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2020.08.17

サイエンスメンタープログラム研究発表会で本校生徒が発表を行いました

公益財団法人日本科学協会が主催するサイエンスメンタープログラムにおいて、第8期メンティに選ばれた本校高校2年の平野りんさんと川村佳未さんが、8月16日(日)WEBにて研究発表を行いました。

サイエンスメンタープログラムは、中学生・高校生(メンティ)が自分自身で研究を進めていく過程で、大学教員などの専門家(メンター)の助言を受けることができるプログラムです。
メンティは、このプログラムを通して科学研究の進め方を初歩から学びます。

平野さんは法政大学の藤田貢崇先生の助言を受け「メタンハイドレートの分析及び、環境に配慮した上で私たちの生活に本当に活用できるのか」をテーマに研究を行いました。
国内外のメタンハイドレートの関連記事を年代別に収集し、内容を精査し比較しました。
また、メタンハイドレートに関する論文を精読し、構造についての理解を深め、研究の過程についての分析を行いました。

川村さんは東京農工大学の斎藤拓先生の助言を仰ぎながら「錠剤をのみやすくする方法~粘性を調整する」をテーマに研究を行いました。
23種類の食品の粘度の測定を行い、食品を組み合わせた混合物に対して温度の変化・撹拌時間・経過時間と粘度の関連性を分析しました。
また、その混合物の飲みやすさの比較を行いました。

両名とも厳しい選抜を通過後、1年かけて行った研究の成果と考察、そしてこれからの展望を堂々と発表しました。
発表後、他のメンターの先生方、メンティの生徒たちからの質問を受けました。
鋭い質問の連続でしたが、平野さんも川村さんも冷静かつ的確な応答を行っていました。

コロナ禍の中、WEBでの研究発表会となりましたが、学外活動への門戸は今回の研究発表会のように、様々な形や方法で目の前に開いています。
「挑戦」の気持ちを忘れずに、平野さんや川村さんのように、洗足生たちには学外の活動に積極的に取り組んでもらいたいと思います。

サイエンスメンタープログラムの詳しい内容は(財)日本科学協会のこちらのホームページをご覧ください。

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