Q & A

よくあるご質問

その他

q 入試問題説明会では、帰国生入試の内容もご説明頂けるのでしょうか。
a 入試問題説明会は一般生入試の問題を扱います。帰国生入試の問題は扱いませんが、B方式での受験をお考えの場合は国語・算数の解説は参考になると思います。
 
q 入試での成績と入学してからの成績は同じ傾向ですか。個人により変動がありますか。
a 入試での成績がボーダーラインに近かった生徒でも、入学してから成績で上位になる生徒は多くいます。入学してからの成績は学習習慣によるところが大きいようです。
 
q 中学を卒業して他の学校に移る生徒はいますか。
a 原則全員本校の高校に進級しております。転勤などご家庭の事情により、数名他校に進学する生徒がいる場合もございます。
 
q 洗足小学校からの入学を希望しているが、中学になると校風はどのように変わるか。
a 洗足学園としての基本的な精神は変わりませんが、女子校となることに伴い、女子に特化した教育内容となります。
 
q 御校の生徒の誇れる点はどういったところですか。
a 本校では生徒の自治的な活動を大切にしており、生徒会や委員会活動を中心に、生徒たちは積極的に参加し、自らを磨き、力を発揮しています。特に体育祭や文化祭、中学の合唱コンクールなどでは実行委員を中心に「より良いもの」を目指して全員が一丸となって取り組み、期待以上の成果を生み出しています。
 
q 先生方に対して保護者から意見があった場合、対応はどのようにしているかうかがいたい。
a 保護者会を通して担任がご意見をうかがい、学年・教科、そして学校全体で情報を共有いたします。その上で、より良い学校づくりのために貴重なご意見を活かしております。
 
q 入学後、特に初めの頃の親のフォローの仕方で、注意すべき事はありますか?
a 持ち物、宿題、小テストなど自己管理できるように保護者が見守ってあげてください。
 
q 在校生の父親は必ずFathers’に入っているのでしょうか?希望者だけなのでしょうか?
a 幹事会は希望された方のみで構成されております。また、活動に関しても活動ごとに希望者が集って行われております。
 
q 近年「人気がある学校」「大学合格実績を伸ばしている学校」に挙げられることに対する自己分析と今後の方針を教えてください。
a 本校の教育への取り組みが評価されるのは大変ありがたいことと思います。しかし、大学合格実績はあくまでも結果の一つであり、本校の目標は「社会に有為な女性」の育成であり、将来を見据えた教育なので、合格実績により教育方針が変わることは特にありません。
 
q 保護者はどんなタイプが多いと思われますか?
a いろいろなタイプの方がいらっしゃいます。しかし、入学したからには家族の方全員が洗足を好きになってほしいと思いますし、そのような学校にしなければならないと考えています。時には生徒や保護者の方の励ましが大きな支えになり、「洗足ファミリー」を実感いたします。
 
q 担任教師が授業を持つのでしょうか?
a ほとんどの場合、担任教師は自分のクラスの授業を受け持つようになっていますが、分割授業や専門性のある教科の場合には授業を持たない場合もあります。
 
q 中学と高校の先生は分かれているのでしょうか?(中学2年も教えるが、高校2年も教えるというような。)
a 本校は6年間の中高一貫教育を行っております。教員も中学と高校を分けることはありません。中学2年生の担任を受け持っている先生が、高校2年生の授業を担当するということもございます。
 
q 制服はなぜ緑なのですか。
a 制服の緑は、生命力に溢れた雄大な森の緑、地球上の全ての生命体を包み込む包容力のある教育環境(学園)をイメージしたものです。
 
q 洗足にしかないもの、特長、自慢についてお聞かせください。
a 音楽大学が同じキャンパス内にあることから音楽活動が盛んであることです。洗足オーケストラ・吹奏楽部・弦楽合奏部・合唱部・軽音楽部等の音楽系の部活動が多く、授業では中高の教諭に加え、大学の音楽講師や大学院生も交えて楽器の演奏技術を修得します。音楽専用ホールである学園内のホール(前田ホール)で入学式、卒業式、合唱コンクール・文化祭などの行事が行われることを考えると、これらが他校にはない大きな特色であると考えられます。また、不易流行を是としていることも本校の特徴です。創立者の建学の精神「謙虚にして慈愛に満ちた女性を育む」という本質的目標と、社会の変化に対応するために、教育イノベーションを断続的に行ってきました。社会に求められる学際的な研究ができるように、文理コースの壁を取り払い、分野横断的な主体的な学びを目指しています。社会に対応して変化を続ける姿勢は、本校の「特長」と言えると思います。
 
q 女子校ならではの教育は行われていますか。
a 「学力形成」に関しては、個人差はありますが女子は男子に比べ一歩一歩階段を上るように学力が向上する傾向があります。この女子の成長の動きにあわせたカリキュラムや授業展開洗足学園では実施しております。具体的には家庭学習の行い方に対するアドバイスや宿題・小テストの行い方など、すべてこれまでの女子教育のノウハウから導き出されたものです。「人間形成」に関しては、例えば、体育祭や文化祭などの行事に関して、女子校ではすべて女子で行います。力仕事から細かく人を動かしていく仕事まで男子がいればややもすると男子に任せてしまう分野も含めて様々な経験を得ることができます。また女子として身に付けるべき礼法の授業や華道・茶道といったなかなか共学校では行う機会の少ない授業を通して日本文化の中における人間のあり方を学んでいきます。
 
q 教員の質の向上のために何かやっているのですか。
a 校内外で実施する研修には積極的に参加し、結果をフィードバックしあっています。また、教科や学年などチームごとの連携を密に取り、常に協働を心がけています。
 
q 「平和」について学び考える機会はありますか?
a 中学3年の修学旅行では、平和学習をひとつの柱としています。事前学習のうえ、長崎原爆資料館での講話、フィールドワーク、平和公園での式典などを行います。また、授業はもちろん、国際理解などの総合学習を通じ、多角的に考える機会を日頃から設けています。
 
q ダイバーシティについてどのようにお考えですか?洗足学園ではどのように学べるのでしょうか。
a 帰国生と一般生が同じ教室で学ぶことが、ダイバーシティ教育のまさによい機会ではないでしょうか。女子校ですが男性教員もいること、多様な国籍の教員がいること、総合学習や学外活動で数多くの他者と関わることなどからも、生徒は多様性の意義を学びます。また、中学2年の総合学習は「ボランティア」がテーマです。自ら選んで参加したボランティア活動の内容を報告しあい、高齢者や障碍者と関わりを持った体験を共有します。
 
q 今後の少子高齢化のなかで、女子教育はどのような方向に向かうのでしょうか。
a 少子化が教育に及ぼす影響のひとつには、学校や地域で集団活動を行いづらくなることが挙げられています。部活動や実行委員会などで女子が主体的な活動をおこなう機会は、より貴重なものとなっていくのではないでしょうか。
 
q 平塚裁縫学校から洗足学園となった歴史、最近国公立大学上位校への進学率が高まった背景を教えてください。
a 洗足学園の創立者である前田若尾は将来学園を幼稚園から大学までの総合学園にするという大きな夢を持っておりました。
戦争も終わりこれからという時に病に倒れ1947年に逝去いたしましたが、その志を継いだ女性たちによって裁縫女学校としてスタートした学園は総合学園としての洗足学園に発展していきました。
現在では幼稚園から大学院までを擁する総合学園として創立者の夢を叶えております。国公立大学上位校への進学率の高まりは様々な要素が重なってのことと考えております。
例えば2003年に本校が方針として定めた「総合力育成宣言」をもとに大学受験科目だけにとらわれない真の学力の育成を意図して、高校3年の最後まで5教科全てを履修するカリキュラムを創り上げましたが、結果としてこのカリキュラムが国公立大学上位校に合格できるだけの基礎学力を育てることに効果的であったことが挙げられます。
また、将来を見据えてのキャリア教育も進路の幅をできるだけ広くとることができる国公立大学上位校への志望に繋がったのでは考えております。
 
q 長期にわたり重要だと考えている価値観は何ですか。それを継続するための取り組みを教えてください。
a これからの社会で活躍するための、答えのない課題に果敢に挑戦する「意欲」と「能力」です。そのためにはまず知識を吸収し確固たる土台をつくり、その知識を活用して自らの考えを持つに至る思考力を身に着けるプロセスが必要であると考えています。具体的には授業の中で、生徒自らが考えることをより拡充していきます。また、必須スキルであるICT教育を充実させ、設備面でも準備をしてまいります。一方で心の教育も忘れてはなりません。「謙虚にして慈愛に満ちた心を育む」という建学の精神のもと、奉仕の精神を養うボランティア活動や茶道・華道の授業を通じて日本人としてのアイデンティティを養う取り組みも行っております。
 
q グローバル・多様性に関連して、英語圏以外の言語・文化教育についてどのようにお考えですか。帰国生以外に外国籍の生徒は何人くらいいますか。
a 多様性は非常に大切な要素と考え、中学1年から国際理解教育を行っています。中学2年のグローバルヴィレッジ、中学3年の修学旅行など、学年に合わせて英語圏以外についても学んでいきます。プライバシーに関わる国籍は調査していませんが、他者との違いを尊重し学びに活かす風土があります。
 
q iPadやChromebookを使用することで、文字を書いたり、手を動かして問題を解いたりすることがおろそかになりませんか。入学後に授業のノート指導やレポートなどはあるのでしょうか。
a ICT化の進んだ現代でも、手を動かして問題を解き、文章を書くのは非常に大切な力だと考えています。特に中学生のうちは、プリントはもちろん授業用ノートやテスト直しノートを適宜回収し、理解度確認とともに細かい記述指導もします。
 
q 洗足会とはなんでしょうか。
a 学園と家庭の連絡協力のための保護者組織を「洗足会」と呼んでいます。
各クラス3名の委員、中央役員、有志のお父様で構成される「Fathers'」、手芸・合唱・弦楽合奏・ソフトボールのサークルが活動しています。
 
q 夫婦共働きなのですが、保護者会には毎回出席する必要がありますか。
a なるべく出席していただきたいのですが、ご事情がある場合は欠席でもかまいません。お嬢様を通じて資料をお渡ししています。なお、年間3回のうち1回以上は土曜日に開催しており、日程は早めにお知らせしております。
 
q 保護者が学校に来る機会は多いのでしょうか。
a 保護者の方には、年間3回の保護者会と担任との個別面談で学校にご来校いただいております。また、クラス役員として、1クラス3名の方にクラスの保護者の取りまとめ役をお願いしております。クラス役員の主な活動として、年間4回の運営委員会への出席と、文化祭でのバザーに出品する寄贈品作成会や懇親会を年間1~2回程度企画していただいています。一般の保護者の方にはバザーの寄贈品の寄付や製作、懇親会への参加にご協力いただいています。
 
q Chromebookの使い方にはどのような規制がありますか。自分のものとして自由に使える(使えてしまう)のでしょうか。
a Chromebookは学校の教材として購入していただくため、各教科で必要なアプリケーション以外をインストールすることはできません。フィルタリングもされています。使用するルールとしては、貴重品としてロッカーに施錠保管すること、充電は家庭で行うことなどがありますが、基本的には各自の規範意識を信頼しています。
 
q IBプログラム導入の予定はありますか。
a 全面的にIBプログラムを導入する予定はありません。しかし、本校の英語科の教育目標は、バカロレア教育の学習者像とほぼ同じ人間像を育成することを目指し、様々なチャレンジを続けています。また、社会科でもバカロレア教育のレポート方式をモデルとして、論拠をもって論じる経験を積んでもらっています。
 
q 近年入学してくる生徒に変化はありますか?生徒の変化に学校はどのように対応しているのでしょうか。
a 毎年すばらしい生徒が入学してきてくれますが、意欲や思考力、学ぶ力は年々向上しているように感じます。学校としても教員一人ひとりとしても、カリキュラム検討や研修への参加など日々さまざまな取り組みをしています。
 
q 先生方の平均年齢が比較的若いと聞きました。背景やフォロー体制について教えてください。公立の小学校で大学卒業直後の先生がクラス担任となり、クラス環境に不安を感じた経験があります。
a 平均年齢は35歳程度です。強いて挙げるなら、学校を改革していく過程で普通科の教員を増員したためです。学年には6名の担任に加え、2~5名の副担任がおり、職員室の近い席で業務を共にしています。生徒の日頃の様子などを頻繁に共有し、お互いに助け合える風土があります。
 
q 保護者の海外転勤などについていく場合、のちに復学することは可能でしょうか。なにか条件がありますか?また、戻ってきたときに帰国生クラスに入れるのでしょうか。
a 国内、国外を問わず一度入学された生徒が保護者の転勤などの理由で他校に移る場合は、二重学籍を避けるため転学・退学という形となりますが、数年後に復学を希望する場合は、何年生への復学も転編入という形で認めています。一般入試で入学された方が海外転勤後復学する際、帰国生クラスを希望される場合は、ネイティブ教員による面接試験を受けていただき、合格されることで帰国生と同じ授業を受けることができます。
 
q 家計急変等、経済的理由により通学が困難となった場合、通学を継続するための学校独自の奨学金等はありますか。そのようなものがない場合、どのようなタイミングで退学するのでしょうか。
a 保護者の方が亡くなられて就学の継続が困難な生徒に対しては、「洗足会育英資金」が用意してあります。また、経済状態の芳しくない家庭の生徒には同窓会からの「若尾会記念奨学金」もあります。
 

page_top