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2024.04.05

新年度・新学期がスタートしました

本校では本日より新年度・新学期がスタートしました。
生徒たちは新しいクラス、新しい級友との出会いにワクワクしながら、教室へと向かいました。

本日は、昨日入学した中学1年以外の5学年の始業式が行われました。
先月の終業式に続き2024年度1学期の始業式は、中学の部と高校の部の2部に分け、大講堂で執り行われました。

離着任式に引き続いて行われた始業式では、はじめに校歌の斉唱が行われました。
生徒たちの心のこもった歌声が大講堂に響きました。

続いて、宮阪校長先生からのお話がありました。
校長先生は始めに、この春に開催されたジャパンメトロポリタン模擬国連大会、海外語学研修、部活動の公演「春フェス」といった生徒たちの活躍を挙げられ、その充実した内容と成果を賞賛されました。
そして、新年度を迎えるにあたって、今年100周年を迎える洗足学園の創立者前田若尾先生のお話しをされました。

1924年、関東大震災の翌年に「これからは女性が自立する時代、その自立のための学びの場を設けたい」という高い志によりつくられた小さな学び舎。
わずか6人からスタートした学園ですが、その道のりは険しいもので、戦争で校舎が焼失することもありました。
しかし、若尾先生は強い信念を持ってくじけなかったと校長先生は話されました。
その信念とは「正しいことをしっかりと行っていかなければならない」というものであり、生徒たちには「正しい目標」をもって進んでもらいたいと語りかけました。

その創立者の志が「理想高遠 実行卑近」という標語として、「自立・挑戦・奉仕」という精神として生徒の皆さんに受け継がれています。
これまでの100年で洗足は大きく変わったが、これからはもっともっと変わると校長先生は断言されました。
それは、生徒ひとりひとりが、チャレンジ精神を持って何ができるかを考えているからと語られました。
最後に校長先生は、全ての生徒たちを心から誇りに思っていると述べられ、話を結ばれました。
生徒たちは校長先生の一言一言を胸に刻んで聴いていました。

続いて、学外活動で活躍した生徒の表彰、本年度の体育祭実行委員、体育祭応援団の任命式が執り行われました。
校長先生より任命書を受け取った生徒たちからは、これからの活動にかける気迫が伝わってきました。
任命書受領後、体育祭実行委員長より全校生徒に体育祭に向けての抱負が語られました。

最後に生徒会を代表して、高校の部では新たに生徒会長となった高校2年のN.Yさんからの話がありました。
生徒会長のNさんは、創立100周年を迎えるにあたって、歴史から学ぶことが多いことを話しました。
そして、社会に目に向けることの大切さを生徒たちに呼びかけ、「今できることは少なくても、世界を良い方向にしていきたいと思います」と決意を語りました。
一人一人は微力でも力を合わせれば大きな力になるというNさんの力強い言葉に、生徒たちは目を輝かせて共感していました。

生徒も教員も、新たなスタートに胸躍る一日となりました。

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