供を行って参ります。

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2025.06.27

俳句研究会 俳句甲子園全国大会出場決定!

6月14日(土)、第28回俳句甲子園全国高等学校俳句選手権地方大会(横浜会場)に俳句研究会が参加しました。
俳句甲子園とは、5人1チームで俳句作品の点数と鑑賞の点数の合計で競う大会です。

洗足学園俳句研究会からは2チームが出場し、見事洗足学園Aチームが横浜大会第2会場で2勝0敗の成績を収め、全国大会への切符を手にしました
また、第2会場の最優秀句には、高校3年M.Aさんの「遠足の 列の眠たく 進みけり」が選出されました。

校長室へ報告に訪れた6名の生徒たち。
今回の地方大会を振り返り、「楽しみな気持ちと緊張が半々でしたが、今はもっと俳句の勉強をしたいという気持ちが出てきました。」と語ってくれました。
また、「文学に触れる楽しさ、対戦相手の考えを理解する楽しさといった新たな学び、発見がありました。」とも話してくれました。

宮阪校長先生から、これからの抱負を聞かれると、次のように答えてくれました。
「次につなげていくことを大切にしています。全国大会では、次の代に残せる活動を行っていきたいです。」
「相手チームとお互いがリスペクトしあえるような取り組みをしていきたいです。」
「俳句を楽しいと思った感覚を忘れずに、他の学園生活にも取り組んでいきたいです。」

全国大会は8月23日、24日に愛媛県松山市で開催されます。
俳句研究会の生徒たちの活躍を、全力で応援していきます。

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2025.06.26

彩羽祭 ポスター・キャラクターが決定しました

本校では生徒自治活動の重要な柱として彩羽祭(文化祭)を位置づけ、テーマの選定から催しの企画・立案、実行委員会の組織づくり、当日の運営に至るまで全てを生徒たちが取り仕切り、実行します。
創立101年目の洗足学園の彩羽祭開催に向け、全ての内容を見直し、再構築するため、実行委員を中心に着々と準備を進めています。

本年度の彩羽祭のテーマは「燈火」(とうか)です。
生徒たちは燈火に「生徒一人ひとりが集まって一つの大きな光となり、未来を照らしていきたい。」という意味を込めました。
このテーマのもと、参加団体は9月の本番に向けて準備を進めています。

アトリウムには、生徒たちの投票によって選ばれたポスター部門最優秀賞、優秀賞の作品、キャラクター部門最優秀賞・優秀賞の作品のプリントが今月掲示されました。
ポスター部門の最優秀賞の作品は、「燈火」をテーマに、一人の生徒が空に浮かぶ無数のランタンを見つめている様子を、幻想的に描いた秀逸な作品です。
キャラクター部門の最優秀賞の作品は、缶バッジにプリントされることを考慮し、ミニマルながらも誰もが親しみを覚える、愛らしい作品です。
惜しくも賞には届かなかった作品も含めて、生徒たちの彩羽祭にかける思いが、作品からひしひしと伝わってきました。

是非、生徒たちの力作をWEB上でご鑑賞ください。

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2025.06.25

中1 幾何の授業を紹介いたします

紫陽祭(合唱コンクール)を終え、中学生たちは意識を切り替え、期末考査に向けて学びを深めています。
本日は、中学1年の数学の授業を紹介いたします。

中学1年の数学は、「代数」「幾何」に分かれており、週に2時間ずつ授業が行われています。
1学期の幾何では、平面図形とともに立体図形について学んでいきます。

正多面体についての学習では、「ポリドロン」というパズルを用いました。
自由にパーツを組み合わせていくグループ活動に取り組むことで、平面図よりも直観的に立体の構造を体感できます。

正多面体の定義について確認した後、それぞれの面や点の数を数えてくるという課題が出されました。
その結果をもとに、次の授業では規則性について考えていきます。

あるクラスで生徒が気付いた法則は、「オイラーの多面体定理」と呼ばれる数学の定理のひとつでした。
また、ひとつひとつ数えることをせずに、面や点の数が求められるような公式を編み出した生徒もいました。

本校では、体験をもとに思考し、議論を行う授業を通して、数学的能力を育てる教育を実践しています。

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2025.06.24

6月のアトリウム展示作品を紹介いたします

洗足学園では、感性を伸ばすことは学校教育における重要な要素であると考えています。
校内にはミネルヴァ像をはじめとした一流の芸術作品が置かれています。

生徒たちの美術や書道の授業での作品が、定期的に展示されているアトリウム。
先月は、中学2年生が制作した「ポスター」が展示されていました。
今月は、昨年度高校1年で芸術の授業に美術を選択した生徒たちが描いた「油彩模写」が展示されました。

高校1年では、生徒たちは芸術選択として「美術」「音楽」「書道」から1科目を選択し、実践を通して芸術への理解を深めていきます。
「油彩模写」では世界の名画を模写することで、構図や油絵での表現技法を学び、実践しました。
その表現力と技術力の高さには、目を見張るものがありました。

WEB上ではありますが、どうぞ生徒たちの力作をご覧ください。

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2025.06.23

7月学校説明会追加募集のご案内

7月5日(土)に開催予定の「一般入試志望者対象学校説明会」は申込者多数の為、満席となっておりましたが、受入人数を増やし追加の予約を承ることといたしました。

各回30組、1日合計90組の枠を追加で設け、6月21日(土)より受付を開始しております。
以下の詳細をご覧いただき申し込みいただければと思います。
(ご予約はmiraicompassよりお申込みいただけます。)
こちらのページの最下段の「お申し込みはこちら」ボタンより専用サイトに接続してください。

本校にお越しいただき、洗足学園の教育をご理解いただければと思います。
 

一般入試志望者対象学校説明会

開催日
2025年7月5日(土)

開催時間
1回目(全学年対象) 説明会:          8:30~ 9:45 校舎見学: 9:45~10:15
2回目(全学年対象) 説明会:       11:00~12:15 校舎見学:12:15~12:45
3回目(小5生以下対象) 説明会:14:30~15:45 校舎見学:15:45~16:15
開場は各回説明会開始30分前となります。それまでは校舎への入校はできませんので、ご理解の程お願いいたします。
※1回目と2回目の全学年対象説明会の内容は、同じ内容となります。

定員   各回400組→各回30組を追加して430組(1家庭3名まで参加可能)
集合場所:洗足学園中学高等学校 大講堂
参加対象:本校の一般入試受験をお考えの受験生・保護者

説明会内容
・学校長ご挨拶・教育説明
・2026年度一般入試について
・各教科より入試問題・授業説明
・卒業生インタビュー
※ご希望の方は、生徒と教員による校舎見学のご案内をいたします。

ご予約にあたって:
・より多くの受験生・保護者がご参加いただけるよう、当日の参加可能人数を1家庭最大3名とさせていただきます
・ご予約は1家庭1回のみとなります。複数回のご予約は承れません。(一般説明会と帰国説明会の重複予約は可能です)
・予約の変更はマイページより行ってください。
・参加日、参加回の変更は、予約状況によっては行うことができないこともございます。
・キャンセルをする場合は、miraicompassで手続きをお願いします。

予約受付終了
2025年7月 5日(土)AM8:30
※先着順のため、残席がなくなった時点で予約を終了いたします。

お申込みに関して
1. miraicompassよりお申込みいただけます。こちらのページの最下段の「お申し込みはこちら」ボタンより専用サイトに接続してください。
2.受付完了後、学校説明会参加通知メールが届きます。当日はプリントアウトしたもの、もしくは携帯電話の画面を係の者にお見せください。
3.キャンセル待ちは承りません。

予約の変更に関して
・予約の変更はマイページより行ってください。
・参加日、参加回の変更は、予約状況によっては行うことができないこともございます。

キャンセルに関して
・キャンセルはmiraicompassで手続きをお願いします。

当日に関するご注意
開場は各回説明会開始30分前となります。それまでは校舎への入校はできませんので、ご理解の程お願いいたします。
・集合時間までに、中学高校校舎2階大講堂にお越しください。
・個別相談会はございません。校舎見学の際に担当者にご質問ください。

個人情報について
・お申し込み時にご入力いただいた個人情報につきましては、学校説明会への参加目的に限り使用いたします。

>詳しくはこちら

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