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2026.06.09

中3 哲学対話 「幸福」とは何か

先日、中学3年では、今年度第1回目の「哲学対話」が行われました。
今回のテーマは、誰もが一度は問い直す根源的なテーマである「『幸福』とは何か」です。

「古典の知恵を現代の視点で読み解く」ことを企図し、生徒たちは数千年の時を超えて残ってきた3つのテキスト(アリストテレス、セネカ、荘子)を素材として用い、自分にとっての「幸福論」を深く掘り下げていきました。

対話の場では、円形の紙製の盤を囲み、思いついたことや気づきを自由に書き込んでいきました。
最初は言葉を選んでいた生徒たちも、仲間の意見を聞くうちにペンが止まらなくなります。
誰かが書いた言葉に線を引いてつなげたり、新しい概念を付け足したりすることで、一人では到達できない思考の地図が盤上に広がっていきました。

哲学対話には「正解」はありません。
大切なのは、対話を通じて自分にとっての幸せについて考えたり、他の人たちと話すことによってその考えを深めたり広げたりすることです。
中学最高学年となった生徒たちが、こうした対話を通じて多角的な視点を養い、自分なりの「幸福」の形を模索していく、そのような知的なたくましさを感じさせるひと時となりました。

他のグループの盤を覗きに行く時間には、また新たな気づきが生まれていたようです。
この学びが、これからの生徒たちの日々の選択にどのような彩りを与えていくのか、これからも楽しみに見守って参ります。

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