News & Topics

ニュース&トピックス

学園の最新情報はこちらをご覧ください。

2025.07.03

高1 教科横断授業の様子を紹介いたします

洗足学園では、各教科で学んだ内容を分断化された知識に留めるのではなく、横に繋ぎ有機的に結びつけることで、新たな知を生み出す真の知恵を身に着けてもらいたいとの思いから、積極的に教科横断型の授業を実施しています。

今回は、高校1年で行われた教科横断型の探究授業の様子を紹介いたします。
『「格差」や「差別」をめぐる諸問題』をテーマに、英語、国語、公共、世界史の教員が、科目ごとの授業で扱った題材とテーマを結びつけて、リレー形式で講義を行いました。
生徒たちが行うワークショップでは、教科ごとの視点に立って格差や差別について考え、生徒間で共有し、日々の授業の内容が世界につながっていることや、世の中には教科の壁がないことを実感できる機会となりました。

生徒たちからは、「教科と教科のつながりが感じられた」「多角的な視点で問題を考えることの大切さがわかった。視野を広く持ちたい」などの声を聞くことができました。

今後も、教科融合授業を通じて洗足学園では、既存の教科の枠を超えた思考力を育成して参ります。

>詳しくはこちら

2025.07.02

1学期期末考査が行われています

6月30日より、全学年で1学期の期末考査が行われています。

生徒たちは、新年度のスタートとなる学期を、行事に、課外活動に、学外交流活動に積極的に参加しながらも、学びを止めることなく授業・家庭での学習に集中して取り組み、努力を続けてきました。
学習面において特筆すべきは、中間考査後の特別授業で見つかった課題点を常に意識し、それを踏まえた学習を進め、期末考査を迎えたことです。
明確に目標を持って取り組む学習姿勢は、本校の生徒たちの伝統スタイルです。

教室では、試験を受けている生徒たちの懸命な姿がありました。
真剣に、また真摯に問題に向き合う生徒たちの姿からは、これまでのひたむきな頑張りが伝わってきました。
自分自身の目標を定めて努力してきた成果を、思う存分発揮してもらいたいと思います。

中学1年では中間考査にはなかった技術家庭、保健体育の考査が加わり、幾何、代数、国語A、国語B、英語A、英語B、理科、社会と合わせて10科目の考査が4日間の日程で行われます。
中学入学後、初めての学期である1学期の締めくくりとして、全力で頑張ってもらいたいと思います。

>詳しくはこちら

2025.07.01

校内に七夕の飾りつけがされています

洗足学園は「季節を感じられる学校」です。
春には学園に植えられた桜が見事に咲き誇り、新入生の入学をお祝いします。
5月には、正門をくぐり正面にある銀色に輝く「シルバーマウンテン」前に並べられた鯉幟が、爽やかな風を受けてたなびきます。
クリスマスシーズンや雛祭りの季節には、Minerva Cafeがクリスマスツリーや雛飾りで彩られます。

7月は七夕です。
来月の七夕に向けて、校舎2階の吹き抜けスペースのアトリウムに、生徒たちの願いが書かれた短冊を結びつけた笹が飾りつけられました。
短冊に書かれた願いには、中学1年生から高校3年生までの生徒たちのそれぞれの思いが込められていました。
 
「戦争がなくなりますように」
「ずっと健康でいられますように」
「憎しみじゃなくて 喜びが連鎖する世界になりますように」
「楽しく充実した一年になりますように」
「自分の持てる力を最大限に引き出してくれる仕事に就き、毎日自分自身と周りの人のために誠実に向き合い続けられる人間になれますように」

生徒たちの願いがどれも実現しますように。
そして、その願いが実現できるよう学校として全力でサポートしていきたいと思います。

>詳しくはこちら

2025.06.30

帰国生対象学校説明会が行われました

6月27日(金)、2025年度に入り初めてとなる帰国生入試を志望する受験生・保護者を対象とした学校説明会が校内で行われました。
当日は250名を超える受験生・保護者が来校されました。

説明会開会前には、本学園卒業生による弦楽四重奏が演奏されました。
開会前のひと時、心地よい音色にリラックスできる雰囲気の中で、来場者の皆様には寛いでいただきました。

開会後、洗足学園を代表して登壇した宮阪校長は、洗足学園の創設者の思い・創立の理念から、最新の取り組み・現在の学園の教育内容に至るまで、本校の「不易流行」を説明いたしました。
会場となる講堂のスクリーンには、校長自らが撮影した写真や動画が投影され、生徒たちの生き生きとした表情や活躍の姿が映し出されました。
生徒たちの成長の様子が伝わる説明に、未来の自分を重ね合わせ目を輝かせて耳を傾ける児童の姿が大変印象的でした。

続いて、アソシエイトディレクターのWales教諭と英語科の小田千晶教諭が登壇し、洗足学園の帰国生プログラムの説明が行われました。
ネイティブ教員の紹介から始まり、成長段階に応じきめ細やかに工夫されたカリキュラム、ハイレベルな使用教材、帰国生の経験と特性を生かしてしていく授業内容の説明に至るまで、英語と日本語の両言語で丁寧な説明がなされました。
また、帰国生の多くが参加している本校主催の模擬国連大会「ジャパンメトロポリタン模擬国連大会」の様子や海外大学を目指し、見事進学を果たして活躍を続けている卒業生の紹介も行われました。

帰国生入試の説明が担当者から行われた後、今年3月に本校を卒業し、今秋ハーバード大学に進学予定の卒業生N.Aさんが続いて登壇し、スピーチを行いました。
Nさんは、在学中の6年間を振り返り、生活面・学習面、学外活動への挑戦など、自らの経験を紹介してくれました。
そして、海外大学進学を志したきっかけやその道のり、中学入試に関するアドバイスを語ってくれました。
これから中学受験を経て中学生活を送る受験生、そして受験生を見守る保護者に、Nさんのメッセージは強く心に響いたようでした。
スピーチが終わると、会場は割れんばかりの拍手に包まれました。

説明会後は、授業見学・施設見学がツアー形式で行われました。
今後も本校では学校説明会を通して、洗足学園での学びと生活を実感できる情報提供を行って参ります。

>詳しくはこちら

2025.06.27

俳句研究会 俳句甲子園全国大会出場決定!

6月14日(土)、第28回俳句甲子園全国高等学校俳句選手権地方大会(横浜会場)に俳句研究会が参加しました。
俳句甲子園とは、5人1チームで俳句作品の点数と鑑賞の点数の合計で競う大会です。

洗足学園俳句研究会からは2チームが出場し、見事洗足学園Aチームが横浜大会第2会場で2勝0敗の成績を収め、全国大会への切符を手にしました
また、第2会場の最優秀句には、高校3年M.Aさんの「遠足の 列の眠たく 進みけり」が選出されました。

校長室へ報告に訪れた6名の生徒たち。
今回の地方大会を振り返り、「楽しみな気持ちと緊張が半々でしたが、今はもっと俳句の勉強をしたいという気持ちが出てきました。」と語ってくれました。
また、「文学に触れる楽しさ、対戦相手の考えを理解する楽しさといった新たな学び、発見がありました。」とも話してくれました。

宮阪校長先生から、これからの抱負を聞かれると、次のように答えてくれました。
「次につなげていくことを大切にしています。全国大会では、次の代に残せる活動を行っていきたいです。」
「相手チームとお互いがリスペクトしあえるような取り組みをしていきたいです。」
「俳句を楽しいと思った感覚を忘れずに、他の学園生活にも取り組んでいきたいです。」

全国大会は8月23日、24日に愛媛県松山市で開催されます。
俳句研究会の生徒たちの活躍を、全力で応援していきます。

>詳しくはこちら

2025.06.26

彩羽祭 ポスター・キャラクターが決定しました

本校では生徒自治活動の重要な柱として彩羽祭(文化祭)を位置づけ、テーマの選定から催しの企画・立案、実行委員会の組織づくり、当日の運営に至るまで全てを生徒たちが取り仕切り、実行します。
創立101年目の洗足学園の彩羽祭開催に向け、全ての内容を見直し、再構築するため、実行委員を中心に着々と準備を進めています。

本年度の彩羽祭のテーマは「燈火」(とうか)です。
生徒たちは燈火に「生徒一人ひとりが集まって一つの大きな光となり、未来を照らしていきたい。」という意味を込めました。
このテーマのもと、参加団体は9月の本番に向けて準備を進めています。

アトリウムには、生徒たちの投票によって選ばれたポスター部門最優秀賞、優秀賞の作品、キャラクター部門最優秀賞・優秀賞の作品のプリントが今月掲示されました。
ポスター部門の最優秀賞の作品は、「燈火」をテーマに、一人の生徒が空に浮かぶ無数のランタンを見つめている様子を、幻想的に描いた秀逸な作品です。
キャラクター部門の最優秀賞の作品は、缶バッジにプリントされることを考慮し、ミニマルながらも誰もが親しみを覚える、愛らしい作品です。
惜しくも賞には届かなかった作品も含めて、生徒たちの彩羽祭にかける思いが、作品からひしひしと伝わってきました。

是非、生徒たちの力作をWEB上でご鑑賞ください。

>詳しくはこちら

2025.06.25

中1 幾何の授業を紹介いたします

紫陽祭(合唱コンクール)を終え、中学生たちは意識を切り替え、期末考査に向けて学びを深めています。
本日は、中学1年の数学の授業を紹介いたします。

中学1年の数学は、「代数」「幾何」に分かれており、週に2時間ずつ授業が行われています。
1学期の幾何では、平面図形とともに立体図形について学んでいきます。

正多面体についての学習では、「ポリドロン」というパズルを用いました。
自由にパーツを組み合わせていくグループ活動に取り組むことで、平面図よりも直観的に立体の構造を体感できます。

正多面体の定義について確認した後、それぞれの面や点の数を数えてくるという課題が出されました。
その結果をもとに、次の授業では規則性について考えていきます。

あるクラスで生徒が気付いた法則は、「オイラーの多面体定理」と呼ばれる数学の定理のひとつでした。
また、ひとつひとつ数えることをせずに、面や点の数が求められるような公式を編み出した生徒もいました。

本校では、体験をもとに思考し、議論を行う授業を通して、数学的能力を育てる教育を実践しています。

>詳しくはこちら

ARCHIVES

一覧を見る

page_top