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2021.11.22

濱田庄司作「藍塩釉扁壺」に生徒が花を生けました

本校では生徒たちに、本物の芸術に触れてもらいたいとの思いから、芸術に満ち溢れる空間を創造しています。
「Minerva Cafe」では、重要無形文化財保持者(人間国宝)であられ、紫綬褒章及び文化勲章を受章された日本を代表する陶芸家濱田庄司先生の作品を、9月より月替わりで展示しています。

11月に「Minerva Cafe」で展示されている濱田先生の作品は「藍塩釉扁壺」です。
9月に飾られた「青釉黒白流掛角鉢」、10月に飾られた「鐵絵花瓶」と同様に、濱田庄司先生の孫の濱田友緒先生が館長を務める「濱田庄司記念 益子参考館」に収蔵されていたものです。

「藍塩釉扁壺」を一目見て、まず印象に残るのは藍塩釉の美しい色です。
濱田先生はドイツが起源と言われている塩釉の技法を日本で初めて試み、試行錯誤を繰り返して作品制作に使えるまでに昇華させました。
塩釉特有の質感に、藍色の色釉が美しく重なり、力強くシャープな造形に奥深い重厚感を与えています。

その「藍塩釉扁壺」に、華道部の生徒が花を生けていきます。
作品の特徴と学園に咲く草花の美しさををどのように掛け合わせていくか、真剣な表情で鋏を入れていきます。
完成した作品には、「粗密」「高低」「強弱」に加えて、「藍と紅赤」の色のコントラストが見事に表現されています。

一流の作品に、生徒たちの想像力は無限の広がりを見せています。

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