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2020.12.08

日本倫理・哲学グランプリで本校生徒が銅賞を受賞しました

2020年度「日本倫理・哲学グランプリ」で本校高校3年の丸山満ちるさんのエッセイが応募総数110編の中から銅賞に選ばれました。
この日、丸山さんが校長室を訪れ、宮阪校長先生に受賞の報告をしました。

日本倫理・哲学グランプリは、今の自分を見つめ、将来の生き方を考える機会として、先哲の人たちが考え辿ってきた同じ課題に挑戦するエッセイコンテストです。
今年は「プラトン」「ルソー」「ホワイトヘッド」「松尾芭蕉」の文章・作品が課題文として設定され、その内の1つを選び、哲学エッセイを書いていきます。
丸山さんはルソーを選択し、「欲望と幸福について」をタイトルにエッセイを執筆しました。

高校2年生の時、ネイティブの先生による英語の授業の宿題で出されたサルトルの講演を書き下ろした「実存主義とは何か」という本を読んだことをきっかけに、哲学に興味を持ち始めた丸山さん。
高校3年に進級後、オンラインで行われた「哲学サマーキャンプ」への参加を経て、今回のコンテストに挑戦しました。
理系コースに進路を選択した丸山さんへ、一見文系分野に見える「哲学」へのチャレンジについて尋ねると、
「哲学は論理的なものです。理系であればこそ、様々な事象を論理的に捉えることが自然にできます。理系で勉強したことが役に立ちました。」と語ってくれました。

中学3年生の時に学外交流活動への挑戦として東京大学木曽観測所で行われた「銀河学校」に参加した丸山さん。
将来、大学で天文学を学びたいと語ってくれました。
宇宙の神秘を探る天文学の学びに、哲学はきっと役に立つはずです。

洗足学園は、丸山さんが哲学を胸に大いに将来に向かって羽ばたくことを全力で応援していきます。

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