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2021.03.04

中2 国語・理科の融合授業の様子を紹介いたします

現在高校3年を除く全学年で学年末考査を実施しておりますが、本日は考査前に行われた中学2年国語・理科の融合授業の様子をご紹介いたします。

本校では主体的・対話的で深い学びを行えるよう、授業で様々な取り組みを行っております
その一つが、教科融合授業の実践です。
教科・科目という垣根を越えて、幅広い複眼的な視点から物事を見つめていきます。

中学2年の国語では、洗足学園オリジナルテキストである『考える国語』を用いて、複数の科学論を扱いました。
現在に至るまで科学がどう発展してきたのかを辿り、今日の科学に携わる者の倫理的責任を考察するという授業を展開しました。
今回は理科の授業と融合し、理科の側からは「市民が科学者の妥当性を選ぶとなると、世論ばかり意識する科学者になってしまわないだろうか?」といった問いかけに、カントの言葉や、NHKのドラマの内容をツールとして自分の考えをまとめていくという授業を行いました。

国語と理科の融合を通して、社会の責任という新たな視点を獲得することができました。
今回の融合授業の生徒の感想を掲載いたします。
 
 
国語で意見文を書くときは、「はい」か「いいえ」の視点から書くことが多く、中立的な視点に立って書くことをこれまでしてこなかったが、今回の授業によって科学者にはもちろん間違ったことをした人はいるが、絶対的にその人が悪いのではなく、それを許した社会も同時に責任があるという新たな視点を見つけられた。
 
 
私達が普段生活している中で、あまり新しい科学技術と関わる機会がないと思っていたが、それはただ自分が社会の一員であるという責任を感じずにいるだけのことなのだと分かった。
今の自分に何かをすることはまだ難しいが、とりあえず科学の情勢に興味を持ち、社会の一員という意識を常に持ち続けたい。

 
 
理科的視点で見ると、間違った方向に科学を使ってしまったことに付随する個人と所属する組織の責任が浮き彫りになり、より残酷であるように感じた。
「科学は専門家に任せておけばいい」という考えは自分の中に当たり前にあったけれど、それが威張った考え方と捉えたことがなかったため、少しショックだった。
科学を自分のこととして捉え、歩み寄ることも大切だと初めて気づけた。

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