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2020.11.04

税についての作文コンテストで本校生徒が川崎北税務署長賞を受賞しました

国税庁と全国納税貯蓄組合連合会が共催する、中学生の「税についての作文」コンテストで、本校中学3年の田中あずきさんが「川崎北税務署長賞」を受賞しました。
中学生の「税についての作文」コンテストは、将来を担う中学生が税に関することをテーマとして作文を書くことを通じて、税について関心を持ち、正しく理解を深めることを目的として毎年開催されています。

田中さんは「税の魅力」というタイトルで作文を執筆しました。
公民の授業で「税」について面白く感じたのがきっかけでコンテストに応募しようと思ったと語る田中さん。
作文の中で、自らの経験から税について感じたこと、税について日頃から考えていることを論理的に表現しています。
田中さんの受賞作を掲載いたしますので、是非お読みいただければと思います。
 
「税の魅力」
 税金はとても奥が深く魅力的に感じる。家族や自分が払っているもの、家族や自分に直接的な利益として戻ってくるものは身近に感じる。また、自分が払ったあの消費税がもしかしたら誰かの助けになっているかもしれないと思うと嬉しく感じる。自分が誰かのことを助けたいと思っても、例えば自分の千円では金額も低く、できることが限られるのでとても非効率だ。しかし消費税として払った税金が国や地方公共団体により使われるとき、その事業はより効率的に、大規模に、より多くの人を幸せにできる事業になるのだ。自分一人では行えないけれど、自分や家族が税金として納めたものが誰かの役に立つということはとても魅力的なお金の使い方だと思える。
 しかし、納税額があまりにも多すぎると不公平さを感じるということも事実である。税の種類や割合はそうした人々の感情や世の中の変化を考えながら変わっていく。税金の種類は多く、公民で勉強するとその種類や意味がひとつひとつしっかりとあり、それはまるでパズルのように感じ魅力的に思う。また、複雑な数式のようにも感じる。医療費を多く払った年の分を確定申告するために書類を記入している親の様子を見ていると、数学の問題を解いている人みたいだ。一度答えが出て終わりそうだったのに祖母が七十歳になり控除する部分を忘れていたとかでまた計算をやり直す。一苦労して記入し満足そうにしていたのを覚えている。
 日本と海外の国の税率の違いもその国々の考え方が現れている。北欧の国々では税率が高い国が多く、福祉が進んでいて、かつ国民の幸福度も高いと聞く。
 今後日本の人口構成が変化していく中で、私達それぞれの国民が納得でき、かつ日本に住んでいることが幸せであると感じる税のあり方は変化していくのだろう。税のパズルを組み立てていく複雑さは魅力的だが大きな責任だと思う。人々がしぶしぶ払う税金か、人々が惜しくないと思って出す税金か、無数にあるこの税金の徴収の仕方や税金を使う事業について今後さらに議論を深め、日本の国民が納得する税制度を常に考えていかなくてはいけない。日本という国に住んでいる人たちの幸せと日本における税制度は互いに切っても切り離せない関係にあるのだろう。だからこそ私も税の仕組みや魅力への理解を深め。税はどこかの誰かを笑顔にしているという視点を持てるようになりたいと思う。

 

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