Q & A

よくあるご質問

帰国生(学園生活)

q 帰国生の日本語力をカバーするのに補習などされていますか。
a 英語以外は一般生と同じクラスで日本語で授業を受けますので、日本語の能力も少しずつ伸ばしていくことができます。
 
q 英語以外の言語を学ぶことはできますか。
a 英語以外の語学をカリキュラムに加える予定は今のところありません。フランス語と中国語の講座を設けています。
 
q 帰国生向けの特別な授業・コースはありますか。
a TOEFL講座やModel UNの活動があります。土曜日に行われるMinerva Seminars 教養講座には中国語とフランス語のクラスが設置されています。
 
q 中1から高1までは帰国生プログラムがあると聞きましたが、高2・3の英語プログラムについて教えていただけますか。
a 高2・3では2種類の英語の講座があります。1つは日本人の英語教員による大学入試を意識した授業。もう1つはネイティブ教員によるライティングの授業です。こちらは一般生の生徒も選択することができます。
 
q 英語以外の教科の先取り学習に不安があります。どのくらいの先取りになりますか。
a 他の私立学校と同じく、中学3年生から高校過程に進む教科が多いようです。そもそも難易度は突然跳ね上がるものではなく徐々に上がっていくものですし、洗足学園に入学できる程度の学力をお持ちのお嬢さんであれば、中学1・2年生でしっかり授業を受けることで問題なく追いつくことができると考えております。
 
q 洗足の帰国生たちの印象、今後の洗足帰国生教育の目指す方向を教えてください。
a いい意味で異文化を学校へもたらしてくれる存在です。目指す方向は、日本・海外を問わず大学に合格する能力を身につけ、さらに世界へ羽ばたく実力の基盤を固めることです。
 
q 帰国生入試B方式で入学した場合、A方式で入学した者との差は卒業までうまらないのでしょうか?
a 方式に関係なく入学後、英語のグレード分けを行います。2グレードに分けていますが、入れ替えは行います。B方式で入学した生徒でも上のグレードに入れます。今、在学している帰国生のTOEFL ITP(年1回受験)のスコアを比較しますと、下のグレードの生徒の方が良いスコアを出す場合も多々あります。本人の努力次第で道は開けます。
 
q 国公立大学への進学を考えているのですが、帰国生でも大丈夫でしょうか?
a 難関校は5教科7科目または8科目になりますので、入学後は幅広く学習する必要がありますが、中学1年からしっかりした学習する習慣を身につけていけば大丈夫です。東京大学、京都大学、一橋大学などに合格している帰国生もいます。
 
q 帰国生に対する言葉遣いについての指導について教えてください。
a 中学1、2年は基本的な生活習慣の確立期としてルールの遵守、挨拶、マナーについての指導をしますが、その一環として正しい日本語を話すことを指導します。
 
q 長期留学期間中に習得した単位は認定されるのですか?
a 留学中に習得した単位はすべて認証し、帰国後は進級することになります。(高校1年で留学した場合は、帰国後高校2年へ)
 
q 帰国生英語と一般生の英語の授業の違いはどのようなものでしょうか。
a 帰国生の英語授業はすべてネイティブの先生によるアメリカ型の英語授業ですが、一般生は授業のほとんどを日本人の英語教師が担当し、初歩から授業を始めます。
 
q 入学までに帰国生に期待することは何ですか。
a 滞在していた海外での経験は、何物にも代えがたい貴重な財産です。その経験をこれからに活かしていくことが大切ではないでしょうか。帰国してからの学習面に関しては、多くの帰国生が苦手としている国語や数学などの教科で補習などを行いながら、徐々にレベルアップをはかっていきます。ご安心ください。
 
q 合格しても入学までに帰国できない場合、入学を待ってもらうことはできますか。
a 本校では入学の保留を認めておりますので、ご相談いただければ、合格後入学延期願をお渡しいたします。ご入学の手続き後に入学延期願をご提出いただければ、最長で1年間入学をお待ちすることができます。
 
q 一般生と比べると、国語にはかなりのハンディキャップがあるのではないでしょうか。帰国生特有の母語の困難を支えていただけますか。
a 個人差がありますが、日本の小学校での経験がない生徒でも中学2年頃には国語の基礎力ができてきます。積極性と強い意志をもてば日々の学習で克服できます。
 
q A方式・B方式で有利不利はありますか。
a 有利不利は特にございません。英語力の高い方、帰国後間がなく、国語力などが不安な場合はA方式を、帰国後の期間が長い方、受験に向けて国語、算数にも力を入れている方はB方式を受験されるケースが多いようです。
 
q 英語の授業について、高校2年から一般生と同じクラスになるのでしょうか?それはなぜですか?
a 海外・国内両方の入学試験に向けた準備を行うためです。高校2年生は英語週5時間のうち、2コマのみ日本人教員が担当します。高校3年生では週5時間のうち3コマを日本人教員が担当し大学受験に備えます。
 
q 海外在住経験はなく、日本で英語を勉強しました。入学してから授業についていけるかどうか不安があります。
a 洗足学園の入試は、在外経験がなくても受験可能です。海外で生活したことのない生徒も、英語で上のグレードのクラスに在籍している例があります。真摯に学習に取り組む姿勢があれば、教科担当や担任が全力でサポート致します。
 
q 再試が多いと聞きました。帰国生で追いつかなければならない教科が多いと、キャパシティオーバーになってしまいませんか。
a 再試は、次の単元に進む前にわからないところをなくし、学習嫌いにならないための取り組みです。特に数学や英語など積み重ねが大切な教科は、多々再試を実施しています。ただし、キャパシティオーバーのような状況にならないように、再試験をクリアできない場合は担当教員が補習を行うなど、その生徒一人ひとりにとってよりよいものに調整することを個々対応で行っています。
 
q 入学後、英語以外の教科についていけるか心配です。入学前に準備が必要な学習はありますか?
a 入学前に準備が必要な教科はありません。入学後、日々の授業、予習、復習を行っていくことが大切です。
 
q アドバンストクラスとレギュラークラスの授業はどのように異なるのでしょうか。
a 授業で扱う小説(文章)のレベル・語彙の量が異なります。また、アドバンストクラスはレギュラークラスに比べて比較的早い進度になります。
 
q 英語のクラスのレベル分けはどのように決まるのでしょうか。他教科の成績が編成時に考慮されたり、途中でクラス入れ替えに影響することがありますか。
a 入試の方式に関係なく、入学後に英語のグレード分けテストを行います。2グレードに分けていますが、入れ替えを行います。B方式で入学した生徒でも上のグレードに入れます。なお、他教科の成績と英語のグレードは関連性がありません。
 
q 学年当たりの帰国生の人数を教えてください。帰国生と一般生との混合クラスは何年生までありますか。なぜ全クラスに割り振らないのですか。クラス編成の考え方を教えてください。
a 学年により異なりますが、1学年約250人中30人前後が帰国生です。一般生との混合クラスは、中学1年から高校1年まで、1学年6クラスのうち2クラスです。混合クラスは4割弱が帰国生という人数比率になるため、帰国生がマイノリティになりづらく伸び伸びと振舞うことができます。一般生にとっては、帰国生と関わる頻度が増えます。現時点では高校2年から文理別のクラス編成のため、一般生・帰国生の区別はしておりません。
 
q 英語の取り出し授業は何年生まででしょうか。
英語以外の科目は英語で行われますか。
a 基本的に帰国生の英語は4年間(高校1年まで)ELL教員が授業を行います。高校2年からは、希望進路に合わせたクラス編成になるため、国内の大学受験を念頭に置いた日本人教員の授業も一部受講するようになります。帰国生クラスであっても、英語以外の科目が英語で行われることはありません。
 
q どの国からの帰国生が多いですか。
a 北米や英国からの生徒が多くいますが、社会のグローバル化に伴い、様々な地域からの帰国生が在籍しています。
 

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