Teaching and Learning

授業と学習

英語

English

英語を通じて、文化的・社会的事象を学ぶ

 洗足では、英語を単なる言語として学ぶのではなく、英語を通じて文化や社会を理解・考察し、さらに自分の考えを発信するツールとして学ぶことを目標としています。授業は総合的学習の要素を取り込み、幅広い体験を含めて展開。ディベートやプレゼンテーションを行うほか、スピーチコンテスト、レシテーションコンテスト、クリスマスやハロウィンなどの異文化理解のイベントも多数実施しています。低学年の間は、イベントでコスチュームを身につけることもあり、まずは「英語って楽しい!」と思えるように指導します。
 中学1年では、帰国生、一般生ともに、ネイティブの教員も日本人の教員もほぼ100パーセント英語のみの授業を実施します。遅れがちな場合は補習などで徹底的にフォローします。
 中学1年から高校2年まで使用する教科書は「NEW TREASURE」( Z会 )です。これは、文法事項の導入がわかりやすくスムーズに編集されているうえに、ハイレベルな語彙や文法も扱われている非常に精選された内容の教科書です。抽象度の高い難解な文章も含まれており、大学入試にも十分対応する力を養うことができます。本校の目標である「社会に有為な女性の育成」において指針となるような女性像、人間像を扱う文章も多く、単に学力の育成にとどまらない人間教育としても大きな意味のある教材になっています。
 また、中学1年から「Extensive Reading」(多読指導)を実施します。「辞書は使わない」「わからない部分は飛ばす」「つまらなかったらやめて次の本へ」の3つの原則のもと、アメリカやイギリスの本を自分のレベルに合わせて自由に読みます。さらに授業では、読んできた本の内容を英問英答で答えさせるなど、発展的な学習に広げます。

Challenge & Vision

今後の取り組み

1

 「英語総合的学力をバランスよく」を客観的に把握するためにTOEFL Primaryを中学1年・2年で、TOEFL Juniorを中学3年で導入しています。この「世界基準」のテストで早期から実践的英語に十分意識が向けられるようにしていきます。

2

 その後の学年も、TOEFLなどで4技能を測ることを促し、学習の意識づけをさせたいと考えています。高校を卒業するときの最終的な目標として、TOEFL iBTスコア80点を標榜していきます。

3

 中学1年・2年の英語全クラスにデジタル教科書を利用しながらの授業を実施します。プロジェクターや音声教材などを用いて、よりスピーディーに分かりやすく効率的に授業を進めます。

4

 「情報を集め」「議論し」その中から「最善を選び考え出す」力を養っていくことも英語科の使命だと考えています。そのために「ディベート」を授業内で展開していくことも非常に有効な手段だと考えています。

5

 「アクティブ・ラーニング」は授業のみでおさまるものではないと考えており、授業を基軸とし授業時間以外の活動を含めて「アクティブ・ラーニングの実践」と考えています。具体的には模擬国連やディベートコンテストなどの「課外活動」、中学2年グローバルビレッジや中学3年修学旅行での他国留学生との交流活動、オンラインスピーキングトレーニングやオンライン洋書講読などの「自学自習ツール」、本校ネイティブ教員によるTOEFL講座などをはじめとした「放課後講座」、海外留学・研修(中学2年〜高校2年)などがこれに相当し、さらに多様な「英語を使う場」を提供していこうと考えています。

6

 総合学習や情報の授業で行っている、「ICTリテラシー(技術やメディアを知り、操作できる力)」と、「情報リテラシー(情報にアクセスし、その価値を評価するための力)」を身につけることは、英語科授業の中での「調べ学習」で大いに必要となっていきます。総合学習と連携した異文化理解(「ハロウィン」など)の時間、プレゼンテーション(「自己紹介」から修学旅行を題材にした「旅行企画作成」など)を行っており、さらに多様な題材を取り扱っていくことを考えています。

[英語科の目標]

 英語を通して国境を越えた様々な価値観を理解し、自らの意見を構築して情報として発信し、やり取りをすることを目標としています。各ステージ毎に、身近な目標を設定することはもちろん重要ですが、大学受験のみを目指す英語ではありません。広く社会に出てからも使える英語の習得を目指します。その具体的な指針は次の通りです。

  • (1) 読む・書く・聞く・話すのいわゆる4技能をバランスよく身につけ、英語でコミュニケーションをとることができる。
  • (2) 英語を使って積極的にコミュニケーションを図ろうとする姿勢を身につけている。
  • (3) 英語を通じて、相手の意図や考えを的確に理解し、論理的に説明したり、反論・説得したりすることができる。
  • (4) グローバル社会に対応した英語力を身につけながら、各自が進路実現を可能とする実力を身につけている。

 そして、最終的には、「知識のある人」「思いやりのある人」「心を開く人」「探求する人」「考える人」「挑戦する人」という人間像の育成を目指します。

[学年ごとのねらい]

 平成23年度の中学1年より、英語科の主要教科書として『NEW TREASURE』(Z会)を導入しました。従来以上に文法導入がわかりやすく、また抽象的な論説に対応できる豊富な語彙を学ぶことができます。これまで重視してきたESL教員によるコミュニケーション能力を育む教育は継続し、英語の世界を広げていきます。教科書のレッスン毎に単語テストやレッスンテストを行い、生徒自身で理解度チェックができるようにしています。
 中学1年・2年は1クラス2分割、中学3年からは2クラス3分割という少人数教育できめ細かい指導を目指し、ESL教員の授業については高校1年まで1クラス2分割でコミュニケーション能力を伸ばす授業を展開します。
 中学3年までにほぼ高校課程までの文法事項の基礎を固め、高校1年からはよりレベルの高いリーディング力、さらなる系統的文法理解、語彙力の伸長を目指します。様々な分野のリスニング・ライティング・スピーキングに取り組み、グローバル社会に生きる生徒にとって必要な素材を多角的に提供します。クラスは2クラス3分割の少人数で、基礎力の再確認をしつつ、より高い英語力を身につける授業を展開します。
 高校2年より文系・理系クラスの特徴に合わせた、大学入試を意識した問題演習を含む授業を行います。また、特にリスニング・スピーキング力を十分備えている生徒を対象に、ESL教員によるディスカッション・ディベートを盛り込んだリーディングの授業を設けています。高校3年では希望者に対して、ESL教員による本格的なエッセイライティングを目指す授業があります。いずれも進学準備が授業内でできるようなレベルを設定しています。
 また、全ての学年を通して異文化理解活動(ハロウィン・感謝祭・クリスマスなど)、コンテスト(スピーチ・レシテーション)、プロジェクト発信(プレゼンテーション・ディベート)などの活動も取り入れ、実際の英語使用場面とリンクした授業も各学年の発達段階に応じて行います。
 上記に述べた授業で基礎力をつけたうえで、さらに英語の力を伸長させたいと強く希望する生徒は、放課後講座も積極的に利用しています。中学1年のEarly Birds、中学2年・3年のSpeech Communication、学力に応じたTOEFL講座、海外大学進学者向けのSAT講座、スピーキング力を特に鍛えるためのDrama Course、高校生以上の大学進学のための放課後講習など、さまざまなニーズに応じた講座を設置しています。

英語教育の内容と進度

From Teacher

指導上の留意①

十分な学びの時間でレベル別にも対応

 洗足では、グローバル社会で必要なコミュニケーションツールとして英語力を重視。十分な授業時間を確保し、高度な内容にじっくり時間をかけて学習を進めます。さらに一人ひとりの学習の進捗に合わせて、レベル別の指導も行っています。

指導上の留意②

読む・書く・聞く・話す4技能をバランスよく育成

 大学受験だけを目標にするのではなく、卒業後、グローバル社会に適応できる英語の習得を目指して、全学年で「読む・書く・聞く・話す」の4技能をバランスよく身につける指導を展開しています。

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