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2022.11.14

「お抹茶を楽しむ会」が行われました

11月11日(金)昼休みに、TEA LIBRARY内「緑叡庵」にて「お抹茶を楽しむ会」が行われました。

洗足学園では茶室「緑叡庵」を通して、生徒たちに日本文化や伝統技術の素晴らしさを伝え、本物の持つ力を五感で感じてもらいたいとの思いがあります。
そして、「緑叡庵」を鑑賞の対象とするのではなく、気軽に食事やお抹茶を楽しむ空間として使ってもらいたいと考えています。
そこで、お茶をより気軽に楽しみ、お茶と科学を掛け合わせることで好奇心を持ってお茶を見つめてもらいたいとの思いから、この「お抹茶を楽しむ会」を行うことになりました。

この日、中学・高校の全クラスからお茶を体験したいと手を挙げた生徒たちが、TEA LIBRARYに集いました。
前半は、高校生たちが昼食を持参し、食事と共にお茶を楽しみました。
後半は、中学生たちが昼食後にお茶を楽しみました。

「緑叡庵」前にはデジタルディスプレイが展示され、中学3年の生徒たちが理科の授業でお茶を美味しく飲むために行った研究のレポートが表示されていました。
何℃のお湯にどの種類のお抹茶を何グラム入れると、「苦み」「うまみ」「渋み」「香り」のバランスが最もとれるのかなどの研究に、多くの生徒・教員が見入っていました。

この会のコンセプトは、抹茶を気軽に楽しみ、好奇心を持ってお茶を見つめることです。
肩肘を張らず、自宅にあるものでもお茶は楽しめるということを実践するため、ミキサーで点てたお茶が振舞われました。
お湯の温度やお抹茶の種類・量は、生徒のレポートと同様に科学的に分析され、科学の力でお茶は美味しくなるということや自宅にあるミキサーでも美味しいお茶は点てられるということに、生徒たちの好奇心は掻き立てられていました。
中学生たちは1杯目を飲み終えると、あまりの美味しさにお代わりを求めて行列をつくっていました。

「お抹茶を楽しむ会」は、全ての生徒たちが参加できるよう、継続して行っていきます。
今後も、生徒たちが日本文化・伝統の素晴らしさを感じ、ユニバーサルな活躍ができるよう取り組みを行っていきます。

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