News & Topics

ニュース&トピックス

学園の最新情報はこちらをご覧ください。

2025.12.18

2学期終業式が行われました

12月18日、本校では2学期終業の日を迎えました。
NEWS&TOPICSでは、終業式の様子をお伝えいたします。

この日は、中学の部と高校の部に分かれて終業式が行われました。
校歌斉唱の後、登壇した宮阪校長先生は、ご自身の「手帳」についてのエピソードを紹介されました。
新たな1年に向けて、新しい手帳に来年の予定を書き込み来年も頑張ろうという気持ちが高まる一方、過去に使いびっしりと書き込みがされた手帳に書かれた「自分の感じたこと」「心に留まったこと」を読み返すことで、その時の自分に出会うことができると語られました。

その書き込まれた心に残る言葉から、今年度のノーベル生理学・医学賞を受賞された大阪大学の坂口志文特任教授にまつわる言葉を生徒たちに紹介されました。
「正しい努力が道を拓く」「信念と粘り強さ」「運・鈍・根」
40年間、信念を持って根気強く、ひたむきに努力を続け、道を拓かれたと坂口先生の姿勢を語られました。
「やりたいことを見つけ、いろんなことに挑戦したらいい」という坂口先生の言葉が、一人の卒業生の姿に重なったと話されました。
シドニー大学で獣医学の研究に取り組んでいる卒業生と今年再会した校長先生。
彼女は、小学生の頃から小動物の命を救いたいという志を持ち、その夢を持ち続けて努力を続けています。
洗足での生活は忙しかったが充実しており、今の自分があるのは洗足での生活があったからだと話してくれたそうです。
今も忙しい日々を過ごしながらも幸せで生き生きとしている卒業生の姿から、「夢を持って努力することが、その人の人生を照らす」と生徒たちに語られました。
そして、その卒業生も坂口先生も、正しい努力をひたむきに続けている姿は、美しくかっこよいと述べられました。

最後に、その時その時の自分の気持ちを書き留めておくことをアドバイスし、充実した冬休みになるようにエールを送られて、話を締め括られました。
生徒たちは、校長先生の一言一言を胸に刻んで聴いていました。

次に、学期中に活躍した部活動や学外活動参加者の表彰が行われました。
大講堂の舞台で校長先生から表彰状を手渡される生徒たちの表情は、大変誇らしげでした。

続いて、学外活動で活躍した生徒たちの発表が行われました。
終業式では、「オックスフォード模擬国連大会」に参加した生徒たちが登壇し、活動報告を行いました。
現地での模擬国連プログラムの紹介からイギリスでの経験に至るまで、スライドを駆使してわかりやすく紹介をしていました。
聴講していた生徒たちの身を乗り出し聴いている姿が、大変印象的でした。
その後、来年3月に本校内で開催される模擬国連同好会主催のジャパンメトロポリタン模擬国連大会(JMMUN)の紹介が行われました。
主催者として、国内のみならず世界各国の生徒たちが集う国際的な模擬国連大会への意気込みが感じられる素晴らしいプレゼンテーションでした。

図書委員会より読書感想文コンクールの審査及びPOPコンテストの企画の説明が行われた後、生徒会より中学の部では生徒会副会長が、高校の部では生徒会長が登壇しました。
中学の部で登壇した生徒会副会長の中学3年Kさんは、2学期のすべての行動が今の自分につながっていると話し、これから迎える冬休みを充実した期間にしていきましょうと呼びかけました。
その言葉に、生徒たちの誰もが頷いていました。

明日から迎える冬休み、しっかりとした目的意識を持ち、有意義な時間を生徒たちには過ごしてもらいたい思います。

2025年のNEWS&TOPICSは本日の記事で最後となります。
今年一年ご覧いただきまして、心より感謝申し上げます。
新年は1月6日(火)より記事の掲載を行って参ります。
来年も本校の教育活動をわかりやすく皆様にお届けできるよう、努めて参ります。
どうぞ良いお年をお迎えください。

>詳しくはこちら

2025.12.17

cookpadとの特別授業を行いました

本校では積極的に企業や大学とコラボレーションを行い、生徒たちへの授業を行っています。
1学期に引き続き、クックパッド株式会社とタッグを組み、食育のコラボレーション特別授業を行っています。

クックパッド株式会社は、料理レシピ検索・投稿サービス「クックパッド」をはじめ、食にまつわる多角的な事業を展開している企業です。
国内のみならず、「クックパッド」のグローバルプラットフォームの展開は、世界76カ国、34言語という世界的な広がりを見せています。

今回は、12月6日(土)より16日(火)まで、高校2年が1クラスずつ「食」を学びの題材として、講義と調理実習のワークショップに臨みました。

今回のテーマは、7月に続き「創造力」です。
前回は創造力を働かせてトマトパスタを作り上げましたが、今回は新たに「スパイスカレー」という料理に挑戦していきます。
授業前半のワークショップでは、調理をしていく上での留意事項や食中毒の危険性などを学んでいきました。

授業後半は、いよいよ調理実習です。
前回の特別授業で発揮した「創造力」を今回も生かし、スパイスカレーの調理に挑みました。
授業前半のワークショップで記入した自身のカレーに対する思い出のチャート(「いつ」「どこで」「だれと」「どんなカレーを」「どんな気持ちで」)を生かしながら、それぞれの班で個性溢れるカレーを作り上げていきました。
生徒たちは単に「作り、食べる」だけではなく、様々なアプローチで「食」への理解と思考を深めていきました。

今後も洗足学園では、社会を幅広い視野・視点で考える授業を展開して参ります。

>詳しくはこちら

2025.12.16

合唱部が朝のクリスマスコンサートを行いました

12月12日(金)の登校時間に、合唱部がクリスマスコンサートを行いました。

清々しい朝のひと時に、校舎2階の吹き抜けスペースのアトリウムには、合唱部の美しい歌声が響き渡りました。
部員たちはアトリウムのスロープに立ち、胸を張って美声を響かせました。
歌声に心を込めた合唱部の生徒たちの爽やかな笑顔が大変印象的でした。

レミオロメンの「粉雪」をはじめとした定番のクリスマスソングから、「ジングルベル」、「きよしこの夜」「赤鼻のトナカイ」に至るまで、この時期ならでは曲に、生徒も教職員も心躍る様子で聴き入っていました。
合唱部の生徒たちの気持ちのこもった素晴らしい歌声が、聴く者すべての心に感動と共に届きました。

音楽に溢れる環境も本校の特徴の一つです。
活力に満ちた1日が素晴らしい歌声とともに始まったこの日となりました。

>詳しくはこちら

2025.12.15

入試問題体験会を開催しました

12月13日(土)、本校では2026年度中学入試に向けた入試問題体験会を行いました。
児童・保護者合わせて約1,000名を超える皆様が来校されました。

受験生の皆さんは、本番の試験会場となる教室において、試験当日と同じレイアウトの座席で、国語・算数・社会・理科の模擬問題を解きました。
これまで幾多の困難な状況を乗り越えて、受験に向き合い頑張ってきた受験生の皆さんの努力は、並大抵ではなかったはずです。
真剣に模擬問題に取り組むその姿は崇高なものでした。
心より敬意を表したいと思います。

保護者向けには、学校長の挨拶の後、受験に際して出願から入試当日に至るまでの流れの説明が、大講堂で行われました。
また、国語・算数・社会・理科の各教科の模擬問題の解説と試験問題に関する説明が、各教科の担当者より行われました。
その後、教室での入試問題体験を終えた受験生向けに、宮阪校長からエールが送られた後、保護者向けと同じく4教科それぞれの担当者が、ライブで問題解説を行いました。

模擬問題と解答例、動画解説は、以下のページよりダウンロード及びご視聴いただけます。

入試情報特設サイト

受験生の皆さんは、入試当日に向けて体調に気をつけて、悔いの残らない一日一日を過ごしてもらいたいと思います。
洗足学園は、皆さんを心から応援しています。

>詳しくはこちら

2025.12.12

年末の大掃除を行いました

2学期も残り僅かとなり、本校でも終業式が来週に迫りました。
本日は、今年も大変お世話になった校舎をきれいにし、新たな気持ちで新年を迎えられるよう、全校挙げて大掃除を行いました。

中学2年生の教室を覗くと、机・椅子、ホワイトボードを丁寧に磨き上げている生徒たちの姿がありました。
床や壁の汚れが水拭きでみるみる取れていくと、生徒たちの表情は自然と笑顔になっていきます。
清掃活動を通じて、奉仕の精神をはじめ、机上ではなかなか得られない大切な心を生徒たちは学んでいきます。

明日は、小学校6年生対象の入試問題体験会が行われます。
懸命に受験に向かって頑張っている受験生を少しでも応援しようと、生徒たちは心を込めて掃除を行っていました。
受験生の皆さんは、在校生が心を込めて清掃した綺麗な教室で本番さながらに模擬問題を解き、中学入試に備えていただければと思います。

受験生の皆さんは、不安とも戦っていると思います。
皆さんのこれまでの努力は何があっても消えるものではありません。
自分を信じて、自分に自信を持ってください。
洗足学園は皆さんの頑張りを心から応援しています。

>詳しくはこちら

2025.12.11

高2 修学旅行レポート 後編

10月末に3泊4日の旅程で実施された高校2年修学旅行。
本日は、3日目と最終日に様子をレポートいたします。

3日目は京都を出発地とする自主研修です。
この日のテーマは「未来予想図~〇年後の下見~」
「30歳の自分」「45歳の自分」「60歳の自分」「22世紀の自分」といった視点で、将来の自分を想像しながら旅の計画を立てました。
旅のスポットは班ごとに三者三様で、街を一望できる展望台を訪れたり、着物体験をしたりと、未来の社会や自分に思いを馳せながら、自分たちだけの旅程を楽しみました。
オリジナリティあふれる計画を実行する生徒たちの姿はたくましく、そして楽しそうでした。

最終日はクラス別行動です。
金閣寺、京都水族館、京都御苑など、クラスで決めたスポットを巡り、におい袋、京友禅、生菓子といった体験学習を行い、各クラスごとに楽しみました。
全ての研修を終えた後、学年全員で北野天満宮に集合し、間もなく高校3年生となる一同で学業成就を祈願し、4日間の修学旅行は幕を閉じました。

最後に、この修学旅行に向けて全力を尽くしてくれた修学旅行実行委員長から、素敵なコメントが寄せられました。
「私は中3の修学旅行でも実行委員長を務めたため、79回生の修学旅行の両方で実行委員長を務めるという大変貴重な経験をさせていただきました。高2の修学旅行は中3の時よりも自由度が高く、それゆえの難しさに直面することも多かったのですが、より良い行事にするために試行錯誤した日々も含めて大切な思い出となりました。悔いのない修学旅行を創り上げることができたのは、昨年度から一緒に頑張ってくれた委員の皆、企画を実現するために惜しみなく手助けしてくださった先生方、そして4日間を楽しんでくれた学年の皆のおかげです。本当にありがとうございました!!」

この素晴らしい修学旅行を経た高校2年生が、未来へ向かってどのように羽ばたいていくのか、益々楽しみです。

>詳しくはこちら

2025.12.10

高2 修学旅行レポート 前編

高校2年では、10月28日から31日までの3泊4日の日程で、関西方面への修学旅行を実施いたしました。
NEWS&TOPICSは、2回に渡りその様子をお届けいたします。
本日は、前編として初日と2日目をレポートいたします。

部活動、学業、学校行事など多岐に渡る場面で、学校全体を牽引するリーダー学年である高校2年生にとって、この修学旅行は学校生活の大きな節目となる行事です。
今回のスローガンは「RUNWAY」です。
これは、完璧な真っ直ぐな道ではなく、過去から現在、そして未来へとつながる「自分だけの道」を切り拓いていこうという思いが込められています。

初日は奈良県を訪れました。
まずは全員で東大寺を見学し、大仏のスケールと壮大な歴史、そして美術の奥深さに触れました。
その後は、生徒それぞれが希望するコースである「法隆寺コース」と「明日香コース」に分かれて研修を行いました。
各コースを先導したのは、立候補した修学旅行委員の生徒たちです。
委員の生徒はガイド役として、事前に調べた情報をもとに各スポットで説明を行いました。
単なる見どころの紹介に留まらず、歴史的な背景や学びに繋がる視点を盛り込んだ、魅力的な解説を披露してくれました。

2日目は、奈良を出発地とする自主研修です。
これは生徒が数人ずつのグループに分かれ、自分たちで立てた計画に沿って行動するものです。
「自然」「国際」「寺社仏閣」「文学」「歴史」「美術」の中から各班がテーマを選び、それに沿った場所を巡りました。
奈良近辺の歴史的建築をじっくり堪能する班もあれば、大阪まで足を延ばして美術鑑賞をする班もあり、それぞれの興味・関心を追求しました。

自主研修を終えた生徒たちは、京都の「京都観世会館」に集合しました。
伝統芸能である能について、分かりやすく、面白く、そして奥深い解説を聞き学びを深めました。
体験の時間では、能面をつけたり、大鼓や小鼓を叩いたりするなど、普段はできない貴重な経験を積むことができました。

次回は、3日目・最終日の様子をお伝えします。
どうぞ、お楽しみに。

>詳しくはこちら

ARCHIVES

一覧を見る

page_top