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2022.04.26

理科の実験の様子をレポートします

本校の理科では実験を多く実施し、その体験の中から生徒たちの興味・関心を引き出し、また事象の深い理解へと導いています。
本日は中学3年の「生物基礎」の授業で行われた実験の様子をレポートします。
実験に際して、顕微鏡観察には十分に消毒した器具を用い、使用後も直ちに消毒を行いました。
また、他の人の顕微鏡を覗かないなど、新しい生活様式に対応して、観察を行いました。

この日の実験のテーマは「ミクロメーターの使用方法を学ぶ」です。
観察実験の基本となる「数値化」を生徒たちが活用できるよう、微細な構造であっても長さを計測できる技術を身につけていきます。
生徒たちは、タマネギの細胞の長径、核の直径を計測することを通し、細胞のサイズを体感していました。
これにより、生物の体は細胞でできていることを改めて生徒たちは確認していました。

中学3年の生徒たちは、実は中学に入って初めての顕微鏡観察の実験となります。
机上では頻出する顕微鏡ですが、実際に一人一台の環境でじっくりと顕微鏡の原理を学ぶ大変良い機会となりました。
生徒たちからは「これがレボルバーか!」「なるほど、コントラストはこんな単純な仕組みで調節できるのか!」といった感想が相次ぎ、決して問題集ではできない学びと発見をしていました。

本校では、生徒たちが学ぶことの楽しさと感動を感じられる実験を、今後も続けていきます。

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