News & Topics

ニュース&トピックス

2023.12.15

「税についての作文」コンテストで6名受賞の快挙

国税庁と全国納税貯蓄組合連合会が共催する、中学生の「税についての作文」コンテストで、本校中学3年の6名が各賞を受賞する快挙を成し遂げました。
中学生の「税についての作文」コンテストは、将来を担う中学生が税に関することをテーマとして作文を書くことを通じて、税について関心を持ち、正しく理解を深めることを目的として毎年開催されています。

この日、受賞の報告に校長室を訪れた6名の生徒は、応募のきっかけや執筆にあたっての自らの考え、受賞の喜びを宮阪校長先生に語りました。
6名が輝いた賞と作品の題は以下の通りです。
全国納税貯蓄組合連合会 会長賞    W.Aさん 「日本とイギリスを比べて」
東京地方税理士会川崎北支部 支部長賞 G.Mさん 「イギリス帰りの日本の小学校」
川崎北間税会 会長賞         N.Rさん 「自然との並走」
川崎北納税貯蓄組合総連合会 優秀賞  K.Mさん 「税への向きあい方」
川崎北納税貯蓄組合総連合会 優秀賞  M.Rさん 「私が生まれた国」
川崎北納税貯蓄組合総連合会 優秀賞  T.Rさん 「酒税が織りなす日本の財政」

6名の作品の内、W.Aさんの作品を掲載いたします。
是非お読みください。
「日本とイギリスを比べて」
 最近の我が家では、私を含めた姉妹・母の服のサイズがほぼ同じで、互いの服を貸し借りしあう日々だ。「これは私の」「いや私のところに入ってた」こんな会話を何回しているか分からない。そんな中、私は夏休みに2週間という短い期間ながらイギリスに研修に行ってきた。日本との文化の違いに驚く日々を送りながら、私はイギリスでは子供の衣料品には課税しないという話を耳にし、とても驚いた。そういえば毎日のようにお土産に悩みながらイギリスの課税制度については興味さえ持っていなかったことを思い出し、イギリスと日本の課税制度について調べてみることにした。
 イギリスの消費税は20パーセント。ただし、生活に不可欠なものには課税されていない。例えばイギリスの代名詞と言っても過言ではない紅茶はもちろん、一緒に食べるミルクやビスケットは課税されていない。また、知識に課税しないという姿勢のイギリスは新聞や本には課税しないそうだ。同じように、次世代を担う子どもたちを育てるために不可欠である子供服は課税されないが、大人の服は課税されている、と考えることができるかもしれない。このように課税されているもの、されていないもの、その理由を考えていくと、イギリスの課税制度は理にかなっているな、と感じた。イギリス国民にとってどうしても削れないもの、将来の必要な人材を育てるために必要なものには課税せず、それ以外のものには多くても一定の税を課税する。そういう考え方はとてもわかりやすいし、国民にも理解しやすくて素敵だなと思った。
 続いて、日本の税制度についても調べてみた。日本では2019年には10パーセントとなって軽減税率も導入された。軽減税率制度では、酒類・外食を除く飲食料品と定期購読契約が締結された週2回以上発行される新聞を対象に消費税が8パーセントとなっている。
 ここまで2つの国の違いを調べてみて、両国の考え方は似ているな、と感じた。新聞や食物について軽減税率を採用する点など、日本の考え方はイギリスにも通じるような気がする。私たち国民は目に見えて負担が分かる消費税によく文句を言うし、それはイギリスでも多かれ少なかれ同じなのだと思う。だが、今回はイギリスと日本についてしか調べていないものの、政府は国民の生活を考えて課税を考えてくれていて、それは日本だけでなく世界にも共通するところがあるということを今回改めて知り、学ぶことができた。ものを買うときに、今後は消費税のマイナスな面だけ考えるのではなく課税する側や課税目的も頭の隅に置きながら生活していきたいと思う。

page_top