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2024.03.14

高2 リーダーとしての一年を振り返る対話を行いました

本校では、幸福な自己実現を果たす力を涵養するため、生徒同士が問いを出し合いながら考えを深めていく、「対話」の時間を大切にしています。

先日、高校2年では、「これまでの自治活動の経験を通じて培ってきた力を、どのように残り1年の学園生活に活かしていくか」をテーマとした対話を行いました。
この一年間、高校2年生たちは、自治活動のリーダーとして活躍してきました。
今回は、生徒会役員が司会を務め、部活や委員会のリーダーとして活躍してきた部長、委員長がグループのファシリテーターを務めました。
対話は、終始和気あいあいとした雰囲気で、会場となった小体育館には笑い声が絶えず響きわたっていました。

「同級生のなかで尊敬している人物は誰か」という問いかけから始まり、「その人のどこを真似できるか」、「周囲からより応援される集団とはどのような集団か」と発展していきました。
目標に向けて謙虚に努力し続けられる人、周囲をよく見て気遣うことのできる人など、同級生の名前を次々に挙げながら話し合っていく中で、各々が理想とする人間像が具体的になったようです。

対話をふりかえった生徒の感想には、次のような言葉がありました。
・身近にロールモデルとなるような友達がたくさんいることで、日々良い刺激を受け、楽しく勉強ができるこの環境を活かしていきたい。
・応援されるためには人を応援することが大事であると強く実感した。周りにいる人に今まで以上に敬意を払っていきたいと思う。
・尊敬できる人の共通点を考えることで、勉強を全力で頑張るときと、視野を広くもつときのメリハリをつけることが重要だと気づいた。

今回の対話を終えた後、生徒たちは感想をまとめるとともに、改めてどのように学習に臨んでいくかを言語化し、決意として記しました。

対話をきっかけに、周囲を見渡しながら自分をも俯瞰していくことや、努力しあえる友人に恵まれた環境の中で互いに応援し合っていくことの重要性を実感することができたようです。
これまでに育んできた同級生との絆が、これからの躍進に繋がっていくことでしょう。

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