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2021.11.10

本校卒業生の活躍を紹介いたします

洗足学園は社会に有為な女性の育成を掲げ、日々教育を実践しています。
本校の卒業生は社会でどのような活躍をしているのか、前回は今年4月に「郵船ロジスティクス株式会社」でフォアダー業務のチームリーダーとして働く卒業生の様子をレポートしました。
今回は、今秋作家としてデビューし、著書が出版された坂口螢火さん(作家名)の活躍を紹介いたします。

坂口さんは2006年に本校卒業後、大学で東洋考古学と西洋文化史を専攻。
主に海外の歴史や文化の研究を行っていましたが、卒業後小学校教諭として働いている中で、日本史を学ぶことの大切さに気付きます。
少しでも多くの方に日本史の楽しさを味わってもらいたいとの思いから、執筆活動を開始します。
作家としてのデビュー作となった作品も「忠臣蔵」を題材としました。

本校を訪れ、宮阪校長先生との話の中で、坂口さんは洗足時代を振り返り、語ってくれました。
「中学1年生の時、国語を担当してくださっていた宮阪先生の授業で、『平家物語』の冒頭の暗唱を行いました。
その時、宮阪先生の褒められたことは、今でも鮮明に記憶に残っています。
洗足での思い出は、私の人生に大きな影響を与えてくれました。
洗足時代の友人とは、今でもよく連絡を取り合い、会っています。
まさに一生の友人たちです。」

2児の母として、また新人作家として、充実した人生を送っている坂口さん。
「これからも執筆活動を続けていきたいと思っています。
昭和の時代にあった『真田十勇士』に代表されるような講談ものが、今はなくなってしまいました。
今の時代に、これを掘り起こし、新たなアプローチで日本の歴史の楽しさを伝えていきたいです。」

と力強く語ってくれました。

坂口螢火さんのデビュー作「忠臣蔵より熱を込めて」(つむぎ書房)を是非一度お読みいただければと思います。

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