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社会状況や社会通念の変化とともに、女性としての幸福な自己実現の道は、益々多様に広がってきているように感じられます。
例えば少し前までは常に二者択一を迫られた、家庭人として生きるか、職業人として生きるかということに関しても、必ずしも固定化して考えるのではなく、特性によって、状況によって、志向によって、柔軟にその割合を決め、両者を両立させる生き方が認められるようになってきたように見受けられます。
高い資質と能力を有した女性が、家庭という枠組みのみにとどまらず、広く社会に能力発揮の場を求めていくのは必然の姿であり、それを受け入れ、新しい時代の創造のために役立てていくことは国の命題であり、それを後押しすることは、私たち教育を預かる者の使命であると捉えています。
男女を問わず、多様な他者が共に集う社会において活躍の舞台を獲得するためには、高邁な志とともに、創造性や人間関係能力といった、単なる知識に終わらない様々な能力が必要となってきます。
洗足では、それらの必要とされる意志や能力を構成する要素を4つの視点として捉え、その養成を6年間の教育の中で行っていけるよう努めています。
その第一は「高い学力」。大学進学にとどまらず、常に新しい知識を理解し吸収していける根源的な学力の育成を目標としています。
第二には「豊かな感性」。他者を思いやれる優しさやみずみずしさと、ニーズを的確に捉えられる鋭さを併せ持てることが目標です。
第三には「コミュニケーション能力」。スキルとして不可欠な英語力と、言葉による人間関係の構築力がテーマです。
最後の第四は「広い視野」。より良い生き方を選びとる目を育てるとともに、リーダーとして不可欠な長い視点と客観的観察力を養っていきたいと考えています。 |
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上記の4つの視点を柱とした能力の育成と、10代の最大の課題である正しい自律を実現していくために、洗足では6年間を4期・4段階に分けて教育計画を組み上げています。
教育計画のまず始め、第1期のテーマは、学校と家庭を含めた「正しい生活習慣の確立」にあります。学習への基本姿勢を築くことや、他者の立場に立って考える習慣の養成、ルールやマナー・礼儀を身につけることなどが具体的な課題となります。
中2・中3の第2期では、第1期で養われた基本的生活習慣と学習姿勢を土台として、自主的・主体的行動姿勢を養成していくことに主眼をおいた指導を行っています。単に指示されたことを守るだけでなく、その意味を考え消化し、その本質を掴み取ることで、様々な状況下で正しい判断と行動ができる力が徐々に培われています。
第3期では、「自律の実践」をテーマに、自主性・主体性をさらに推し進め、社会の中の責任ある一員としての自覚を深めながら、能力を高め人格を磨いていくことに意を注いでいます。この時期には、リーダーや責任者としての役割を経験することによって、ものの見方や考え方を一段高いレベルに引き上げていけるよう多様な機会を設けています。「UNIS -UN」や「次世代リーダー養成塾」のような学校外での交流・啓発の場についても、より多くの生徒が参加できるよう、さらに機会を増やしていく方針です。
最後の第4期(高3)は、具体的に進路を定め、その実現のために努力を傾注していく時です。自己の適性や進学後の具体像を改めてシミュレートしなおし、進学後にも廃れない価値あるビジョンを創り上げることと、それによって合格へのより強い意欲を引き出していくことがこの時期の最重要課題です。 |
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| 1年 |
2年 |
3年 |
| (中学1年) |
(中学2年) |
(中学3年) |
| 共通科目 |
1年(中学1年)から4年(高校1年)までの4年間は共通の科目を履修します。 |
| 指導科目 |
●社会性の養成 ●正しい自律の実現 |
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| 4年 |
5年 |
6年 |
| (高校1年) |
(高校2年) |
(高校3年) |
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第1期の目標 (中学1年) |
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基本的生活習慣の確立 |
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(1)教科学習と教育機会(クラブ活動等)を両立・充実させられる生活習慣・生活リズムを作り上げる
(2)社会のルールやマナー・礼儀を学び、多様な他者との共存・相手の立場に立った考え方を身につける
(3)課題・宿題に止まらない学習習慣と読書習慣を身につける
(4)体験的学習を通して理解を深める |
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第2期の目標 (中学2年),(中学3年) |
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自主的行動の確立 |
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(1)必要と状況に柔軟に対応して自助努力を引き出せるよう、学習と生活を自己管理する
(2)政治や経済を含めて社会状況に関心を持つ、幅広く社会を知る
(3)テーマの捉え方や深め方、効果的に伝わる発表の仕方など学ぶ |
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第3期の目標 (高校1年),(高校2年) |
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自律の実践 |
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(1)常に自己の課題を捉えて自己啓発を進める
(2)学校・社会の一員としての自己責任を深く認識する
(3)世界に広く目を向け、地球・世界を取り巻く諸問題に関心を持ち考察する |
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第4期の目標 (高校3年) |
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進路対策 |
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(1)自己の適性と志望を見極める
(2)将来の方向性に大まかな見通しを立てる
(3)妥協することなく希望の進路を実現する |
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