News & Topics

ニュース&トピックス

2022.12.16

中1 研究論文への道

洗足学園では、中学3年次と高校2年次に、自らが興味を持った分野について研究論文を執筆していきます。
その準備は当該学年でスタートするのではなく、中学1年から既に始まっています。
中学1年では、「研究論文への道」としてホームルームの時間に3週に渡り「調べ学習」の授業を行いました。
本日はその様子を紹介いたします。

「調べ学習」の授業では、教員から身近なテーマ11個が提示され、生徒はその中から興味を持ったテーマを選び、同じテーマを選んだクラスメイトと3〜4人のグループを組み、グループ単位で調べ学習を行っていきます。

1週目と2週目では、Chromebookを使用し、またSKYLIGHT READING ROOMに足を運び、テーマの内容について調査を行っていました。
テーマの中には、「紙飛行機をより遠くまで飛ばすためには、どのような構造が良いか」など実験を必要とするものもあり、実際に紙を折って実験し、考察を行い、調査した情報と対比する様子も見られました。

3週目には、作成したスライドを使用して発表会が行われました。
自分たちが2週間かけて調査した内容について、真剣に伝えようとする生徒たちの熱い思いが伝わってきました。

今回の調べ学習を終えて、寄せられた声を掲載いたします。
「調べ学習ではたくさんのサイトから情報を探し、信憑性の高いものか、根拠は何個あるのかと多面的、多角的な根拠をもとにスライドを作成することを意識した。実際のデータからも考察することができ、発表を時間通りに終わらせることができたときには、達成感があった。」
「考察や理由が本当に正しいのかなどを確かめるために、インターネットや本などを活用することで、より理解してもらいやすくなるのではと感じた。また、インターネットや本などを活用することで、考察したことが正しいかだけではなく、それ以外のより発展したことなどもわかるのではと思った。」
「発表の際、アニメーションの仕方なども同じ班の友人から教わったり教えたりと、お互いが、ためになった調べ学習だった。聞く人によってアプローチを変えてもよかったかなと思った。また、他の班の発表を見ていくと、もっと目線を工夫すればよかったと思ったので、今度発表するときはそこに気をつけたい。」

調べ学習を通して、スライドの作り方やプレゼンテーションの方法を学ぶと共に、探究の楽しさに気付くきっかけとなったようです。

page_top