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2024.07.23

アメリカ研修1週目の様子をレポートいたします

本校では、夏休みまたは春休みに希望者を対象とした海外語学研修を実施しています。
単に英語力の向上を目指すだけでなく、英語を実践的に使用することで他国の文化や習慣を学び尊重することを目的としています。

アメリカ・ロサンゼルスでの夏期語学研修を7月14日(日)より3週間の日程で実施しております。
本日は1週目の様子をレポートいたします。

アメリカ・ロサンゼルスでの研修では、週4日間の英語の授業に加え、ホストファミリーとのファミリーデイなど、アクティビティが数多く予定されています。
研修初日、22名の生徒たちはホームステイ先のホストファミリーと合流し、2日目よりカリフォルニア州トーランスにあるEl Camino Collegeでの英語の授業を受講しました。

ネイティブの先生によるコミュニカティブな授業に、最初は緊張で口数の少なかった生徒たちもどんどん発言が増え、楽しく英語を学んでいました。
生徒たちは、洗足学園の授業とはまた違った形で新鮮な気持ちで英語を学習しているようです。
午後はトーランスを周るSouth Bay Tourに参加したり、映画館で映画鑑賞をしたり、現地のユースグループと交流し一緒に体を動かしたりしました。
レドンド・ビーチ訪問の後、現地のショッピングモールにも立ち寄りました。
レジでの支払いに挑戦するなど、アメリカの文化を肌で感じる貴重な体験になりました。

英語をコミュニケーションの道具として活用していく中で、心の交流も生まれていくことを生徒たちは実感していました。

来週はディズニーランド、UCLAキャンパスツアー、ユニバーサルスタジオハリウッド、大谷選手の所属するロサンゼルス・ドジャースの野球観戦など様々なアクティビティを予定しています。
どれも生徒たちにとって、かけがえのない思い出となるはずです。

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2024.07.22

生徒が制作する彩羽祭公式HPがオープンしました

本校では生徒自治活動の大きな柱の一つに、生徒による学校行事の企画・運営を掲げています。
4月に行われた体育祭と並んで大きな行事である彩羽祭(文化祭)は、実行委員の生徒たちが中心になり、企画・立案から展示・公演・装飾・広報といった各部門の準備、当日の運営に至るまで全て生徒が行います。
彩羽祭実行委員の生徒たちは1学期に何度も打ち合わせを重ね、彩羽祭を安全かつ充実したものとするために準備を進めてきました。

広報部門では生徒たちの手による「彩羽祭公式ホームページ」が、7月19日に晴れてオープンしました。
広報部門の生徒からメッセージが届いています。

こんにちは。彩羽祭実行委員会広報部門よりお知らせがあります。
第77回彩羽祭ホームページを公開しました!
今年度は、9月7日(土)・9月8日(日)に彩羽祭を開催いたします。
ホームページには、団体紹介をはじめとした様々な情報を掲載していますので、ぜひご覧ください。

生徒による「彩羽祭公式ホームページ」は以下のリンクから是非ご覧ください。
生徒による彩羽祭公式HPはこちらからご覧ください。
「彩羽祭公式ホームページ」内のブログは、毎週金曜日に更新されます。
是非毎週チェックをお願いいたします。

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2024.07.18

最先端の健康科学に関する講演会を行いました

弘前大教授である村下公一先生をお招きし「ビッグデータとAIから見える健康の未来」と題された講演が、高校1年で行われました。
村下先生は弘前大学学長特別補佐、健康未来イノベーション研究機構長を務められ、日本で一番平均寿命が短いと言われている青森県の現況を変革すべく「ビッグデータとAI」を用いた研究と実践をされていらっしゃいます。

今後平均寿命がどう変化していくのかや、性格、タバコ・アルコール・野菜の接種、姿勢、肥満、テレビ視聴時間などの要素と健康寿命との相関、弘前大でのヘルスケアの取り組みなど、多岐に渡る内容を生徒たちにレクチャーされました。
ユーモア溢れる先生の語りで、AI、医学、化学、工学などの複合的かつ学際的な実践の最先端を知ることができ、生徒たちにとって大変刺激的な時間となったようでした。

また、放課後には弘前大から持ち込んでいただいた最新機器を使用して、野菜の摂取量などを測定する機会を作っていただきました。
この実験は大盛況で、自分自身の「well-being」をいかに実現するかということにも、生徒たちは興味津々でした。

人生100年時代と言われ、寿命が伸びていくことにより、文字通り「身体が資本」となっていきます。
最先端のAIや機材を活用して、「健康」という側面から自分のキャリアを考えるという貴重な経験ができました。

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2024.07.17

cookpadとの特別授業を行っています

本校では積極的に企業や大学とコラボレーションを行い、生徒たちへの授業を行っています。
本日は、昨年12月にもタッグを組み授業を行ったクックパッド株式会社との食育のコラボレーション特別授業の様子をご紹介いたします。

クックパッド株式会社は、料理レシピ検索・投稿サービス「クックパッド」をはじめ、食にまつわる多角的な事業を展開している企業です。
国内のみならず、「クックパッド」のグローバルプラットフォームの展開は、世界76カ国、34言語という世界的な広がりを見せています。

今回は、7月8日(月)より16日(火)まで、高校2年が1日1クラスずつ「食」を学びの題材として、講義と調理実習のワークショップに臨みました。

授業は、「食」をテーマとしてライフスタイルを考えることからスタートしました。
「あなたにとって料理とは?」という問いかけに、生徒たちからは「料理を中心としたコミュニケーションが大切だと思います」といった答えがありました。
「『食』は気持ちを繋ぐツールでもある」という生徒たちのしなやかで自由な発想が光っていました。
その後、ワークショップで行う調理の計画を、生徒たちは立てていきました。

ワークショップでは、トマトパスタとサラダの調理に挑戦しました。
単にスパゲティを作るのではなく、パスタやトマトといった食材の持つ特性や調理の持つ役割・影響についてを考えながら実習に臨みます。
生徒たちは「調理で素材をどのようにおいしくできるか考える」といったことをはじめ、様々なアプローチで「食」への理解と思考を深めていきました。

今後も洗足学園では、社会を幅広い視野・視点で考える授業を展開して参ります。

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2024.07.16

白波瀬佐和子氏の講演会が行われました

7月12日(金)に、中学1年から中学3年までの3学年の生徒たちを対象に、国際連合大学上級副学長で、国際連合事務次長補を務められている白波瀬佐和子氏を講師としてお招きし(以下白波瀬先生)、講演会を開催いたしました。
本校では、「答えのない時代」を生きる生徒たちに、自分の人生をデザインできる力を身に着け、自分らしい生き方ができるように教育を行っています。

今回ご講演をいただいた白波瀬先生は、東京大学で教鞭を執られ、2021年まで同大学で理事・副学長を務められたほか、国際学術会議財務担当副会長、G7の首脳にジェンダー平等の提言を行うジェンダー平等アドバイザリー評議会の議長を務められました。
講演は、世界12か国に13の研究所が設置され、東京に本部が置かれている国際連合大学の設立の意義とその役割のお話しからスタートしました。
「社会や歴史を学ぶということは、出来事がどのように繋がり、なぜ起きたのかを考えることができるようになることです。今の皆さんの学習は、決して無駄にはなりません。」という先生の言葉を、生徒たちが真剣な表情で書き留めている姿が、大変印象的でした。

講演は、日本の課題である少子高齢化、そしてジェンダーに関する話に及びました。
少子高齢化の構造とその原因を社会学の視点からアプローチしたわかりやすい分析に、生徒たちは深く頷いていました。
社会的に構築された概念であるジェンダーに関しては、その起因となる考えや実際の統計的な不均衡をグラフや表で示しながら、生徒たちに語りかけてくださいました。
公正で安全で平等な社会、同じ機会を誰しもが享受できる社会をどのように実現していくのか、生徒たちは先生からの投げかけを受け止め、深く考えている様子でした。

「積極的に様々な場に身を置くことが大切。」「リーダーになるということは、物事を決める立場になること。チャレンジングだがやり甲斐がある。」「世界は繋がっている。国を超えて交流する必要がある。」という白波瀬先生の言葉を、生徒たちは胸に刻んでいました。

質疑応答では、生徒たちより次から次に積極的な質問がありました。
「『区別』と『差別』の違いを先生はどのようにお考えになりますか」という生徒の質問に、「とても鋭く、素晴らしい質問ですね」と丁寧に答える白波瀬先生。
キラキラとした表情で先生の答えを受け止める生徒の姿は輝いていました。

本校では生徒たちに様々な出会いの場や挑戦の機会を設けています。
今回の白波瀬先生との出会いで、生徒たちは自分の人生を新たな視点で見つめるきっかけを得たようでした。

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2024.07.12

リエカ・ユースサミットに生徒たちが参加しました 後編

昨日に引き続き、クロアチア リエカ・ユースサミットに参加した本校生徒たちの様子をレポートいたします。

本校から参加した中学2年・3年と高校1年の生徒7名には、川崎市長より「リエカ・ユースサミット訪問団 認定証」を授与された「訪問団」の一員としての務めも今回の行程の中にありました。
それが、福田紀彦川崎市長より預かった親書をリエカ市へ手渡す役割です。
本校の制服に身を包んだ生徒たちは、凛とした姿勢で預かった親書を手渡し、この大役を見事に成し遂げました。
この様子は地元の新聞にも掲載されました。

帰国後、7名の生徒たちは川崎市役所にて、福田市長にリエカユースサミットの報告を行いました。
最初は緊張していた生徒たちでしたが、現地での生活や研修で学んだことを市長に詳細に報告することができました。
福田市長からは、川崎市の代表として他の国々の人々と日本の文化などを共有してくれたことへの感謝の言葉が生徒たちに贈られました。

異文化理解の大切さや世界的視野を持つことの重要性を学んだだけではなく、国際親善を直接経験するという貴重な体験をした生徒たち。
この経験を生かし、これからの更なる飛躍に期待します。

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2024.07.11

リエカ・ユースサミットに生徒たちが参加しました 前編

6月23日から30日までの日程で、川崎市の姉妹都市であるクロアチア共和国のリエカ市で開催された「リエカ・ユースサミット」に本校の生徒たちが参加しました。

このサミットは、「世界中の若者(12歳~16歳)が、平和、社会正義、創造性やイノベーションについて、英語で意見交換を行う」という目的のもと、世界中から参加者が集うプログラムです。
今年のテーマは「若者と地域社会」です。

本校からは、中学2年・3年と高校1年の生徒7名が参加し、「リエカ・ユースサミット訪問団」として国際交流・異文化交流に取り組みました。
現地では、世界から集まった同世代の生徒たちと共にワークショップをはじめ、主題となる「若者と地域社会」に関して活発な意見交換を行いました。

プログラムの成果を発表すべく世界の仲間たちと共にプレゼンテーションに臨んだ洗足生たちは、緊張した面持ちながらも、英語を駆使して堂々と発表を行っていました。
また、日本文化を世界各国からの参加者に知ってもらうべく行った「書道」の体験では、毛筆の使い方を教えながら美しい日本の文字の魅力を伝えていました。

現地では、ユースサミットへの参加だけではなく、リエカの歴史と文化を知るための市内散策を行いました。
旧市街の歴史的建造物から地元のスーパーマーケット、アドリア海の海辺に至るまで多くの場所を訪れ、異文化を肌で感じ、理解を深めることができました。

明日の後編では、リエカ市への親書の手渡しや帰国後の川崎市福田市長への報告の様子をお伝えいたします。
どうぞお楽しみに!

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2024.07.10

中2 ディベートへの取り組み

本校では、生徒の論理的思考力を鍛えることを目的に、毎年中学2年の国語の授業でディベートに取り組んでいます。
本年度は以下の論題を扱いました。

論題
「日本は国政選挙においてインターネット投票を導入すべきである。是か非か」

ディベートでは、論題に対して自分の意に沿う立場を選ぶのではなく、肯定あるいは否定に無作為に振り分けられます。
自分の意見とは異なる立場の意見をあらゆる角度から想像し、論理的に組み立てていくことに、ディベートの面白さがあります。

生徒たちは、インターネット投票の持つセキュリティ上のリスクや投票率向上の可能性など、様々な検証を行い、主張を裏付ける公的なデータを収集していました。

この授業の集大成には、学年をあげてのクラス対抗トーナメントが用意されており、この日はその予選であるクラス内対抗戦を行いました。
授業内で行った準備の成果を十分に発揮し、各チームが力を尽くしていました。
ここでの結果をもとに、クラス対抗トーナメントに向けて、各クラスが論述に磨きをかけていきます。

生徒たちの今後の益々の活躍が楽しみです。

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2024.07.09

1学期期末考査の答案返却が始まりました

本日より3日間の日程で、先週実施されました1学期期末考査の答案返却が行われています。

本校では7月20日(土)より夏休みに入りますが、夏休みは学習面においても大変重要な期間となります。
1学期に学んだ内容の理解度を高め、わからない部分を残さないようにし、2学期以降の学習の土台を固めると共にこれからの学びの展望を描いていくことが、夏休みにおける重要な要素となります。
1学期の期末考査の結果は、その夏休みの過ごし方の貴重な材料となる「自身の今」を示してくれる道しるべです。

単に得点の高低で一喜一憂するのではなく、これまでの授業での学び、家庭での学びのどの点に課題があり、それをどのようにしていけば次のステップに繋がるのか。
期末考査の答案は、未来を描いていくためのスタート地点を示してくれています。

教室では返却された答案を真剣に見つめる生徒たちの姿がありました。
本校では答案を返却して終わりではなく、その解説を先生が的確に行っていきます。
先生のアドバイスを聞き漏らすまいと、生徒たちは答案や問題用紙に懸命に書き込みを行っていました。

これから始まる夏休みが充実した時間となるよう、今回の考査の結果を生徒たちには生かしていってもらいたいと思います。

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2024.07.08

7月学校説明会が行われました

7月6日(土)、6月に開催された帰国生入試志望対象学校説明会に続き、一般入試志望の受験生・保護者を対象とした学校説明会が校内で行われました。
当日は4回に渡って説明会が行われ、2,000名を超える受験生・保護者が来校されました。

説明会開会前には、本学園卒業生による弦楽四重奏が演奏されました。
予定していた曲に加え、アンコールの演奏も行われると、会場からは大きな拍手が湧きあがりました。
開会前に、洗足学園ならではの音楽に満ち溢れる雰囲気を感じていただきました。

開会後、洗足学園を代表して登壇した宮阪校長は、この日来場した児童たちに向け、暖かいエールを送っていました。
続いて登壇した教頭からは、時代を先取りする洗足学園の最新の取り組み・教育内容を説明いたしました。
説明の中で、事前に収録した在校生のインタビュー動画も放映され、洗足学園の教育を生徒たちがどのように糧として成長したかが伝わる内容となっていました。

続いて今春卒業した卒業生4名が集い、昨年度高校3年の学年主任を務めた永井敦史教諭のファシリテートのもと、パネルディスカッションが行われました。
洗足学園での学園生活を振り返り、熱中して取り組んだ「部活動」や学校の外に出て自らの力を試した「他流試合」、学びの柱となった「授業」や「行事」などについて語られました。
また、それぞれの進路に関しても、卒業生たちの個性あふれる語り口で紹介されました。
パネルディスカッションが終わると、会場は割れんばかりの大きな拍手に包まれました。
来場した児童たちや保護者に、卒業生の話を通して、洗足学園での生活がダイレクトに伝わったようでした。

2025年度の一般入試の説明が担当者から行われた後、施設見学がツアー形式で行われました。
この日は教員に加え、卒業生や在校生の保護者が施設見学の案内役を務め、それぞれの視点で生徒たちの生活の様子を、施設の説明の中で紹介していました。
今後も本校では学校説明会を通して、洗足学園での学びと生活を実感できる情報提供を行って参ります。

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2024.07.04

アメリカからの留学生の洗足生活

本校では、自らの希望する将来に向けて、様々な挑戦の機会を設けております。
アメリカ、イギリスをはじめとした世界各国での生活を経験し、語学力を高める豊富な留学や語学研修プログラムもその機会の一つです。
また、海外からの留学生を迎え、学園生活を通して国際交流を行う機会もあります。

今回は、6月24日(月)~29日(土)まで、アメリカ合衆国ウィスコンシン州出身のEloise Zabowski(エリーゼ ザボウスキー)さんが、留学生として洗足生と学園生活を過ごした様子をレポートいたします。

公益財団法人YFU日本国際交流財団を通じて来日したエリーゼさんは、この1週間、高校2年生と共に授業を受けました。
また、中学3年生と華道や茶道を体験し、日本文化を学びました。
高校2年の学年集会などにも一緒に参加し、クラスの垣根を越えて多くの友人とかけがえのない時間を過ごしました。

この期間には、海外留学から帰着したばかりの高校生が数名いたため、彼女たちがエリーゼさんの良きカンバセーションパートナーになってくれました。
期末考査1週間前という期間ではありましたが、エリーゼさんに丁寧に優しく接する多くの生徒たちの姿から、本校の建学の精神である「謙愛」の心が根付いていることが感じられました。
最終日には、クラスメイトから思い出のアルバムを受け取り、学年の生徒たちから別れを惜しまれながら、エリーゼさんは洗足を後にしました。

この交流を通して、広く世界に目を向け、異なる文化・価値観を学び認め合うことの大切さと思いやりの精神の尊さを生徒たちは学びました。
今後も、本校では国際交流活動を推し進めて参ります。

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2024.07.03

中1 白樺湖ホームルーム研修に向けた取り組み 後編

昨日より特集をしております中学1年の夏の宿泊研修である「白樺湖ホームルーム研修」
本日は、この宿泊研修に向けた活動の第1弾として、生徒たちの発信による事前学習の様子を紹介いたします。

中1生徒実行委員たちは、校舎内に配信スタジオを設けて、そのスタジオから「Google Meet」を使用して、中1全クラス教室へ配信を行いました。
その内容は、実行委員より、行き先である白樺湖の自然・文化・産業などについての説明を行い、その説明をもとに、「Kahoot!」(カフート)にて作成したクイズ形式のゲームを実施するというものです。

楽しく教室で配信を通じて学んだ生徒たちの一方で、終了後のスタジオ内で配信を行った実行委員の生徒たちからは、「もっとこうすれば良かった」「あの時はこう対応した方が、さらに盛り上がったのではないか」という反省の声が聞こえてきました。
洗足学園の教育の特徴であるPDCAサイクルが、早くも中1生たちに根付いているようです。

ホームルーム研修までの準備期間も当日も、たくさんの「挑戦」と「成功」・「失敗」をし、その経験を学びとしてくれるはずです。
今後も生徒たちの成長をレポートしていきます。

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2024.07.02

中1 白樺湖ホームルーム研修に向けた取り組み 前編

中学1年では、例年、夏期行事として宿泊を伴うホームルーム研修を実施しており、今年度は7月23日(火)~25日(木)の2泊3日の行程を予定しています。
信州の豊かな自然の中での共同生活を通じ、相互の信頼を深め、協調の精神を学びます。
アウトドアクッキングやハイキング、キャンプファイヤーなどの体験から、大地の恵みへの感謝の気持ちと自然を守り次の世代へ引き継ぐ精神が培われます。

本校における教育方針の3つの柱「自立」「挑戦」「奉仕」に基づき、研修内でのイベント等の企画・運営は、生徒たちの「実行委員」によって進められています。
今年度は「中1生徒を楽しませたい」という16名の生徒が立候補してくれました。

この日、これまでの取り組みの報告と「しおり」への寄稿の依頼を行いに校長室を訪れた実行委員長のM.Aさんは、研修のテーマに関して次のように説明してくれました。
「白樺湖ホームルーム研修のテーマを『絆』としました。洗足生として初めての集団での宿泊研修に臨むにあたって、この2泊3日のプログラムを通して、みんなの絆を深めていきたいと思います。」

宮阪校長先生より、入学からの3か月間の洗足生活についての感想を尋ねられると、Mさんは「考えることが主体となった宿題が楽しいです」と笑顔で答えていました。
学業に行事に充実した日々を過ごしていることが、大変良く伝わってきました。

明日のNEWS&TOPICSは、白樺湖ホームルーム研修に向けた中学1年生たちの活動の一端をご紹介いたします。
どうぞ、お楽しみに!

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2024.06.28

俳句研究会 俳句甲子園での奮戦の様子を紹介いたします

昨日に引き続き、「俳句甲子園 地方大会横浜会場」で奮戦した俳句研究会の生徒たちの様子をレポートいたします。

洗足学園Aチームの初戦の相手は、昨年度全国大会3位の強豪校でした。
Aチームは高校2年生主体のチームです。
昨年の大会からの1年間で培った実力を発揮し、大いに健闘いたしましたが、僅差での惜敗となりました。
自分の句を、また相手チームの句さえも、丁寧に深く鑑賞しようとする態度は、会場の中でも随一でした。
旗の本数では惜しくも及びませんでしたが、彼女たちの俳句に取り組む姿勢の真摯さには胸を打たれるものがありました。
今後の投句審査での全国大会選出を期待します。

Bチームは快挙を成し遂げました。
無敗でリーグを勝ち抜き、見事に全国大会出場の切符を掴み取りました。
Bチームは、昨年度も出場経験を持つ高校2年生と、2ヶ月前に俳句を始めたばかりの高校1年生の混成のチームです。
練習では、高校2年生が高校1年生を丁寧にリードし、高校1年生も気概を持って取り組み、終始和気藹々とした雰囲気の中、楽しげに取り組んでいたのが印象的でした。
Bチームは、8月に愛媛県松山市で開催される全国大会への出場が決まりました。
今後の一層の成長と活躍を期待したいです。

閉会式では、高校2年生のF.Rさんの俳句〈花薊アンネの歳を追ひ越して〉が横浜会場の最優秀句として表彰されました。
また、同じく高校2年生のM.Aさんの〈豆腐屋のお釣りが濡れてゐる長閑〉、A.Nさんの〈仮病つかへよ長閑に名画座へ行かう〉も最優秀句候補として挙げられました。

生徒にとって同好の士と切磋琢磨でき、審査員から丁寧な講評をいただいたことは、得難い経験となったようです。
笑顔の生徒も、悔し涙を流す生徒もいましたが、どちらも真剣に打ち込まねば見られない表情です。
報告に訪れた校長室での話しぶりから、生徒たちにとって忘れがたい、価値のある経験ができた1日となったことが大変良く伝わってきました。

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2024.06.27

俳句甲子園地方大会優勝の快挙 全国大会出場へ

2024年6月15日(土)、第27回俳句甲子園全国高等学校俳句選手権地方大会(横浜会場)に俳句研究会が参加しました。
俳句甲子園とは、5人1チームで俳句作品の点数と鑑賞の点数の合計で競う大会です。
洗足学園俳句研究会からは2チームが出場し、見事洗足学園Bチームが横浜大会第2会場で優勝し、全国大会への切符を手にしました

昨年度は初出場の高校1年生のみで構成されるチームでしたが、今年は昨年度出場した高校1年生が経験を積んで高校2年生となり、更に新たに3名の高校1年生を迎えることができました。
より多様性に富み、厚みのあるチームで挑むことが出来ました。

今大会の兼題は、「日永」「蝌蚪」「花薊」です。
生徒たちは悪戦苦闘しつつも、秀句を求めて粘り強く作句に励んできました。
大会当日に至るまで、俳句研究会の生徒たちは自主的に朝や放課後の時間に集まり、チームの俳句の良い点・悪い点に関して徹底的に議論する姿が見られました。
同輩同士で切磋琢磨し、先輩が後輩を導いていく中で、めきめきと力をつけていく様には目を見張りました。

明日のNEWS&TOPICSでは、当日の2チームの奮戦の様子と横浜会場大会の閉会式の模様をレポートいたします。
どうぞ、お楽しみに!

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2024.06.26

校内に七夕の飾りつけが行われました

洗足学園は「季節を感じられる学校」です。
春には学園に植えられた桜が見事に咲き誇り、新入生の入学をお祝いします。
5月には、正門をくぐり正面にある銀色に輝く「シルバーマウンテン」前に並べられた鯉幟が、爽やかな風を受けてたなびきます。
クリスマスシーズンや雛祭りの季節には、Minerva Cafeがクリスマスツリーや雛飾りで彩られます。

7月は七夕です。
来月の七夕に向けて、校舎2階の吹き抜けスペースのアトリウムに、生徒たちの願いが書かれた短冊を結びつけた笹が飾りつけられました。
短冊に書かれた願いには、中学1年生から高校3年生までの生徒たちのそれぞれの思いが込められていました。
 
「世界が平和でありますように」
「みんなが前向きに将来に向けて踏み出せますように」
「未来の自分が笑顔でありますように」
「彩羽祭装飾部門最優秀賞をとる!」
「家族全員が健康で幸せに暮らせますように」
「頑張った分だけ 良いことが返ってきてくれますように」

生徒たちの願いがどれも実現しますように。
そして、その願いが実現できるよう学校として全力でサポートしていきたいと思います。

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2024.06.24

清掃活動を行いました

6月15日(土)に、美化委員と福祉委員の生徒たち、保護者の会である洗足会のお父様部門「Fathers’」や卒業生の有志のお父様、教員など総勢 180 人ほどで学園周辺及び学園内の清掃を行いました。

日頃から通学に使用させていただいている道路をきれいにすることで、感謝の気持ちを表したいという思いから、通学路の清掃と学園内敷地も含めて雑草取りをしました。
生徒たちは作業が進むにつれてどんどんきれいになっていく道路や敷地に大変やりがいを感じている様子でした。

ボランティアは他者に奉仕をすることであると同時に自分の成長のために行うものでもあります。
生徒たちも地域や公共に奉仕をすることで、自分の中で成長があったはずです。
活動後、美化委員長と福祉委員長が校長室を訪れ、宮阪校長先生に報告を行った際に、清掃により綺麗になっていく通学路や学園内を目にして、自らの気持ちの中に嬉しさがこみあげてくる実感を、キラキラとした表情で語ってくれました。

このボランティアを通じて何を学んだのかを一人一人が認識し、これからの生活に役立ててもらいたいと思います。

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2024.06.21

彩羽祭リーフレット・キャラクターデザインが決定しました

本校では生徒自治活動の重要な柱として彩羽祭(文化祭)を位置づけ、テーマの選定から催しの企画・立案、実行委員会の組織づくり、当日の運営に至るまで全てを生徒たちが取り仕切り、実行します。
進化し続ける彩羽祭を目指し、全ての内容を見直し、再構築するため、実行委員を中心に着々と準備を進めています。

本年度の彩羽祭のテーマは「百様玲瓏」(ひゃくようれいろう)です。
実行委員の生徒たちは、「生徒一人ひとりがそれぞれ様々な輝きを放ってもらいたい。そして、その一人ひとりの異なる個性あふれる力を引き出したい。」という思いを込めて「百様玲瓏」というテーマを決定しました。
このテーマのもと、参加団体は9月の本番に向けて準備を進めています。

この日校長室に、彩羽祭実行委員会装飾部門の役員が訪れました。
先日生徒たちの投票によって選ばれたリーフレット表紙部門最優秀賞の作品、キャラクターデザイン部門最優秀賞の作品を宮阪校長先生に報告・贈呈するためです。
リーフレットの表紙に選ばれた作品は、今年のテーマである「百様玲瓏」を体現した個性溢れるもので、100周年を迎える洗足学園のイメージカラーである緑を宝石のエメラルドで表現した秀逸な作品です。
キャラクターデザイン部門最優秀賞に選ばれた作品は、缶バッジにプリントされることを考慮し、ミニマルながらも誰もが親しみを覚える、愛らしい作品です。
惜しくも賞には届かなかった作品も含めて、生徒たちの彩羽祭にかける思いが、作品からひしひしと伝わってきました。

是非、生徒たちの力作をWEB上でご鑑賞ください。

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2024.06.20

帰国生対象学校説明会が行われました

6月19日(水)、2024年度に入り初めてとなる帰国生入試を志望する受験生・保護者を対象とした学校説明会が校内で行われました。
当日は250名を超える受験生・保護者が来校されました。

説明会開会前には、本学園卒業生による弦楽四重奏が演奏されました。
開会前のひと時、心地よい音色にリラックスできる雰囲気の中で、来場者の皆様には寛いでいただきました。

開会後、洗足学園を代表して登壇した宮阪校長は、洗足学園の創設者の思い・創立の理念から、最新の取り組み・現在の学園の教育内容に至るまで、本校の「不易流行」を説明いたしました。
会場となる小講堂のスクリーンには、校長自らが撮影した写真や動画が投影され、生徒たちの生き生きとした表情や活躍の姿が映し出されました。
生徒たちの成長の様子が伝わる説明に、未来の自分を重ね合わせ目を輝かせて耳を傾ける児童の姿が大変印象的でした。

続いて、アソシエイトディレクターのWales教諭と英語科の金子絢教諭が登壇し、洗足学園の帰国生プログラムの説明が行われました。
ネイティブ教員の紹介から始まり、成長段階に応じきめ細やかに工夫されたカリキュラム、ハイレベルな使用教材、帰国生の経験と特性を生かしてしていく授業内容の説明に至るまで、英語と日本語の両言語で丁寧な説明がなされました。
また、帰国生の多くが参加している本校主催の模擬国連大会「ジャパンメトロポリタン模擬国連大会」の様子や海外大学を目指し、見事進学を果たして活躍を続けている卒業生の紹介も行われました。

その卒業生の一人で、今年3月に本校を卒業し、大学で学びを深めているF.Rさんが続いて登壇し、スピーチを行いました。
Fさんは、在学中の6年間を振り返り、生活面・学習面、学外活動への挑戦など、自らの経験を紹介してくれました。
そして、現在在学中の大学への進学を志したきっかけやその道のり、これからの自らのキャリアデザインを語ってくれました。
これから中学受験を経て中学生活を送る受験生、そして受験生を見守る保護者に、Fさんのメッセージは強く心に響いたようでした。
スピーチが終わると、会場は割れんばかりの拍手に包まれました。

帰国生入試の説明が担当者から行われた後、授業見学・施設見学がツアー形式で行われました。
今後も本校では学校説明会を通して、洗足学園での学びと生活を実感できる情報提供を行って参ります。

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2024.06.19

生徒会中央委員会が開催されました

生徒会中央委員会が、6月3日(木)放課後に行われました。
生徒会中央委員会は生徒会による自治活動の要となる会であり、生徒会長を筆頭に生徒会役員、生徒会会計監査、各専門委員会委員長、部・同好会の部長・会計、体育祭・彩羽祭(文化祭)実行委員長、各クラスのHR代議員、各クラスのHR計画委員が出席しました。

はじめに挨拶に立った生徒会長のNさんは、生徒会役員たちの取り組みについて説明を行いました。
続いて登壇した各専門委員会の委員長、文化部・運動部の総部長からは、各団体の活動報告が行われました。
どの専門委員会・部活動も、より良い学園生活実現のために積極的に活動していることをクラスや団体に伝えるために、参加した生徒たちがメモを取りながら聴いている姿が大変印象的でした。

当日の運営や進行は、高校2年生の生徒会役員を中心に全て行われ、まさしく自治活動の中枢としての役割を実感できる会となりました。
参加した中学1年生のHR代議員、HR計画委員たちは先輩たちの見事な動きに憧れの気持ちを抱いたようでした。

体育祭・紫陽祭を経験し更に本格化していく生徒たちの活躍が、今から楽しみです。

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