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2023.12.21

12月のアトリウム展示作品を紹介いたします

師走も半ばを過ぎ、本校も2学期終業式を経て冬休みに入りました。
本日は、12月のアトリウムをポインセチアと共に彩る生徒たちの作品を紹介いたします。

まず紹介するのは、中学1年生の美術の授業で制作された作品です。
「紙で空想の植物をつくろう」という課題のもと、中1生たちは絵の具を使って、マーブリング等の様々な技法で色紙を作りました。
その色紙を利用し、想像力を生かして空想の植物を立体作品として作り上げています。
カラフルな色彩、独創的な形状など、生徒たちのイマジネーションの豊富さには驚かされます。

続いて紹介するのは、書道部の生徒たちの作品です。
展示された2作品は、それぞれの個性が光っています。
1つ目は「李思訓碑」の臨書です。
右肩上がりの独特な行書体で書かれた文字の特徴を掴み、見事に表現をしています。
2つ目は「さるかに合戦」の絵巻物です。
濃淡を織り交ぜ、ユーモラスに描かれた動物たちの物語は、見る者を惹きつける魅力に溢れています。

WEB上ではありますが、生徒たちの作品をどうぞお楽しみください。

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2023.12.15

「税についての作文」コンテストで6名受賞の快挙

国税庁と全国納税貯蓄組合連合会が共催する、中学生の「税についての作文」コンテストで、本校中学3年の6名が各賞を受賞する快挙を成し遂げました。
中学生の「税についての作文」コンテストは、将来を担う中学生が税に関することをテーマとして作文を書くことを通じて、税について関心を持ち、正しく理解を深めることを目的として毎年開催されています。

この日、受賞の報告に校長室を訪れた6名の生徒は、応募のきっかけや執筆にあたっての自らの考え、受賞の喜びを宮阪校長先生に語りました。
6名が輝いた賞と作品の題は以下の通りです。
全国納税貯蓄組合連合会 会長賞    W.Aさん 「日本とイギリスを比べて」
東京地方税理士会川崎北支部 支部長賞 G.Mさん 「イギリス帰りの日本の小学校」
川崎北間税会 会長賞         N.Rさん 「自然との並走」
川崎北納税貯蓄組合総連合会 優秀賞  K.Mさん 「税への向きあい方」
川崎北納税貯蓄組合総連合会 優秀賞  M.Rさん 「私が生まれた国」
川崎北納税貯蓄組合総連合会 優秀賞  T.Rさん 「酒税が織りなす日本の財政」

6名の作品の内、W.Aさんの作品を掲載いたします。
是非お読みください。
「日本とイギリスを比べて」
 最近の我が家では、私を含めた姉妹・母の服のサイズがほぼ同じで、互いの服を貸し借りしあう日々だ。「これは私の」「いや私のところに入ってた」こんな会話を何回しているか分からない。そんな中、私は夏休みに2週間という短い期間ながらイギリスに研修に行ってきた。日本との文化の違いに驚く日々を送りながら、私はイギリスでは子供の衣料品には課税しないという話を耳にし、とても驚いた。そういえば毎日のようにお土産に悩みながらイギリスの課税制度については興味さえ持っていなかったことを思い出し、イギリスと日本の課税制度について調べてみることにした。
 イギリスの消費税は20パーセント。ただし、生活に不可欠なものには課税されていない。例えばイギリスの代名詞と言っても過言ではない紅茶はもちろん、一緒に食べるミルクやビスケットは課税されていない。また、知識に課税しないという姿勢のイギリスは新聞や本には課税しないそうだ。同じように、次世代を担う子どもたちを育てるために不可欠である子供服は課税されないが、大人の服は課税されている、と考えることができるかもしれない。このように課税されているもの、されていないもの、その理由を考えていくと、イギリスの課税制度は理にかなっているな、と感じた。イギリス国民にとってどうしても削れないもの、将来の必要な人材を育てるために必要なものには課税せず、それ以外のものには多くても一定の税を課税する。そういう考え方はとてもわかりやすいし、国民にも理解しやすくて素敵だなと思った。
 続いて、日本の税制度についても調べてみた。日本では2019年には10パーセントとなって軽減税率も導入された。軽減税率制度では、酒類・外食を除く飲食料品と定期購読契約が締結された週2回以上発行される新聞を対象に消費税が8パーセントとなっている。
 ここまで2つの国の違いを調べてみて、両国の考え方は似ているな、と感じた。新聞や食物について軽減税率を採用する点など、日本の考え方はイギリスにも通じるような気がする。私たち国民は目に見えて負担が分かる消費税によく文句を言うし、それはイギリスでも多かれ少なかれ同じなのだと思う。だが、今回はイギリスと日本についてしか調べていないものの、政府は国民の生活を考えて課税を考えてくれていて、それは日本だけでなく世界にも共通するところがあるということを今回改めて知り、学ぶことができた。ものを買うときに、今後は消費税のマイナスな面だけ考えるのではなく課税する側や課税目的も頭の隅に置きながら生活していきたいと思う。

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2023.12.14

2学期を振り返って~高1 探究授業 Part2

前回に引き続き、高校1年で行われた探究授業の様子をお伝えいたします。
今回は、「レゴプラミング」「使用性を評価する」「2次関数を体感する」という3つの講座をご紹介いたします。

「レゴプラミング」の講座では、チームごとにレゴブロックを使用し、作成したものにモーターやセンサーなどを取り付けます。
モーターやセンサーは、パソコンで書いたプログラム通りに作動するため、生徒たちはどのように動かしたいかをチームで考えながらプログラミングに挑戦していました。
色に反応して軌道の変わるバイクや、問題に正解すると開く金庫など、各チームが個性を発揮しながら多様な作品を生み出していました。

「使用性を評価する」の講座では、各チームごとに、与えられた素材を用いて乳液を作成し、その使用感を評価します。
チームごとに理想の乳液の使用感を目指して、乳液の素材や調合の割合に工夫を凝らしていました。
保湿性の高い乳液、浸透性の高い乳液、さらさらの乳液、粘性の高い乳液など、多様な乳液ができあがっていました。
この講座のポイントは、その使用感を客観的にデータ化するという点です。
曖昧で主観的な「感想」ではなく、いかに客観的に評価をするかというところに生徒たちは心を砕いていました。

「2次関数を体感する」の講座では、竹を用いて水鉄砲を制作し、その水鉄砲の発射時の地面の角度と飛距離の関係を調べます。
竹は洗足学園の敷地内に生えている竹を用いました。
竹筒から水が漏れないようにしたり、直接飛距離には関係のない竹の表面にも意匠を凝らしたり、思い思いの水鉄砲を制作していました。
水鉄砲の制作が終わったあとは、生徒たちは中庭に出て、発射時の地面の角度と飛距離の関係を計測しました。
思うように水が放物線を描かず、苦労しているグループもありましたが、上手く計測することができたようです。
二次関数を身近に感じ、数学が身近な事象の中に潜んでいることに気づかされていました。

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2023.12.12

2学期を振り返って~高1 探究授業 Part1

高校1年の「総合的な探究の時間」では、生徒たちが希望する講座ごとに分かれ、自分の興味関心のある学びを深めていきます。
生徒たちの知的好奇心を育むべく、多種多様な講座が開かれており、どの講座に赴いても和気藹々と主体的に取り組む姿を見ることが出来ます。

今回はその中から「地域分析の技能をみがこう」「パスタブリッジ」という2つの講座をご紹介いたします。

「地域分析の技能をみがこう」の講座では、地理的な考え方を駆使して、社会が抱える問題や課題にアプローチしようというものです。
今回の講座では、グループに分かれた生徒は、興味関心を持った地域について調査をしていました。
例えば「テーマパークを新設するならどこか良いか」を交通の便や災害の有無等から調査をしているグループや、「北海道における政令指定都市への文科資本の集中」を少子高齢化や地形、産業等の観点から調査をしているグループが見られました。
社会課題を解決する実学としての地理の重要性に、生徒たちは気づいたようです。

一方、「パスタブリッジ」の講座では、各チーム1.8mmのパスタを使用して、頑丈な橋を作ることに挑戦しました。
ブリッジにおもりをつけ、何グラムまで耐えることができるかで、頑丈さを測定します。
2回目となるこの日は、多くの班が作成した設計図に基づいて実際にパスタブリッジの制作に着手しました。
慣れないグルーガンを駆使しながら、少しずつパスタを結合させては強度を確認していました。
生徒たちは以前の最高記録を塗り替えようと、物理や数学の公式を用いながらチームで協力し合っていました。

授業で学んだ内容を実践することで、知識の定着と共に、基礎学問の大切さを生徒たちに実感しているようでした。
学びの素晴らしさを「探究」の授業を通じて、今後も生徒たちに伝えて参ります。

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2023.12.08

中2 卒業生の講演会の様子をお伝えいたします

先日のNEWS&TOPICSでは、高校2年で行われた卒業生による進路ガイダンスの様子をお伝えいたしました。
卒業生による在校生へのアプローチは高校だけではなく、中学でも行われています。
本日は、中学2年で行われた卒業生の講演会の様子をレポートいたします。

中学2年では、自分の在り方を見つめなおす機会にしてほしいとの思いから、社会人として活躍中の出版社に勤めるMさんと脳神経外科医のKさんの2名の卒業生に講演をしてもらいました。
中高生活から大学生活、そして現在の仕事の内容や仕事にかける思いなど、自分の過去を振り返り、現在を真摯に見つめる2人の姿勢から、生徒たちは多くの刺激を受けることができたようです。

生徒たちの感想の一部を紹介いたします。
「必ず何者になるから焦らない」という言葉がすごく心に残った。今できることを焦らず全力で頑張っていこうと思えた。

「選んだ方を正解にしなくてはならない」という言葉が印象的だった。私は選んだ後に振り返って、あっちの方がよかったかもと後悔してしまうことが多いので、どっちが正しかったかではなく、正しくするためにどうするべきかを考えていこうと思った。

「人は違うから面白くて、違うので苦労する」という言葉が印象に残った。私の友達は、私の趣味や考えなどがほぼほぼ反対なのに、とても仲が良く、たまに喧嘩することもあるので、この言葉は私たちの関係のことを言っていると思った。これからも友達の違いを見つけていきたい。

勉強をする意味について、「自分の好きなこと、やりたいことの可能性を広げるため」と思っていたが、「自分の好きなことを相手に納得させる、友達の夢を理解し応援するため」というのは意外に思ったが、そのような捉え方もあるのだなと思った。

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2023.12.04

11月にアトリウムに展示された生徒作品を紹介いたします

本校の高校1年芸術の授業は選択制になっており、生徒たちは「音楽」「美術」「書道」から1科目を選択し履修します。
11月後半より、本校2階のアトリウムには「選択書道」で生徒たちが書いた作品が展示されていました。
本日は、その作品を紹介いたします。

はじめに紹介しますのは、王義之の「蘭亭序」の臨書です。
小筆を使用し行書で臨書された文字には、硯に向かう生徒たちの心がよく顕れています。
静寂の中、自分に向き合い、筆をとる生徒たちの姿が文字から伝わってきます。

次に紹介する作品は、葉書の創作です。
好きな言葉をイメージに合う書体で表現していきます。
言葉の選択は元より、書体の選択は本人の個性が光ります。
みずみずしい言葉を、思い思いの書体で書いた作品には、生徒たちの鋭い感性と豊かな表現力が遺憾なく発揮されていました。

WEB上ではありますが、「選択書道」で製作した生徒たちの作品をどうぞご覧ください。

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2023.11.28

卒業生による進路ガイダンスの様子をお伝えいたします

今年も残すところひと月となり、本校でも2学期の大詰めを迎えています。
今回は2学期を振り返り、高校2年生の希望者対象に10月に行われた「卒業生ガイダンス」の様子をお伝えいたします。

ガイダンスには、大学1年2年の卒業生を招き、希望進路実現に向けて高校2年から取り組んでおくべきことについて語ってもらいました。
集まった卒業生たちは、自らの経験を振り返りながら、生徒たちを激励してくれました。

「2年生のときに、授業中の小テストの復習をもっとしっかり行っていれば、3年生になってから英単語が覚えられていなくて焦ることがなかったと思う。」
「自分がどれくらい集中が持続するのか、どれくらい休憩時間をとるのがよいのかなどを高2のうちに把握しておいたことで、学習計画を立てやすかった。」

卒業生たちは、それぞれの成功や失敗を踏まえて、「できること」や「行っておくべきこと」について具体的なアドバイスを送ってくれました。
参加した生徒たちは、ガイダンス中、皆真剣にメモをとっていました。
また、全体に向けた話が終わった後も、「私は今数学の学習に力を入れているのですが・・・」など、それぞれの具体的な状況を打ち明けながら、卒業生に相談をしている姿が見受けられました。

「来年の自分がどのように過ごしているのか、具体的に想像することができた。」
「苦手を把握するためにも、演習の機会を活用し、復習を大切にしていきたい。」

など、ガイダンス後の生徒たちの感想には、前向きに学びに向かっていくための意欲に溢れた言葉がありました。

洗足学園では、それぞれの成長段階に合わせ、生徒が学習面・生活面のそれぞれにおいて、目標を見失うことなく常に努力できるように導き、またどのような課題を抱えているかを推し量って寄り添うことを大切にしています。
本校の生徒たちにとって、教員はもちろん、共に切磋琢磨する友達や、本校での学びを結実させて進学を果たした卒業生も、背中を押してくれる心強い家族と言えるでしょう。

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2023.11.21

美術部生徒に神奈川県警察より感謝状が贈られました

本校美術部の生徒たちは、高津警察署より特殊詐欺等犯罪被害防止を訴えかける「ぬり絵原版」の作成協力依頼を受け、作品制作を行いました。
彼女たちの作品は犯罪防止を呼びかけるリーフレットに掲載され、地域住民や高齢者居住の家庭、溝の口駅利用者などに配布されました。

この日、高津警察署よりの感謝状と記念品が、佐々木広一警視より手渡されました。
はにかみながらも誇らしげな表情で感謝状と記念品を受け取る生徒たちの姿が、大変印象的でした。
五十嵐健警部補からの「皆さんのぬり絵のお陰で、犯罪に巻き込まれずに助かった方が数多くいらっしゃるはずです。」との言葉に、2人は謙虚な表情を見せながらも、社会に貢献できたことを誇りに感じているようでした。

洗足学園には、創立者の言葉である「謙愛」(謙虚にして慈愛に満ちた心)の精神が、脈々と受け継がれています。
生徒たちの他者への奉仕の気持ちが、この活動に繋がりました。
自立・挑戦・奉仕の志を持って社会に貢献する生徒たちの取り組みを、今後も応援していきます。

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2023.11.20

高1 探究授業の様子をお伝えいたします

高校1年生を対象とした「総合的な探究の時間」では、希望する講座ごとに分かれ、自分の興味関心に従って学習を深めていきます。
生徒の知的好奇心を育むべく、多種多様な講座が開かれており、どの講座にも和気藹々と主体的に取り組む生徒の姿がありました。
今回はその中から「交渉」と「古代ギリシャ人を超えていけ」という二つの講座をご紹介いたします。

「交渉」は、その名の通り「交渉」のスキルを磨く講座です。
個人、共同体、国家、どのようなレイヤーにおいても、避けがたい利害関係の衝突が起こるときがあります。
そういった時に有用であるのが「交渉」です。
人と問題を分離し、立場ではなく利害に焦点を合わせ、双方に有利な選択肢を考えだすという姿勢は、複雑で混迷を深める実社会において、大変重要な能力であると言えます。
キックオフである今回は、「クラシックカーの売買」という実際的かつ簡易なロールプレイを行いました。
生徒たちは、粘り強く相手の意見を引き出し、その上で説得を試みるなど、懸命な取り組みをみせていました。

一方、「古代ギリシャ人を超えていけ」は、作図の講座です。
古代ギリシャ以来、数学、美術、建築など様々な分野の土台となってきた幾何学の基礎を学びます。
正三角形の作図では余裕の表情を見せていましたが、正五角形となると一筋縄ではいかないようで、悩んでいる生徒たちの姿が見受けられました。
描きたい図形や角度、長さから逆算して作図をするということは分かっていても、なかなか閃かず、悔しそうな表情をする生徒もいました。
その分、作図法を思いついたときの喜びもひとしおのようで、「出来た!」と思わず声をあげてしまう生徒もいました。

どの講座も、授業の終盤に見られた「まだ考えていたい」「まだ続けていたい」という意欲に溢れた生徒たちの姿が、大変印象的でした。
今後も、生徒たちには、知的好奇心を働かせ、楽しんで「探究」に取り組むことを期待しています。

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2023.11.15

保護者のサークル活動を紹介いたします

本校では、保護者同士の横のつながりを大切にし、好きな活動を通して親睦を深めるため、保護者の会である「洗足会」のもと、在校生・卒業生の保護者有志がサークル活動を行っています。
弦楽合奏のサークルをはじめ、合唱サークル、手芸サークル、ソフトボールサークルに至るまで、その活動の幅は広がっています。
そして、今年4月に5番目のサークルとして料理サークルが誕生しました。
会員数は母親・父親が半々の割合で、40名程の保護者が参加しています。

その料理サークル主催の料理グランプリが、11月11日(土)に調理室及び試食室で開催されました。
今回のテーマはパスタです。
8名の出場者(今回の出場者は全員父親でした)が、日ごろのサークル活動の成果を発揮し、自慢のパスタを作り上げました。

審査員として、多くの教員が試食室に集い、保護者の力作に舌鼓を打ちました。
また、試食会後半は生徒たちも試食会場を訪れ、試食を行いました。
あまりのパスタの美味しさに、生徒も教員も驚きと幸せな表情を浮かべていました。

保護者、生徒、教員が和気あいあいと楽しそうに語らいながら料理を味わう光景は、三者が一体となって前に進む洗足学園を象徴していました。

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2023.11.13

11月学校説明会満席の為 臨時説明会の受付を開始しました

11月25日(土)開催予定の一般入試志望者対象学校説明会は、多くの皆様にご予約をいただき、満席となりました。
つきましては、同日の同時間帯に、臨時説明会を小講堂で行うことを決定いたしました。
臨時説明会の内容は、大講堂で行う説明会と同一内容となります。
以下に、時程及び予約方法を掲載いたします。
皆様のご予約をお待ちしております。

一般入試志望者対象 臨時学校説明会

開催日
2023年11月25日(土)

開催時間
校舎見学:10:00~10:45 説明会:11:00~12:00

定員   100組200名
集合場所:洗足学園中学高等学校 小講堂
参加対象:本校の一般入試受験をお考えの受験生・保護者

説明会内容
・学校長ご挨拶、学校説明
・生徒学外活動発表
・2024年度一般入試について
※ 大講堂で行われる説明会と同一内容です。
※ 校舎見学は自由見学形式でのご案内となります。

ご予約にあたって:
・より多くの皆様にご参加いただけるよう、当日ご参加いただける人数を1家庭最大2名とさせていただきます。
・予約の変更はマイページより行ってください。
・参加回の変更は、予約状況によっては行うことができないこともございます。
・キャンセルをする場合は、miraicompassで手続きをお願いします。

学校説明会の申し込み方法

予約受付終了
2023年11月25日(土)AM8:30
※先着順のため、残席がなくなった時点で予約を終了いたします。

お申込みに関して
1. miraicompassよりお申込みいただけます。こちらのページの最下段の「お申し込みはこちら」ボタンより専用サイトに接続してください。
2.受付完了後、学校説明会参加通知メールが届きます。当日はプリントアウトしたもの、もしくは携帯電話の画面を係の者にお見せください。
3.キャンセル待ちは承りません。

予約の変更に関して
・予約の変更はマイページより行ってください。

キャンセルに関して
・キャンセルはmiraicompassで手続きをお願いします。

当日に関するご注意
・発熱や風邪の症状がある場合は、当日のご来校を見合わせてください。
・集合時間までに、中学高校校舎2階小講堂にお越しください。
・個別相談会はございません。(校舎見学の際に見学担当者にご質問ができます。)

個人情報について
・お申し込み時にご入力いただいた個人情報につきましては、学校説明会への参加目的に限り使用いたします

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2023.11.10

高2 修学旅行レポート 後編

一昨日お伝えした、高校2年修学旅行レポート前編に引き続き、後編として3日目・4日目の京都での研修の様子をお伝えいたします。

3日目は京都市街で自主研修を行いました。
各班の行程に分かれる前に着物を着付けていただき、着物で街を散策します。
生徒は悩みながら各々好きな色・柄の着物を選び、自主研修のチェックポイントとなっている世界遺産・重要文化財を巡っていました。

自主研修後は、観世会館にて能楽体験を行いました。
日本の伝統芸能「能」について、舞い方や能面、衣装や囃子・謡に至るまで、生徒が能舞台で実際に体験しながら学び、幽玄なる能の世界を堪能しました。

夕食後は、修学旅行委員によるサプライズ企画「高台寺ライトアップツアー」を行いました。
委員がバス車内で行き先を発表すると、何も知らされていなかった生徒たちからは歓声と共に、「ありがとう!」と感謝の声があがりました。
プロジェクションマッピングの映像に目を輝かせ、一生の思い出を心に刻んでいました。

最終日は、北野天満宮にて学業成就のご祈祷を受けました。
修学旅行での経験から学んだことや思い出を胸に、これから自己の進路実現へ向けて努力を重ねていくという決意を新たにしました。

その後は、京菓子・抹茶・組紐・西陣織・京友禅の5つのコースに分かれ、京都の伝統文化を体験しました。
作成したものを持ち帰ることができるコースも多く、文化を体験しながら形に残る思い出をつくることができました。
お手本よりも少しゆがんでしまったお互いの作品を見て笑い合いつつも、継承されている技術の高さを実感することができたようです。

昼食後に行われた閉会式では、4日間の修学旅行を振り返る動画を視聴したのち、修学旅行実行委員長・副委員長からの挨拶がありました。
今回の修学旅行は、生徒による自治活動の集大成として、実行委員を中心にゼロから企画を練り上げてきました。
4日間の修学旅行を完遂した委員からは、「これでいいのかという不安も大きかったが、他の委員やクラスメイトのおかげでやり遂げることができた」「みんなからの『楽しかった』という言葉に本当に救われた」といった感謝の言葉が述べられていました。
委員たちの言葉に、充実した4日間が終わってしまうことへの名残惜しさと、委員への感謝の思いが溢れた生徒たちの涙が印象に残る閉会式となりました。

洗足学園では、生徒が主体的に行事を企画・運営する、自治活動を大切にしています。
生徒が企画することにより、その経験を通じて何を学ぶことができるかを考えることができます。
学びを与えられるだけではなく、自らデザインしていく姿勢は、洗足の生徒に受け継がれてきたものです。
生徒の主体性の結実を見るとともに、これから進路実現に向けて力強く学び続けていくことを確信した修学旅行となりました。

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2023.11.08

高2 修学旅行レポート 前編

今週のNEWS&TOPICSは、修学旅行特集を組み、旅先での生徒たちの様子をお伝えしております。
本日からは前編・後編の2回に渡って、10月24日から27日まで3泊4日の日程で行われた高校2年奈良・京都修学旅行をレポートいたします。

前編の本日は、1日目・2日目の奈良での研修の様子をお伝えいたします。
初日は、新大阪駅からバスで奈良県斑鳩町へと向かい、法隆寺の拝観からスタートしました。
新幹線を降りた生徒たちは、バスの車窓からみえる一つ一つの光景を興味津々な様子で眺め、ガイドからの解説に耳を傾けていました。
車窓の景色からも学ぼうとする生徒の様子には、待ちに待った修学旅行を迎えた喜びが溢れていました。

奈良へ入った後、始めに法隆寺に参詣をしました。
幸運なことに、今回の修学旅行は秘仏である夢殿救世観音像の開帳の期間に当たっており、普段は見られない聖徳太子の等身像をじっくりと拝観することができました。
日本史の授業のノートや資料集を片手に、本物を見て感じたことを書き込んでいる姿がありました。 

続いて、明日香村に移動し、飛鳥寺・キトラ古墳・石舞台古墳を見学しました。
明日香村では、目の前にある本物の文化財を、まさに歴史の生き証人として感じることができたようです。

2日目の起床時間は、なんと朝5時半です。
靄がかかり、鹿の鳴く声が響く吉野山の朝を感じながら、生徒たちは勤行体験に向かいました。
勤行体験では、お経をあげていただきながら瞑想を行いました。
森閑とした空間に響くお経の声に耳を傾け、自己を深く省察するひとときをいただきました。
その後、世界遺産である金峯山寺に移動し、講話を聴講しました。
朝の吉野の道を歩きながら、生徒たちは吉野の地を育んできた歴史へと思いを馳せていました。

奈良市内に移動したのちは、東大寺・興福寺・薬師寺・唐招提寺等を巡る自主研修を行いました。
今回の修学旅行の自主研修では、「世界遺産を二つ以上訪れ、その場所で班員の写真を撮る」という生徒実行委員の発案した課題があります。
日本の歴史・文化を実際に経験し、その魅力を自分の言葉で世界に発信できる力を育むことを目標に、生徒たちは古都奈良の歴史を満喫してきたようです。
奈良から班ごとに京都に移動し、京都で泊まるホテルに到着した生徒たちの表情には疲れも見えましたが、たくさんの思い出を作ってきたことがわかる笑顔が溢れていました。

3日目・4日目の京都の研修の模様は、11月10日(金)に後編としてお伝えします。
どうぞお楽しみに。

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2023.11.07

中3 修学旅行レポート 後編

本日も昨日に引き続き、中学3年の修学旅行の様子をレポートいたします。

2日目は、平和学習の総まとめとして、現地の中学校との平和交流会を行いました。
はじめに、各校代表者による平和制作物の発表が行われました。
その後、模擬国際平和会議が開催されました。
2校の生徒たちが15ヵ国に分かれ、それぞれの立場で会議に臨みます。
「新たに核兵器を持とうとする国がでてきたらどうするか」「自然災害の被災地にどのような支援を行うか」といった議題を想定して、会議を行いました。
核兵器を持つ国、独自の外交路線を貫く国、協調姿勢を示す国など立場が異なる中で、どのようにしたらお互いが歩み寄れるような議論ができるのかを模索する時間となりました。
事前にオンラインで交流していたものの、今回が初めての対面となった生徒たちでしたが、直ぐに打ち解けて、有意義な議論ができたようでした。
また、両校の全生徒で平和を願うメッセージを1枚の模造紙に寄せ書きしたピースボードも作成され、それぞれの平和に対するメッセージを共有しあいました。
生徒たちは、同世代の生徒たちと共に平和について探究を行うことで、より一層平和への思いを胸に刻んでいました。

午後は、長崎市内のフィールドワークが行われました。
長崎の各地域で活動する若者たちのもとを訪問し、それぞれの活動について学んでいきます。
空き家を活用する取り組みなど、地域を盛り上げようと活動する姿に大きな刺激を受けたようです。
「なぜこのような活動をしようと思ったのですか」「活動していて楽しいことはどのようなことですか」など、生徒たちは積極的に質問をしていました。

3日目は、長崎の歴史・文化について、写真のヒントをもとに探検・調査する「フォトアドベンチャー」を行いました。
学年全員を42の班に分け、事前に配布された長崎各地の写真をもとに、その調査スポットを探索・調査し、長崎の歴史・文化を学びました。
坂の町とも呼ばれる長崎市ということもあり、市内を巡る調査は大変でしたが、自分の足で各コースの裏に隠されたテーマを感じ取るフィールドワークに、生徒たちは充実感を得たようでした。

夜には「ハウステンボス講演会」が行われました。
ハウステンボスの経営についてをテーマとした講演では、どのようにして事業を成功させるか、失敗した時にどのような点を大事にして立て直すかなど、貴重なお話を聞くことができました。
生徒たちにとっても非常に興味深い内容だったようで、「経営の裏側を知ることで、この後ハウステンボス内を巡るときの見方が変わった」などといった感想が聞かれました。

最終日である4日目は、長崎ハウステンボスを散策しました。
ハウステンボスの異国情緒あふれ、自然と調和する美しい街並みを堪能しながら、生徒は食事やアトラクションなどを満喫しました。
その後、充実した4日間を終え、帰路につきました。

生徒たちは今回の修学旅行での体験を通して、過去・現在・未来と自分たちが生きている社会に広く目を向けることの大切さを感じ、大きく成長しました。

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2023.11.06

中3 修学旅行レポート 前編

本校では10月の最終週に、中学3年と高校2年の2学年で修学旅行が行われました。
今週は修学旅行特集として、本日と明日は中学3年修学旅行の様子を、8日(水)と10日(金)は高校2年修学旅行の様子をお伝えいたします。

中学3年生は、10月24日(火)から27日(金)までの3泊4日の日程で、九州方面へ修学旅行に行って参りました。
本日は前編として、1日目の様子をご紹介いたします。

初日は、中学3年の修学旅行の大きなテーマである「平和の尊さについて考える」プログラムを実施いたしました。
まず初めに訪れたのは長崎大学です。
長崎大学核兵器廃絶センターの中村准教授の講演を聴講しました。
世界の核兵器の状況から、核抑止力や核の傘に関する内容に至るまで、生徒たちは様々な角度から核兵器を考察する知見を得ることができました。
「単に『核をなくそう』とだけ聞くと理想論に感じるが、そのために活動をおこすことこそが、世界平和に繋がる第一歩になるのではないでしょうか」という中村先生の言葉に、生徒たちは感銘を受けていました。

その後、生徒たちは「平和ツアー」に臨みました。
平和公園をはじめとした長崎の地を訪れ、現地のボランティア団体のガイドのもと、長崎原爆資料館や城山小学校などを巡りました。
太平洋戦争や原爆投下についての資料を直接目にし、現地の皆さんのお話を間近で聞くことで、平和の尊さを改めて実感したようでした。

明日は、後編として2日目から最終日までの様子をレポートいたします。
どうぞお楽しみに。

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2023.11.01

海外大学進学支援奨学金を創設しました

洗足学園では、生徒たちの未来に向けてあらゆる選択肢を用意しています。
急速な国際化が進んだ今、活躍の舞台は国内に留まらず、海外に大きく広がっています。
その中で、海外での学びに関心を持ち、海外大学を志して努力を積み重ね、進学を果たしている生徒たちが、毎年おります。

そのチャレンジ精神に富み、世界を舞台に活躍する生徒たちを支援するべく、洗足学園は2023年5月に「前田若尾記念奨学金」を創設しました。
この奨学金制度の活用により、本校では、世界のリーダーを育成していきます。

「前田若尾記念奨学金」に関する規定はこちらをクリックして、ご覧ください。
洗足学園は、未来に羽ばたく卒業生たちを応援しています。

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2023.10.31

高校生の特別授業レポート 後編

先週金曜日のNEWS&TOPICSに掲載いたしました前編に引き続き、本日の後編では、中間考査後に行われた高校2年特別授業の「理科」について特集いたします。

高校2年生の理科では、物理選択と生物選択に分かれて特別授業に取り組みました。

物理を学んでいる生徒は、数学と物理を融合させ、中間考査で出題された物理の「音波」の問題を数学的に解説する取り組みに挑戦しました。
物理の授業で学んだ解法を、数学の観点から再検討することにより、複数の学問領域の知識を横断的に活用する視点を得ることができたようです。

生物を学んでいる生徒は、ブタの眼球と腎臓の解剖を行いました。
4人グループに1つ試料が与えられ、光がどのような経路で神経へと伝わるか、血液や尿はどのように移動するかを、実物を観察しながら学びます。
生徒たちは、知識として知っていることが、実験により目の前で観察できたことによって、知識と経験が結びつく感動を味わっていました。

この特別授業を通じて、「試験問題」として出会った文章や問いの向こう側に、現代社会や他教科、他者との関連を見出し、横断的に考える可能性について気づくことができたようです。
与えられた問いにただ答えを出すだけでなく、すぐに答えが出せない問題を心のなかに受け止め、新たな問いと関連させながら考え抜いてゆく力こそ、不安定で不確実な時代を生き抜くために必要な力となります。

洗足学園は、知識はもちろんのこと、真の知性や思考力を育てていくための取り組みを続けていきます。

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2023.10.30

11月学校説明会の予約受付を開始いたしました

本日午前9時より、一般生対象学校説明会及び帰国生対象学校説明会の予約受付を開始いたしました。

本校では、11月25日(土)に一般生対象学校説明会を、11月29日(水)に帰国生対象学校説明会を開催いたします。

説明会では、校長によるご挨拶・学校説明、担当者による入試説明を行う予定です。
また、説明会終了後にご希望の方を対象とした授業見学・校舎見学も実施いたします。(帰国説明会では帰国生英語授業の見学も実施いたします。)
ご予約はmiraicompassよりお申込みいただけます。

一般入試志望者対象学校説明会

開催日
2023年11月25日(土)

開催時間
説明会:10:00~11:00 校舎見学:11:00~11:45
※予約が満席となった場合は、追加で小講堂において、臨時説明会を行います。
 その場合の時程は以下の通りです。(説明会の内容は、大講堂での説明会と同内容となります。)
 校舎見学:10:00~10:45 説明会:11:00~12:00

定員   450組900名
集合場所:洗足学園中学高等学校 大講堂
参加対象:本校の一般入試受験をお考えの受験生・保護者

説明会内容
・学校長ご挨拶、学校説明
・生徒学外活動発表
・2024年度一般入試について
※ 校舎見学は自由見学形式でのご案内となります。

帰国入試志望者対象学校説明会

開催日
2023年11月29日(水)

開催時間
説明会: 10:00~11:15 授業・校舎見学:11:15~12:00

定員   300組900名
集合場所:洗足学園中学高等学校 大講堂
参加対象:本校の帰国生入試受験をお考えの受験生・保護者

説明会内容
・学校長ご挨拶
・洗足学園の帰国生教育について
・2024年度帰国生入試について
※ご希望の方は授業見学・校舎見学のご案内をいたします。

ご予約にあたって:
・より多くの皆様にご参加いただけるよう、当日ご参加いただける人数を一般説明会は1家庭最大2名、帰国説明会は1家庭最大3名とさせていただきます。
・予約の変更はマイページより行ってください。
・参加回の変更は、予約状況によっては行うことができないこともございます。
・キャンセルをする場合は、miraicompassで手続きをお願いします。

学校説明会の申し込み方法

予約受付開始
2023年10月30日(月)AM9:00

予約受付終了
一般説明会 2023年11月25日(土)AM8:30
帰国説明会 2023年11月29日(水)AM8:30
※先着順のため、残席がなくなった時点で予約を終了いたします。

お申込みに関して
1. miraicompassよりお申込みいただけます。こちらのページの最下段の「お申し込みはこちら」ボタンより専用サイトに接続してください。
2.受付完了後、学校説明会参加通知メールが届きます。当日はプリントアウトしたもの、もしくは携帯電話の画面を係の者にお見せください。
3.キャンセル待ちは承りません。

予約の変更に関して
・予約の変更はマイページより行ってください。
・参加日、参加回の変更は、予約状況によっては行うことができないこともございます。

キャンセルに関して
・キャンセルはmiraicompassで手続きをお願いします。

当日に関するご注意
・発熱や風邪の症状がある場合は、当日のご来校を見合わせてください。
・集合時間までに、中学高校校舎2階大講堂にお越しください。
・個別相談会はございません。(校舎見学の際に見学担当者にご質問ができます。)

個人情報について
・お申し込み時にご入力いただいた個人情報につきましては、学校説明会への参加目的に限り使用いたします

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2023.10.27

高校生の特別授業レポート 前編

先日のNEWS&TOPICSでは、中間考査後に行われた中学1年・2年の特別授業の取り組みを紹介いたしました。
今回は高校生の特別授業について、前編・後編の2回に渡ってお伝えいたします。

今回取り上げる高校2年では、中間考査で出題された問題をより深く「横断的に」考えるための取り組みを、英語・国語・数学・理科(物理・生物)で実施しました。
前編の今回は、「英語」と「国語」の様子をレポートいたします。

英語では、中間考査に出題された「子どもの読書には、紙の書籍と電子書籍のどちらが適しているか」に関する長文をグループで読み直し、文章の内容を踏まえて対話を行いました。
それぞれの媒体の長所や短所について、視認性や入手のしやすさ、環境負荷や斜め読みのしやすさなど、様々な観点から意見が交わされていました。
最後に、「対話で知り得た他者の観点を引用しながら自分の意見をまとめる」という課題が出され、生徒たちは自分の意見と他者の意見を架橋しながら、集中して英作文を書き上げていました。

国語では、中間考査に出題された「難民問題」と「アパルトヘイト」に関する2つの文章を読み、「難民問題はどのように私たちと関わっているのか」や「アパルトヘイトがなぜ撤廃されたか、残されている課題は何か」を、和解と赦しという思想的なテーマに関連づけながら、話し合いました。
2つの文章同士の関連や、連日報道されているハマス・イスラエル軍事衝突のニュースとの関連を踏まえ、闊達な議論が交わされていました。

後編は、「理科」の特別授業の様子を来週火曜日のNEWS&TOPICSでお伝えいたします。
どうぞお楽しみに。

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2023.10.26

洗足生の学習方法のご紹介

本日は、洗足生の学習方法を高校1年の取り組みを例に紹介いたします。

2学期中間考査終了後、高校1年生の教室前の廊下の壁面に「わたしの勉強法」と題された模造紙が掲示されました。
廊下に並んだおよそ40枚ほどの模造紙には、学習に対し生徒自身がどのように工夫をして取り組んでいるかといった、「生きた知恵」が記されています。

電車・バスの移動に伴う隙間時間をいかに利用するか。
配付されている課題や宿題、小テストや考査にどのように取り組んでいるか。
休息や娯楽はどのようにしているか。
各教科の勉強にはどのように取り組んでいるのか。
時に真剣に、時にユーモアを交えつつ、生徒たちが自分の学習法を記しています。

この模造紙は、進路委員の生徒たちが運営・企画したホームルームの時間に作成されたものです。
生徒同士で知恵を共有することで、刺激を与え合い、時に悩みを分かち合うというアイデアは、素晴らしいものでした。
生徒たちは、友人と廊下を歩きながら模造紙を眺めたり、一人で食い入るようにして見つめたりしていました。

生徒たちは、将来の未知なるキャリアの模索をはじめ、これからの歩む道のりを遠望することを大切にしつつ、日々の学習で自らの足元をしっかりと固めているようです。

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