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2025.07.11
中2 CLOMAプロジェクト授業紹介 第2弾
本日は、先月NEWS&TOPICSで紹介いたしました中学2年における取り組みである「CLOMAプロジェクト」の続報を掲載いたします。
「CLOMA(クリーン・オーシャン・マテリアル・アライアンス)」は、2019年、一般消費者向け商品のサプライチェーンを担う企業が中心となり設立され、地球規模の新たな課題である海洋プラスチックごみ問題の解決に向け、プラスチック製品の持続可能な使用や代替素材の開発・導入を推進している団体です。
今回は、「CLOMAプロジェクト」第2弾として、前回ご来校いただいた参加企業の「味の素」・「遠東石塚グリーンペット」・「キッコーマン」・「東罐興業」・「フォーステック」・「三菱ケミカル」の担当者による講義の振り返りと各クラスの情報共有を行いました。
更に、7月16日に開催予定の校内発表会に向けて、クラスの垣根を越えて班を編成し、調査と考察を開始しました。
今後は、「未来の私からのメッセージ ~笑顔で未来を生きる自分より~」というテーマに基づき、各班で「物語」を作成し、その物語を絵本・漫画・ポスター・模型・動画・ダンス・音楽などによって、自由に表現をしていく予定です。
また、校内発表会では、完成した作品を「CLOMA」参加企業の担当者の皆様に評価していただく予定です。
当日の様子は、続報としてNEWS&TOPICSに掲載して参ります。
どうぞお楽しみに。
2025.07.10
cookpadとの特別授業を行っています
本校では積極的に企業や大学とコラボレーションを行い、生徒たちへの授業を行っています。
本日は、昨年12月にもタッグを組み授業を行ったクックパッド株式会社との食育のコラボレーション特別授業の様子をご紹介いたします。
クックパッド株式会社は、料理レシピ検索・投稿サービス「クックパッド」をはじめ、食にまつわる多角的な事業を展開している企業です。
国内のみならず、「クックパッド」のグローバルプラットフォームの展開は、世界76カ国、34言語という世界的な広がりを見せています。
今回は、7月7日(月)より14日(月)まで、高校2年が1日1クラスずつ「食」を学びの題材として、講義と調理実習のワークショップに臨みました。
今回のテーマは「創造力」です。
授業は、「創造力」の重要性の理解を深める講義からスタートしました。
そして、その創造力を用いて「決められたレシピ通り」にトマトパスタを作るのではなく、「自分好み」のトマトパスタを作っていくことに取り組んでいきました。
まず、生徒たちは、自分の考えをワークシートを用い、料理プランを考えていきます。
「香ばしい」「フレッシュ」など味の特徴から、「大きめ」「小さめ」といったトマトのカットの大きさ、「シンプル」「カラフル」「豪快」といった見た目に至るまで、細かく自分好みの料理プランを記入し、ワークショップで行う調理の計画を、生徒たちは立てていきました。
ワークショップでは、トマトパスタとサラダの調理に挑戦しました。
単にスパゲティを作るのではなく、パスタやトマトといった食材の持つ特性や調理の持つ役割・影響についてを考えながら実習に臨みます。
生徒たちは「調理で素材をどのようにおいしくできるか考える」といったことをはじめ、様々なアプローチで「食」への理解と思考を深めていきました。
今後も洗足学園では、社会を幅広い視野・視点で考える授業を展開して参ります。
2025.07.09
6月・7月のアトリウム展示作品を紹介いたします
本日は6月後半から7月にアトリウムに展示された生徒たちの制作作品を紹介いたします。
6月後半は、昨年度の中学2年生(現中学3年生)が制作した「飾りレリーフ」が展示されました
彫刻刀を用い、浮彫りの技法を駆使して木彫りの飾りレリーフを制作しました。
植物や動物、景勝地が自由な発想で彫られ、ニスで仕上げられたレリーフは、鎌倉彫などにも通じる伝統的な日本の美が表現されていました。
7月前半は、昨年度の中学3年生(現高校1年生)が「いきもの」をテーマに、スクラッチボードをニードルで引っかき、細密描写を行った作品が展示されています。
描かれた動物たちや植物は、その毛並みや躍動感、瑞々しさまで精細に表現され、描き手の観察の鋭さと表現の豊かさが伝わってきます。
展示された作品に多くの生徒たちが立ち止まり、驚きの表情で鑑賞をしていました。
生徒たちは感性を磨くと同時に、表現のための技法の習得を通じて、分析的な観察力・表現力・思考力を学んでいます。
美術で培った力は、きっと他教科での学びや日々の生活の中にも活きていくはずです。
2025.07.08
1学期期末考査の答案返却が始まりました
本日より3日間の日程で、先週実施されました1学期期末考査の答案返却が行われています。
本校では7月19日(土)より夏休みに入りますが、夏休みは学習面においても大変重要な期間となります。
1学期に学んだ内容の理解度を高め、わからない部分を残さないようにし、2学期以降の学習の土台を固めると共にこれからの学びの展望を描いていくことが、夏休みにおける重要な要素となります。
1学期の期末考査の結果は、その夏休みの過ごし方の貴重な材料となる「自身の今」を示してくれる道しるべです。
単に得点の高低で一喜一憂するのではなく、これまでの授業での学び、家庭での学びのどの点に課題があり、それをどのようにしていけば次のステップに繋がるのか。
期末考査の答案は、未来を描いていくためのスタート地点を示してくれています。
教室では返却された答案を真剣に見つめる生徒たちの姿がありました。
本校では答案を返却して終わりではなく、その解説を先生が的確に行っていきます。
先生のアドバイスを聞き漏らすまいと、生徒たちは答案や問題用紙に懸命に書き込みを行っていました。
これから始まる夏休みが充実した時間となるよう、今回の考査の結果を生徒たちには生かしていってもらいたいと思います。
2025.07.07
7月学校説明会が行われました
7月5日(土)、6月に開催された帰国生入試志望対象学校説明会に続き、一般入試志望の受験生・保護者を対象とした学校説明会が校内で行われました。
当日は3回に渡って説明会が行われ、2,500名を超える受験生・保護者が来校されました。
説明会開会前には、本学園卒業生による弦楽四重奏が演奏されました。
予定していた曲に加え、アンコールの演奏も行われると、会場からは大きな拍手が湧きあがりました。
開会前に、洗足学園ならではの音楽に満ち溢れる雰囲気を感じていただきました。
開会後、洗足学園を代表して登壇した宮阪校長は、この日来場した児童たちに向け、暖かいエールを送りました。
そして、本校の最新の教育への取り組みから、生徒の活躍に至るまで、自らが撮影した生徒たちの生き生きとした表情や活躍の姿をスクリーンに映し出しながら、説明いたしました。
愛情に満ち溢れた校長の説明に、会場からは自然と拍手が沸き上がりました。
続いて、2026年度中学入試における変更点を入試広報責任者より説明いたしました。
入試回数と募集定員の変更の理由や繰り上げ合格の制度に関する説明など、データを盛り込んだスライドを用いて、詳細な説明が行われました。
その後、各教科より入学後の洗足学園での教科教育に関しての説明と入試問題を通して培ってもらいたい力や準備に関するアドバイスがありました。
入試を通じて養われた力が、洗足学園の授業でどのように花開いていくのかを具体的に説明いたしました。
また、入試科目ではありませんが、本校の教育をより深く理解していただきたいとの考えから、英語教育に関しても説明を行いました。
英語は何のために学ぶのかより始まり、洗足学園ならではの英語教育の内容を、生徒たちの生き生きとした表情が印象的な授業・行事の写真を盛り込んだスライドを使用して、わかりやすく説明していきました。
最後に、今春卒業した卒業生4名が集い、昨年度高校3年の学年主任を務めた高橋道人教諭のファシリテートのもと、パネルディスカッションが行われました。
洗足学園での学園生活を振り返り、熱中して取り組んだ「部活動」や学校の外に出て自らの力を試した「他流試合」、学びの柱となった「授業」や「行事」などについて語られました。
また、それぞれの進路に関しても、卒業生たちの個性あふれる語り口で紹介されました。
パネルディスカッションが終わると、会場は割れんばかりの大きな拍手に包まれました。
来場した児童たちや保護者に、卒業生の話を通して、洗足学園での生活がダイレクトに伝わったようでした。
説明会終了後は、施設見学がツアー形式で行われました。
この日は、在校生と教員がペアになって施設見学の案内役を務め、それぞれの視点で生徒たちの生活の様子を、施設の説明の中で紹介していました。
今後も本校では学校説明会を通して、洗足学園での学びと生活を実感できる情報提供を行って参ります。
2025.07.04
中1・中2 特別授業を実施しています
本校では、定期考査後に特別授業を実施し、学びの内容を定着させる学習を行っています。
中間考査後に続き、期末考査後にも、この特別授業を実施しています。
7月3日(木)までで期末考査を終了した中学1年・2年では、7月4日(金)に特別授業が行われています。
定期考査は、「準備期間」「考査期間中」「終了後」のそれぞれのタームに、学力を伸ばすチャンスがあります。
そのチャンスを逃すことなく掴み、生徒たちが自身で努力していけるようにサポートを行っていくことが重要です。
中学1年生、2年生ともに1日かけて「数学」「英語」に取り組んでいます。
両教科ともに満点答案を目指し、生徒たちは様々な取り組みを行っていきます。
教室では自らが間違えた考査の問題の解き直しを行い満点答案を作成し、更には考査の問題の類題に取り組んでいきます。
疑問点は即座に解消できるようにすることが大切です。
教室やセミナールームでは、生徒たちが卒業生や先生に積極的に質問を行っていました。
一方、講堂では、生徒たちは各教科の先生からの解説を受けていました。
スクリーンに映し出される解法へのプロセスと先生の言葉を懸命にノートに書き込んでいきます。
8日(火)からは英数以外の教科の答案返却が各教科で行われ、先生の解説のもと生徒たちは満点答案を目指していきます。
本校では生徒たちが自らの力で学んでいけるよう、常に最新の教育を実践しています。
2025.07.03
高1 教科横断授業の様子を紹介いたします
洗足学園では、各教科で学んだ内容を分断化された知識に留めるのではなく、横に繋ぎ有機的に結びつけることで、新たな知を生み出す真の知恵を身に着けてもらいたいとの思いから、積極的に教科横断型の授業を実施しています。
今回は、高校1年で行われた教科横断型の探究授業の様子を紹介いたします。
『「格差」や「差別」をめぐる諸問題』をテーマに、英語、国語、公共、世界史の教員が、科目ごとの授業で扱った題材とテーマを結びつけて、リレー形式で講義を行いました。
生徒たちが行うワークショップでは、教科ごとの視点に立って格差や差別について考え、生徒間で共有し、日々の授業の内容が世界につながっていることや、世の中には教科の壁がないことを実感できる機会となりました。
生徒たちからは、「教科と教科のつながりが感じられた」「多角的な視点で問題を考えることの大切さがわかった。視野を広く持ちたい」などの声を聞くことができました。
今後も、教科融合授業を通じて洗足学園では、既存の教科の枠を超えた思考力を育成して参ります。
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