News & Topics

ニュース&トピックス

ARCHIVES

一覧

2024.04.12

中1 オリエンテーションを行いました

本校では、洗足学園での学びに理解を深め、人間関係を円滑に構築し、学園生活を充実したものにするため、入学式の翌日より4日間の日程で、中学1年オリエンテーションを実施いたしました。
本日のNEWS&TOPICSでは、オリエンテーションの様子をお伝えいたします。

学習面でのガイダンスでは、授業準備についてや本校での学びをより深めていくためのアドバイスが、各教科の先生よりありました。
一方、生活面のガイダンスでは、生徒それぞれの価値観や「感じ方」「受け取り方」は異なること、それを理解した上で他者へ配慮をするといった、円滑かつお互いに高めあう人間関係を構築できるよう先生たちからのアドバイスがありました。
新入生たちの真剣な表情で聞き入る姿には、これからの学園生活を自分たちの力で良いものにしていこうという意志が感じられました。

また、即興演劇の手法を用いたインプロヴィゼーション・ワークショップを通して、クラスメイトとの交流を図りました。
ICTガイダンスにおいては、グループ活動「物語を創ろう」にて、同時編集機能を用いて「お話」を作成しました。
クラスメイトのユーモアあふれる言葉選びに、いたるところで笑い声が聞こえる楽しい時間となりました。

中学1年生たちは、洗足学園での6年間のスタートを素晴らしい形できることができました。

>詳しくはこちら

2024.04.10

茶道部が満開の桜の下で野点を行いました

4月2日(火)、洗足学園溝の口キャンパスの中心に位置し、憩いの場である「The Lawn」(芝生広場)に植えられた満開の桜の木の下で、茶道部の生徒たちが野点(のだて)を行いました。

野外の茶会とも言われる「野点」は、緑豊かな野外に緋毛氈を敷き、赤い野点傘をさしかけて行われます。
野点の魅力は、堅苦しくなく、自然を楽しみながらお茶をいただけるところにあります。
茶道部の生徒たちは、日頃の活動の成果を遺憾なく発揮し、心を込めてお茶を点てていました。
客人として招かれた宮阪校長先生をはじめとした先生方は、満開の桜を愛でながら、茶道部の生徒の点てたお茶を心行くまで楽しんでいました。

洗足学園には、TEA LIBRARYに日本の伝統技術の粋が凝縮された茶室「緑叡庵」があります。
また、The Lawnの桜の木をはじめキャンパスには緑豊かな自然があります。
生徒たちは四季の感じられる最高の環境の中で、中学高校の大切な6年間を過ごしています。

これからも、季節ならではの行事が生徒たちの学園生活を彩っていくことでしょう。

>詳しくはこちら

2024.04.09

体育祭見学に関するお知らせ


洗足学園では、4月20日(土)に開催される体育祭を公開行事として、受験生・保護者の皆様にご見学いただく機会を設けました。
体育祭は実行委員・応援団の生徒たちを中心に一から作り上げた、まさに生徒たちの手による行事です。是非生徒たちの活躍をご覧いただければと思います。
今年度の体育祭は、予約なしでご見学いただけることにいたしました。
どうぞ、ご自由にご覧いただければと思います。

※雨天の場合は4月21日(日)に順延となります。4月21日(日)も雨天の場合は中止となります。
※天候による体育祭の実施に関してはホームページに掲載いたします。ご来校前に必ずご確認ください。
※セキュリティの関係上、在校生保護者以外の方の写真撮影・ビデオ撮影はご遠慮ください。
※今後の社会状況により実施及び内容が変更される場合がございます。何卒ご理解の程よろしくお願い申し上げます

開催日時
開催日  2024年4月20日(土)
開催時間 8:40~15:00(最終入場14:30)

受付場所
洗足学園中学高等学校 グラウンド
※入退出は自由です。

参加対象
本校の受験をお考えの受験生及び保護者

内容
体育祭の様子をご自由にご見学いただけます。
また、特設テントにて個別相談を承ります。
当日は、下記の時間帯に校内見学(所要時間20分程度)を行います。
ご希望の方は、個別相談特設テント前にお集まりください。
1回目  9:30
2回目 10:30
3回目 13:30

お問合せ
洗足学園中学校事務局
e-mail ao@jh-staff.senzoku.ac.jp

>詳しくはこちら

2024.04.08

健康診断を行いました

4月6日(土)に2024年度の健康診断が行われました。

中学1年生にとっては初めての健康診断です。
入学後2日目の中1生は、少し緊張した面持ちながらも、身体測定・歯科・眼科・視力検査・耳鼻科・聴力検査・内科・心電図の各検査に臨んでいました。
その緊張も次第に解けて、各種検査を待っている際に、昨日のオリエンテーションで打ち解けたクラスメイトたちと楽し気に会話をしている姿が大変印象的でした。

全生徒にとって健康的に学園生活を送ることは大切なことです。
この日の健康診断を通して、生徒たちは健康への関心を高め、健康管理をきちんと行うという意識を改めて持つきっかけを得たようです。
また、このような機会から、生徒たちは社会で必要なコミュニケーション能力を自然と身に着けていきます。

今週からはいよいよ2024年度の授業がスタートします。
本年度もNEWS&TOPICSでは、生徒たちの生活の様子をお伝えして参ります。

>詳しくはこちら

2024.04.04

中学入学式を行いました

4月4日(木)、洗足学園中学校の入学式が挙行されました。
真新しい緑の制服に身を包み、新入生たちは期待に胸を膨らませて登校いたしました。
教室で入学式の説明を受けたのち、新入生は式場となる前田ホールに向かいました。
一足先に会場に入場していた保護者の温かい拍手に迎えられ、新入生たちは堂々と胸を張ってホールに入場しました。

華やかなファンファーレの音と共に開式した入学式。
洗足学園中学高等学校フィルハーモニー管弦楽団による伴奏のもと、国歌が斉唱されました。
担任の先生による呼名、宮阪校長先生からの式辞、霊南坂教会の後宮敬爾主任牧師の講話に続き、新入生代表から誓いの言葉が述べられました。
新入生代表のM.Kさんの言葉は、その場にいた全員の心に響く、素晴らしい言葉でした。
Mさんの誓いの言葉を紹介いたします。

「誓いの言葉」

洗足学園の創立100周年の節目となる2024年4月、私たち265名の新入生は、洗足学園中学校の入学式を迎えることができました。
大変だった受験を乗り越え、憧れの洗足生となり、緑の制服を着て通える喜びに溢れています。

これからの6年間、勉強や部活動に励み、様々な行事で多くの仲間とともに協力し合う大切さを学び、日々の充実した学園生活を送っていきたいと思います。
その中でも、彩羽祭は見学で訪れたとき、各団体の公演や出し物、展示作品の完成度の高さに圧倒され、楽しい時間を過ごすことができました。
今度は私たちがお迎えする側となり、彩羽祭に来た人たちに楽しんでもらえるよう、盛り上げていきたいです。

はじめてのことばかりでわからないことや戸惑うことも多いと思います。
そんな時は先生方、先輩方、どうぞ温かく手を差し伸べてください。
また私たちがここまで頑張ってこられたのはいつも温かい愛情を持って、時に優しく、時に厳しく支えてくれた家族のおかげです。
ありがとうございます。

最後に私たちは、いつも見守ってくださる方々への感謝と洗足学園の恵まれた環境で勉強できるありがたさを忘れずに、チャレンジ精神を常に持ち、苦手なことや困難なことにも前向きに取り組み、新しいことにも果敢に挑戦していくことを誓います。

2024年4月4日 新入生代表 M.K

校歌斉唱では合唱部の在校生たちが、新入生とともに心を込めて校歌を歌いました。
入学式のフィナーレは、洗足学園中学高等学校フィルハーモニー管弦楽団によるお祝いの曲「威風堂々」の演奏です。
全力で準備してきた在校生の渾身の演奏に、参列した新入生・保護者からは心のこもった大きな拍手が送られました。

入学式後は、各クラスに分かれて担任の先生によるホームルームが行われました。
担任の先生たちは、わかりやすく学級の運営方針やこれからの学園生活についての話をしていました。

いよいよ新生活のスタート。
新入生にとってかけがえのない6年間がはじまります。
新入生の表情は入学前の期待と不安が入り混じった気持ちから、この入学式を通して大きな希望をもって洗足学園の第一歩を踏み出そうという決意に満ちた気持ちに切り替わったように見受けられました。
教職員一同、新入生の学園生活が素晴らしいものとなるよう、全力を尽くしていきます。

>詳しくはこちら

2024.04.03

国際地学オリンピック日本代表に本校生徒が選出されました

本校高校3年N.Mさんが、「国際地学オリンピック」日本代表4名の内の1名に選出されました。

「国際地学オリンピック」は、高校生を主な対象とした地学の問題を解く能力を競う国際大会です。
地学分野に秀でた生徒の発掘と地学学習の促進、そして地学を通じての国際交流・協力の促進を主な目的として、世界各地で毎年開催されています。

Nさんは、NPO法人地学オリンピック日本委員会が主催する「日本地学オリンピック」において、1次、2次予選を優秀な成績で突破。
今年3月に開催された本選に出場し、本選成績上位10名が国際大会代表の座を競う国内最終選抜に出場しました。

最終選抜では英語でのディスカッションと、日本語での面接がありました。
Nさんは、「私は帰国生ではないので、英語に関しては洗足の英語教育に助けられました」と報告に訪れた校長室で語ってくれました。
日本語での面接では、部活動や文化祭などの経験をアピールしたとのこと。
本選における岩石・鉱物・化石鑑定試験では、洗足の理科室にある標本を見て対策したと話してくれました。

国際地学オリンピックは、今年8月8日~16日に中国・北京で開催される予定です。
Nさんの今後の益々の活躍に、期待が募ります。

>詳しくはこちら

2024.04.02

第15回弦楽合奏部定期演奏会が行われます

本年度も、弦楽合奏部の定期演奏会が洗足学園前田ホールで行われます。
一流の音楽環境で演奏できるのも、洗足学園の魅力の一つです。
弦楽合奏部は指揮者を設けず、コンサートミストレスの動きに部員全員が合わせて演奏しています。
弦楽器のあたたかい演奏を、多くの来場者に感動してもらえるよう、部員たちは日々練習に励んでいます。

受験生・保護者の皆様もご来場いただけます。
お誘い合わせの上、是非お越しいただければと思います。

日 時:4月13日(土) 15:30開場 16:00開演(1時間程度の公演となります)
場 所:洗足学園 前田ホール
入場料:無料
問い合わせ先:044-856-2777(弦楽合奏部顧問 大田・柳元)
曲目:インディージョーンズメドレー
   タイタニックメドレー
   弦楽のための交響曲第2番/メンデルスゾーン、オリエンタルウィンド 他

※整理券等はございません。
※定期演奏会のチラシはこちらからご覧ください。

>詳しくはこちら

2024.04.01

「いのちの授業」が産経新聞に掲載されました

3月6日に本校内で実施された中学2年「いのちの授業」が、3月30日(土)の産経新聞に掲載されました。

神奈川県立こども医療センター新生児科部長の豊島勝昭先生のよる本校生徒たちへの講演の内容が、詳細な記事となっています。
豊島先生の立つ新生児医療の最前線の厳しい現実の中で、赤ちゃんとご家族、医師や看護師をはじめとしたスタッフの心と心の繋がりへの生徒たちの思いが記事から伝わってきます。

この記事は、WEB版でもご覧いただくことができます。
こちらのリンクより是非お読みいただければと思います。

>詳しくはこちら

2024.03.29

フィルハーモニー管弦楽団が定期演奏会を行いました

洗足学園には、既存のクラブの枠を超えて、誰もが入部できる特別団体「洗足学園中学高等学校フィルハーモニー管弦楽団」(通称「S-Orch.」)があります。
3月25日(月)、「S-Orch.」の第16回定期演奏会が、洗足学園前田ホールにて開催されました。
通常のクラブと兼部している生徒も多く、週1回土曜日という限られた時間ではありましたが、この日に向けて団員の生徒たちは全力で練習を積み重ねてきました。

定期演奏会では、日本が誇る世界的指揮者であり、洗足学園音楽大学芸術監督・特別教授の秋山和慶先生が指揮をされました。
練習初日には、今年指揮者生活60周年を迎える秋山先生に、出演団員全員からの色紙をプレゼントいたしました。

演奏会のプログラムは以下の通りです。
ヨハン・シュトラウス1世「ラデツキー行進曲 作品228」
ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー「バレエ組曲『くるみ割り人形』作品71aより」
ジョルジュ・ビゼー「『アルルの女』第一組曲より」
ルロイ・アンダーソン「舞踏会の美女」
ルロイ・アンダーソン「セレナータ」
ジョルジュ・ビゼー「『カルメン』第一組曲より」
アラン・メンケン「美女と野獣」

満席となった前田ホールで、秋山先生の指揮のもと演奏する生徒たちの姿は、実に生き生きとしていました。
そして、その音色がハーモニーとなって聴く者すべての心に響きわたりました。

団員たちの心のこもった演奏に、その場にいる誰もが感動に包まれた素晴らしい演奏会でした。

>詳しくはこちら

2024.03.26

ジャパンメトロポリタン模擬国連大会レポート 後編

昨日に引き続き、本日も洗足学園模擬国連同好会主催「ジャパンメトロポリタン模擬国連大会」(JMMUN)の様子をレポートいたします。

大講堂でのオープニングに続き開催された4つの委員会。
初めて模擬国連に参加する学校の生徒たちにも、模擬国連の楽しさを感じてもらえるよう初心者クラスも設け、中級者クラス、上級者クラスと3つのレベルを委員会に設定しました。
どの委員会も世界に跨る国際問題がテーマとなります。

Advanced I (上級1)
議題:United Nations Economic and Social Council(国連経済社会理事会)
Intermediate I (中級1)
議題:United Nations Human Rights Council(国連人権理事会)
Intermediate II (中級2)
議題:United Nations Human Rights Council(国連人権理事会)
Beginner I (初級1)
議題:Food and Agriculture Organization (食糧農業機関)
Beginner II (初級2)
議題:UN Environment Programme(国連環境計画)

参加生徒たちは2日間のプログラムで、白熱した議論を行いました。
本校模擬国連同好会の生徒たちは、各委員会の議長としてファシリテートしながら、参加者が合意できる決議案の採択に全力を尽くしていました。
運営を行った本校の生徒たちも、参加した国内及び世界各国の生徒たちも、実りの多い2日間でした。

2日間の様子を詳細にレポートした模擬国連同好会広報チーム作成の「JMMUN TIMES」を掲載いたします。
是非こちらからご覧ください。

>詳しくはこちら

2024.03.25

ジャパンメトロポリタン模擬国連大会レポート 前編

今年度で9回目を迎える洗足学園模擬国連同好会主催「ジャパンメトロポリタン模擬国連大会」(JMMUN)が、2024年3月23日(土)24日(日)に開催されました。

昨年度までは新型コロナウィルスの影響もあり、対面とオンラインのハイブリッド型で開催されましたが、今年度はすべての会議を対面に戻して実施いたしました。
国内・海外から52校、439名が参加しました。
海外からの参加は、16か国となり、JMMUNが国際大会としての規模を誇る模擬国連大会であることを示しています。

今回のメインテーマは「Magnify: Examining Overlooked Crises」。
初日は開会式のあと、基調講演が行われました。
基調講演では、スロベニア共和国大使館の副所長であるジャカ・ミクラフチッチ氏にお越しいただきました。
生物多様性を重視した世界を目指す上で、経済的な利益を求めつつもクリーンエネルギーを用いるなどして生態系を守る取り組みが必要だと説いていました。
基調講演を終え、ある生徒にスロベニアの豊富な森林を輸出することに賛同するかと聞かれたジャカ・ミクラフチッチ氏はこう答えました。
「今後10年間の割り当てが既に販売されたため、それはできません。」
「そんなにたくさんの森林があるのに?」
「もちろんあります。しかし、これ以上伐採を行っての輸出はいたしません。」
「なぜですか?」
「私たちの掲げる目的は、経済的利益を満たすためではなく、自然を保護することだからです。」

大講堂でのオープニングに引き続き、4つの国際問題をテーマにした委員会が開催されました。
明日は後編として、各委員会の様子をご紹介いたします。
どうぞお楽しみに!

>詳しくはこちら

2024.03.22

生徒活動報告「YEAR BOOK~年輪~」が完成しました

本校では、生徒たちの学園での一年間の活動を生徒たち自らの手でまとめた記録である「YEAR BOOK ~年輪~」を年度末にデジタル発行しています。
2023年度のYEAR BOOKが完成し、この日、編集の責任者であり生徒会専門委員会の一つである報道委員会の委員長が校長室を訪れ、宮阪校長先生にプリントアウトされたものを手渡しました。

体育祭や彩羽祭(文化祭)、紫陽祭(合唱コンクール)をはじめとした学内行事、学年単位で行われる修学旅行やホームルーム研修といった宿泊行事、部活動や委員会活動。
生徒たちの歩んだ一つ一つの軌跡を、リーダーとなって導いた生徒の代表がそれぞれ振り返り、自らの感じたこと考えたことを感想として綴っています。
その文章には、試行錯誤の様子や失敗の中から得た経験、成功に導いた時の感動が瑞々しく表現されていました。
常に前を向き成長していく生徒たちの思いの込められたYEAR BOOKは、本校の宝と言えます。

来月からは、記念すべき100周年となる新たな1年が始まります。
生徒たちの更なる挑戦と飛躍が期待されます。

>詳しくはこちら

2024.03.14

高2 リーダーとしての一年を振り返る対話を行いました

本校では、幸福な自己実現を果たす力を涵養するため、生徒同士が問いを出し合いながら考えを深めていく、「対話」の時間を大切にしています。

先日、高校2年では、「これまでの自治活動の経験を通じて培ってきた力を、どのように残り1年の学園生活に活かしていくか」をテーマとした対話を行いました。
この一年間、高校2年生たちは、自治活動のリーダーとして活躍してきました。
今回は、生徒会役員が司会を務め、部活や委員会のリーダーとして活躍してきた部長、委員長がグループのファシリテーターを務めました。
対話は、終始和気あいあいとした雰囲気で、会場となった小体育館には笑い声が絶えず響きわたっていました。

「同級生のなかで尊敬している人物は誰か」という問いかけから始まり、「その人のどこを真似できるか」、「周囲からより応援される集団とはどのような集団か」と発展していきました。
目標に向けて謙虚に努力し続けられる人、周囲をよく見て気遣うことのできる人など、同級生の名前を次々に挙げながら話し合っていく中で、各々が理想とする人間像が具体的になったようです。

対話をふりかえった生徒の感想には、次のような言葉がありました。
・身近にロールモデルとなるような友達がたくさんいることで、日々良い刺激を受け、楽しく勉強ができるこの環境を活かしていきたい。
・応援されるためには人を応援することが大事であると強く実感した。周りにいる人に今まで以上に敬意を払っていきたいと思う。
・尊敬できる人の共通点を考えることで、勉強を全力で頑張るときと、視野を広くもつときのメリハリをつけることが重要だと気づいた。

今回の対話を終えた後、生徒たちは感想をまとめるとともに、改めてどのように学習に臨んでいくかを言語化し、決意として記しました。

対話をきっかけに、周囲を見渡しながら自分をも俯瞰していくことや、努力しあえる友人に恵まれた環境の中で互いに応援し合っていくことの重要性を実感することができたようです。
これまでに育んできた同級生との絆が、これからの躍進に繋がっていくことでしょう。

>詳しくはこちら

2024.03.13

中2 「NICUいのちの授業」が行われました

3月6日(水)、神奈川県立こども医療センター新生児科の豊島勝昭先生による「NICUいのちの授業」が行われました。
豊島先生は、長年にわたって新生児医療の最前線に立たれており、2015年・2017年に放送された周産期医療を題材としたテレビドラマにおいて医療監修も担当された先生です。

授業では、ドラマの一場面やニュースで特集された映像を用いながらお話しいただきました。
生徒たちは、緊迫しつつも、思いやりにあふれた医療現場を感じ取ることができました。
講演会後も生徒から多くの質問が投げかけられ、その一つ一つに豊島先生は生徒の気持ちに寄り添いながら返答してくださいました。

生徒たちの感想を一部掲載いたします。
「最初に驚いたのは赤ちゃんの約33人に1人はNICUに入院していることです。想像以上のことです。私は身体が小さいわけでもなく、障害もないので、生まれてから、または生まれてすぐから障害をもつ子たちの気持ちを完全に理解することはできません。私は街中でチューブをつけた子を見たら思わず見てしまう人間です。でも、今回の講演で同情の気持ちだけを向けるのはやめようと思いました。その子たちが笑っている姿を見て一緒に笑える人間になろうと思いました。」

「『高い山を目指しているだけだと足元の花に気づけないかもしれない』という言葉がすごく印象に残りました。もちろん、大きな目標を目指すことはすごいことだと思いますが、それに夢中になりすぎると周りの人たちの優しさや自分では当たり前と思ってしまっている『幸福』に気づけないのだと思います。今の自分の日常に感謝しようと思います。」

「先生の患者さんたちの気持ちに寄り添った治療をするということがとてもいいなと思いました。医師と言うと何がなんでも命を優先するというイメージでしたが、やはり人間は感情が大切なので、先生の治療で少しでも救われている患者さんやそのご家族がたくさんいるのだろうなと思いました。」

生徒たちはこの授業を通じて、命の尊さに改めて向き合い、深く考えることができました。

>詳しくはこちら

2024.02.29

研究論文発表会の進捗状況を実行委員長が報告しました

本校では、中学3年と高校2年で、探究活動の集大成として研究論文を執筆いたします。
先日のNEWS&TOPICSでは、高校2年生たちのこれまでの研究論文への取り組みと、学年内で行われた発表会の様子をお伝えしました。
高2生たちは、これまでの研究論文活動の総まとめとして、3月7日(木)に実施予定の「研究論文発表会」本番に向けて、着々と準備を進めています。

この発表会の要となる12名の生徒実行委員たちを取りまとめる実行委員長のI.Nさんが校長室を訪れ、進捗状況の報告と当日に向けた意気込みを宮阪校長先生に伝えました。
3月の発表会では、全高2生が発表を行う「ポスターセッション」と各クラスの代表者が大講堂で発表を行う「発表会」の2部門で構成されます。
各クラスの代表者選出の際に実行委員の生徒たちが独自に作成したルーブリックを使用するなどの工夫した点やこれまでの軌跡を、Iさんは詳細に説明していました。
「展示」「公演」「広報」の3部門を統括しつつ、学年全生徒を率いていくIさんは、この発表会を体育祭や彩羽祭のように全員を巻き込んで成功に導いていきたいと抱負を語ってくれました。

先日の学年内発表の際の生徒たちの生き生きとした姿、凛とした姿勢で校長先生にプレゼンテーションを行うIさんの姿から、3月の発表会が全ての参加者の心に残る素晴らしいイベントになると確信いたしました。
研究論文発表会当日の様子は、こちらのNEWS&TOPICSで紹介して参ります。

>詳しくはこちら

2024.02.28

中学生が「Oxford Big Read」で特別賞を受賞しました

本日は、中学生の学外活動での活躍をお伝えいたします。
昨年募集が行われ、先月受賞作品が発表された「Oxford Big Read 2023」にて、中学1年生のH.Iさんと中学2年生のK.Sさんの作品が、Honrable Mention(特別賞)に輝きました。

「Oxford Big Read」は、洋書を読み、その内容と感想をアートと共にポスターにまとめる中高生を対象としたオックスフォード大学出版局が主催するコンテストです。
本校では、TEA LIBRARYやSKYLIGHT READING ROOMにある4,000冊を超える洋書を有効活用し、生徒たちが「多読」を通して英語に親しめる環境を整えています。
今年度は中学3学年の生徒たちが、このコンテストに夏休みの期間を利用して取り組みました。

H.Iさん、K.Sさんの作品は、ポスター(アート)としてのクオリティーに加え、英語の文章が正確に、自然な表現で書かれていることが高く評価されました。
ポスターを目にした人が、その本を読みたいと思える素晴らしい出来上がりには、感嘆を禁じ得ません。

学年掲示板に掲出された応募作品、受賞作品に、多くの生徒たちが足を止め、本の紹介を豊かな表現で書き綴った英文を味わうと同時に、ポスターの芸術性を鑑賞していました。
本校では、生徒たちの積極的な挑戦を、今後も応援していきます。

>詳しくはこちら

2024.02.22

高2 研究論文学年内発表会を行いました

先日のNEWS&TOPICSでは、高校1年生と中学3年生の合同探究授業について紹介いたしましたが、今回は高校2年生の取り組みを紹介いたします。

本校では、中学3年と高校2年で、探究活動の集大成として研究論文を執筆します。
高校2年の生徒たちは、この1年間各々が興味を持ったテーマについて、仮説を立てて実験をしたり、大学の研究者や官公庁・民間企業の方に連絡をとって取材したりと、各々工夫を凝らして研究を行ってきました。
12月にはその成果を研究論文としてまとめて提出し、要旨を英語で執筆しました。
提出された論文は、どれも生徒たちが卒業後の将来にわたって、専門的な研究を遂げていく片鱗を垣間見せるもので、大学生に肩を並べる質を誇るものも少なくありません。

3月には、高校2年生と同じく研究論文の執筆を行ってきた中学3年生、そしてこれから研究を進めていく高校1年生、さらに保護者やお越しいただいた外部の専門家の皆様に向けて、研究の成果を口頭発表する発表会を予定しています。
先日、その予行演習と、大講堂で発表する代表生徒の選考を兼ねた学年内の発表会が行われました。

高校2年では、探究活動の発表会の計画・運営は各クラスの進路・探究委員の生徒たちが主体となって行っています。
研究内容自体は個人で追究していくものですが、その成果を様々な形で他に共有することで、他者と学び合う場が開かれていきます。
委員の生徒たちは、このように「学びを増幅させる場」としての発表会をデザインすべく、話し合いを重ねてきました。

今回の学年内発表会に際しても「どういう研究が優れた研究といえるのか」に立ち返りながら、生徒間で相互評価を行うためのルーブリック(学習や活動の達成度の尺度を表で示したもの)を委員の生徒が作成しました。
生徒たちは発表を聞き、ルーブリックの基準に基づいて相互評価を行っていました。
発表会場では、ユニークな研究内容の連続に感心しながら頷く姿や、考察に対して別の立場から意見して議論したりする姿が見受けられ、知的関心の熱が高まっているようでした。

学年内発表会は、自分が結実させた研究が他者の知的関心を喚起することの達成感と喜びを実感する機会となったに違いありません。

>詳しくはこちら

2024.02.19

福祉委員の生徒たちの防災への取り組み

本校では自立に向けた教育の柱の一つに、生徒自治活動を掲げています。
自治活動の実践として、生徒会長を筆頭に役員・会計監査の生徒たちが活躍する生徒会活動や部・同好会・研究会の活動、体育祭・彩羽祭(文化祭)実行委員会の活動などが挙げられます。

これらの活動と並んで、自治活動の中心的役割を果たす活動が、生徒会専門委員会の活動です。
報道、放送、福祉、保健、美化、風紀、体育、図書の各委員会が、充実した学園生活を生徒たちが過ごせるように、独自の活動を行っています。
本日は、専門委員会の中から福祉委員の生徒たちの取り組みを紹介いたします。

今年1月1日に発生した令和6年能登半島地震を受けて、生徒たちは防災への意識を高めています。
日本に住む私たちは、いつ災害に見舞われてもおかしくありません。
福祉委員の生徒たちは、地震をはじめとした災害への備えを全ての生徒が進められるよう、防災に関してまとめた掲示を、先月アトリウムに掲出しました。
その内容は、地震のメカニズムの解説から地震発生時に取るべき行動、避難に関する注意点、防災マップに至るまで、実用的かつ分かりやすいものとなっていました。
こうした生徒たちの取り組みが、いざという時に自らの命を守ることに繋がります。

福祉委員の生徒たちは、防災への取り組みの他に、能登半島地震で被災された方々への募金活動を行うなど、積極的な取り組みを行っています。
生徒たちの活動を、洗足学園はこれからも支えて参ります。

>詳しくはこちら

2024.02.15

2月のアトリウム展示作品を紹介いたします

洗足学園では、感性を伸ばすことは学校教育における重要な要素であると考えています。

一流の芸術作品にいつでも触れることができる恵まれた環境の中で、生徒たちは音楽と共に美術や書道といった芸術の授業にも励み、素晴らしい作品を制作しています。
正面玄関を入りすぐの吹き抜けスペースであるアトリウムには、美術や書道の授業で生徒たちが制作した作品が定期的に展示されます。
その作品はいずれも力作ぞろいです。

生徒たちは楽しんで取り組み、芸術の素晴らしさを体感するとともに、自らの創造力と感性を伸ばしています。
作品の一つ一つからは、制作した生徒たちの作品にかける思いが伝わってきます。
そして、見る者に新鮮な感動を与えてくれます。

2月は、中学3年生たちが美術の授業でデザインした「グラデーション」が展示されています。
色を段階的に変化させ、美しい組み合わせ方を考えて構成しました。
縦横それぞれ18cmという限られたエリアに、色の組み合わせで自らの世界観をグラデーションで表現する生徒たちの取り組みは、意欲に満ち溢れたものでした。

WEB上ではありますが、どうぞ生徒たちの力作をご覧ください。

>詳しくはこちら

2024.02.09

ハーバード大学で行われた模擬国連大会参加者の活躍

本校では、生徒たちの学外活動への参加を積極的に推し進めております。
国内外の同年代との交流による啓発や学びは、視野を広げ、意識を高める上での貴重な機会となっており、生徒たちに大きな成長をもたらしてくれています。
世界各国で開催されている模擬国連大会への参加は、その学外活動のアイコン的な存在となっています。

1月24日から1月31日の日程で、高校生6名が米国ハーバード大学で行われた模擬国連大会に参加いたしました。
この日に向けて、生徒たちは昨年より準備を積み重ねてきました。
ハーバード大学での模擬国連大会で得た経験や感想を、生徒たちは校長室を訪れ、宮阪校長先生に語りました。

現地では、世界各地から集った同年代の参加者たちより、準備の手順からスピーチの方法に至るまで、様々な刺激を受けたと話してくれました。
チームとして参加することで、それぞれの役割を意識し、団結することの大切さを再認識することができたようです。
また、自信をもって話すことの大切さを実感することができたと、充実した表情で語ってくれました。

模擬国連大会の開閉会式、各委員会への参加、決議文の作成作業に加え、模擬国連の日程の合間にアメリカ東海岸にある大学(ハーバード大学、マサチューセッツ工科大学など)を現地の大学に在学中の本校の卒業生の案内で見学しました。
海外大学のアカデミックな学風に触れ、学問に対するアプローチや学ぶということに対する大学生たちの姿勢を知ることで、より大きく視野を広げることが出来たようでした。

次なる目標として、「来月の洗足主催のジャパンメトロポリタン模擬国連大会にこの経験を生かしたい」「リーダーシップに磨きをかけて、みんなをまとめていきたい」「将来海外で活躍したい」とそれぞれが力強く語ってくれました。
今後も、洗足学園は生徒たちの挑戦を応援していきます。

>詳しくはこちら

page_top